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粉体操作トラブル防止のための

粉体・微粒子帯電・付着基礎知識

~基本的な考え方・測定法・制御技術~

【WEB受講(Zoomセミナー)ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

オープンセミナー WEB受講

化学医薬食品・化粧品

粉体・微粒子の特性評価に関する基礎,粉体・微粒子の帯電・付着の考え方,粉体・微粒子の帯電・付着の測定法・制御テクニック,微粒子ハンドリングの勘所,今後のトレンドについて,豊富な経験に基づき,事例事例を交えながら詳しく解説する特別セミナー!!

講師

PHTS / パウダーハンドリングテクニカルサポート 代表 松坂 修二 先生

京都大学名誉教授 博士(工学)

講師紹介

日時
2025/8/5(火) 10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
PDF資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

WEB受講のみ

 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。

受講対象

化学、食品、薬品、電機、機械、セラミックスなど、
粉体と静電気に興味がある方ならどなたでも。

予備知識

高校卒業程度の知識があれば理解が進みます。

習得知識

1)粉体と微粒子の特性評価に必要な基礎知識
2)粉体・微粒子の帯電・付着の基本的な考え方
3)粉体・微粒子の帯電・付着の測定法・制御技術
4)微粒子ハンドリングの勘所 など

講師の言葉

 粉体・微粒子は、壁との接触、摩擦によって容易に帯電します。帯電した粒子は壁に付着したり、放電したり、電場中で移動したり、粉体操作に多大な影響を及ぼします。

 本セミナーでは、静電気力、ファンデルワールス力、液架橋力に関係する粉体・粒子のハンドリングの難易性を予測するために必要な基礎知識、付着の考え方、付着力の測定法および制御法を分かりやすく解説します

 また、粒子の電気的性質の基礎、帯電の支配因子、静電気の計測法、制御法を分かりやすく解説します。さらに、粒子帯電の実際と応用の具体例を示しながら、微粒子ハンドリングの勘所および今後のトレンドを解説します。

プログラム

1.粉体・粒子の基礎知識

1.1 粒子径
定義、粒度分布
1.2 粉体・粒子の密度
定義、測定法

2.付着の評価と制御の基礎

2.1 粒子の沈着、付着の実例
2.2 付着力の基礎
ファンデルワールス力、静電付着力、
液架橋力、各種付着力の比較、付着力測定法
2.3 付着強度分布の測定
測定、評価法、測定例
2.4 付着の制御
表面改質、表面粗さ

3.静電気の評価と制御

3.1 電気的性質
電気伝導性、電気物性測定法
3.2 帯電機構
接触帯電の基礎、粒子の繰り返し衝突帯電
3.3 帯電に関する各種計測
各種測定法:帯電量、電荷移動量、
帯電量分布、計測システム
3.4 粒子帯電の実際
繰り返し帯電の測定、管内固気二相流における粒子群の帯電の測定、外部電場中の帯電粒子の静電気力の測定
3.5 粒子帯電の応用
材料を利用した粒子の帯電量制御、
外部電場を利用した粒子の帯電量制御と特性評価、外部電場を利用した帯電粒子の運動制御
3.6 今後のトレンド
誘導帯電の応用、帯電粒子の浮揚、
気中分散、混合、軌道制御、積層技術

4.質疑応答

まとめ

 質疑・応答

略歴

2024年 PHTS / パウダーハンドリングテクニカルサポート 代表
2009年 京都大学教授
1989年 京都大学着任
1983年 東レエンジニアリング入社

受賞歴(抜粋)
2022年 IMFTF Outstanding Contribution Award
2021年 ホソカワ粉体工学振興財団 KONA賞
2018年 粉体工学会 APT賞
2018年 粉体工学会 論文賞
2018年 化学工学会 研究賞
2010年 日本画像学会 論文賞
2002年 粉体工学会 論文賞

所属学会(抜粋)
粉体工学会、日本エアロゾル学会、静電気学会、化学工学会、日本粉体工業技術協会

役職(抜粋)
粉体工学会 理事、日本エアロゾル学会 理事、静電気学会 代議員、化学工学会 代議員、日本粉体工業技術協会 教育部門マネジャー

著作
論文:118件、解説:43件、特許:25件

書籍(分担執筆)
粉体工学ハンドブック、粉体工学便覧 ほか 21件