コーティングトラブルを未然に防ぐための
事例から学ぶコーティング技術トラブル対策~錠剤および微粒子コーティングカプセル剤OD錠DDS製剤【WEB受講(Zoomセミナー)】

コーティング基剤と技術的手法,トラブルシューティング,スケールアップ技術,硬カプセル剤製剤化のポイント,コーティングの基礎と基剤・選択,トラブル対応,OD錠およびDDSに関する製剤技術について,具体的事例を踏まえわかりやすく解説する特別セミナー!!
講師
秋山錠剤株式会社 品質保証部 製剤開発課 顧問 理学博士  阪本 光男 先生
日時
2021/12/3(金)10:00〜16:30
会場
*本セミナーは、WEB受講のみとなります
会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
講師
秋山錠剤株式会社 品質保証部 製剤開発課 顧問 理学博士  阪本 光男 先生
日時
2021/12/3(金)10:00〜16:30
会場
*本セミナーは、WEB受講のみとなります
会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
受講形式
WEB受講のみ
*本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

受講対象
・医薬品製剤および原料製造、食品および健康食品製造などに携わる業種の方
・研究開発、製造、品質管理などの所属部署の方
・はじめて固形製剤の研究、製造等の業務に携わる方、中堅の方

予備知識
物理、化学に関する基礎知識

習得知識
1)コーティング基剤とコーティングの技術的手法の適切な選択方法に関する知識
2)フィルムコーティングに関するトラブルシューティング
3)フィルムコーティングに関するスケールアップ技術
4)硬カプセル剤の製剤化のポイント
5)ソフトカプセル基剤の選択による成分(薬物)の安定化
6)微粒子コーティングの基礎と基剤(膜剤)およびコーティング装置の選択
7)微粒子コーティング技術による腸溶性、徐放性コーティング粒子を含有する錠剤化方法
8)微粒子コーティングのスケールアップにおけるトラブル対応
9)OD錠およびDDSに関する製剤技術

講師の言葉
 コーティングは、苦味・臭気等のマスキング、光・酸素・湿気などからの変質の防止、薬物との相互作用の防止、そして商品価値を高める等の役割を有する。
 本講演では、はじめに錠剤コーティングのポイントに付いて解説する。
 次に、フィルムコーティング、糖衣錠、微粒子コーティングに関して事例の紹介を含めて説明し、サプリメント(食品)のコーティング事例、硬カプセル剤の製剤化のポイント、ソフトカプセルの製造法、ソフトカプセル基剤の選択と成分の安定化、吸収性の向上、シームレスカプセルでは、ビフィズス菌の三層カプセル技術について説明する。そしてコーティングにおけるスケールアップ事例にも触れる。

プログラム

「コーティング技術とトラブル対策」
・コーティングの役割(変質の防止、商品価値を高める、マスキングなど)
・錠剤コーティングにおけるポイント
 (素錠の特性、コーティングにおける濡れと乾燥の制御、コーティングの均一性)
・コーティングのメカニズム(粒子に働く力:付着力と分離力)
・コーティング基剤の選択(基剤の粘着性評価)
・コーティング装置(通気式乾燥コーティング装置、転動流動層、ワースター流動層など)
・シュガーコーティング(糖衣錠の概要、トラブルとその改善法)
・医薬用コーティング基剤と食品用コーティング剤(水溶性、腸溶性および大腸崩壊性基剤)
・フィルムコーティング事例(実用的なコーティング液の粘度、ミスト径、噴霧速度など)
・熱水分散液を用いたフィルムコーティングの事例
・水分散系コーティング剤のフィルム形成とコーティング事例
・乾式コーティングの概要と事例
・フィルムコーティングのトラブルシューティング
・水系コーティング3大トラブル(ピーリング、ブリッジング、ブラックネス現象)とその対策
・錠剤コーティングの品質における打錠用顆粒の造粒法の影響(攪拌および流動層造粒法)
・サプリメント(食品)におけるコーティング
 (潮解性成分の改質、錠剤の割れ・欠けを防止、イチョウ葉エキス末含有錠、耐酸性を有するビフィズス菌製含有錠の製造)
・硬カプセル剤の製剤化のポイント
・硬カプセル充填機と充填量の変動抑制方法
・ソフトカプセルの製造法
・ソフトカプセルの基剤と安定性および吸収性(ゼラチンと植物性基剤との酸素透過性の比較、コエンザイムQ10の安定性と吸収性)
・シームレスカプセルの製造法とビフィズス菌の三層カプセル化技術
・微粒子のコーティングの概要と水系コーティング剤の比較(水溶液系とラテックスとでの凝集粒子の発生は?)
・微粒子コーティングとその錠剤化事例(徐放性および腸溶性コーティング粒子含有錠)
・微粒子コーティングのスケールアップにおける問題点
  ①溶出が合わない ②団粒が大量に発生する ③核粒子が破壊されてしまう
・コーティングにおけるスケールアップでの問題点(糖衣コーティングの均一性)
・フィルムコーティングのスケールアップ事例(スケールアップの手法とコーティング時間の短縮およびドラムへの錠剤付着防止)
・最近のコーティング機の動向(錠剤の連続生産システムとしての新規コーティング機の開発)

「コーティング技術の応用Ⅰ:OD錠における製剤技術」
・口腔内崩壊錠の製造方法の推移(第一世代~第五世代)
・口腔内崩壊錠に用いられる賦形剤(プレミックス型添加剤、高機能マンニトール)
・サプリメント口腔内崩壊錠の添加剤(賦形剤、結合剤、崩壊剤および滑沢剤いついて)
・空隙率を保持した状態で錠剤硬度を高める方法
・口腔内崩壊錠の事例(直打用賦形剤として流動層造粒法、噴霧乾燥法で製したマンニトールをそれぞれ用いたOD錠の成形性、崩壊性および摩損度の比較)
・口腔内崩壊錠の多機能化への製剤技術
 1)苦味のマスキング(マトリックス、コーティング、シクロデキストリン、甘味料など)
 2)光に不安定な薬物の製剤化
 3)徐放性有する製剤

「コーティング技術の応用Ⅱ:DDSにおける製剤技術」
・DDS(薬物送達システム)とは(必要な時間帯に必要な量の薬物を必要な部位に送達する)
・薬物放出制御技術
 1)膜透過制御型
 2)マトリックス拡散制御型
 3)浸食溶解制御型
 4)浸透圧制御型
・製品化されている放出型DDS製剤
・サプリメントにおける成分放出制御技術

講師紹介
略歴
日本大学理工学部を卒業
エーザイ株式会社製剤研究室に入社、ジェネリックメーカ、一般薬メーカの製剤研究室室長を経て、
現在、秋山錠剤株式会社製剤開発課 顧問
所属学会
日本薬学会
学術雑誌
日本薬剤学会会誌「薬剤学」:70(2)141-150P(2010)
「苦味薬物をマスキングした口腔内速崩壊錠の開発」
(親水性の苦味モデル薬物として、塩酸ピリドキシンを用いた検討) 他 日本薬剤学会会誌「薬剤学」多数掲載