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利益を生む設計思考と低減ノウハウ習得のための

実例ぶ!設計段階からめるコスト低減実践技術

【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ:ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)

オープンセミナー 会場受講WEB受講

エレクトロニクス機械

「その図面が利益を削っていないでしょうか?」設計の早い段階で“気づける”視点を持つことが、コスト競争に勝つ第一歩です。本セミナーでは、材料費・人件費の見積りから、実際の設計事例に基づく低減策まで、実務で活用できる“考える力”と“実践力”を習得できます!!

講師

ほうきたコンサルタント 代表 伯耆田 淳 先生

元(株)日立製作所

講師紹介

日時
2025/9/9(火) 10:00〜16:00
会場
受講料

(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円   

※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。

テキスト
製本資料(受講料に含む)

受講概要

受講形式

会場・WEB

受講対象

製品設計や開発の実務を行っている初心者から中堅の技術者。

予備知識

機械工学の基礎があれば理解が進みます

習得知識

1)コスト低減設計に関する基礎知識(材料費や人件費の見積もり、など)

2)コスト低減設計の具体的なやり方

3)コスト低減設計案の事例

講師の言葉

 製品のコストを低減することは、製品の収益を確保するために非常に重要で必要不可欠なことです。生産をしている製品コストの構成を見るとほとんどの製品における材料費と人件費(加工、組立、検査の費用)は約5割以上です。そして、これらのコストは図面仕様に依存しますので、製品開発段階における設計に影響を受けます。

 つまり、設計でコストが決まるといっても過言ではありません。設計者が製品開発で図面を作成するとき、機能に限らずコストにも気を配り設計する必要があります。そして、設計者がコストを下げる設計ノウハウを持つ必要があります。この講義では材料費と人件費の算出方法を具体的に説明し、そこからコストの低減方法を学び、事例を具体的に学ぶことでコスト低減設計の理解を深めます。事例を学ぶ時は、一緒に講師と考えながら、設計対象のコスト低減設計をどのように生み出すかを考えていきます。

 また、コスト低減活動の事例を具体的に学び、コスト低減設計案の抽出の方法、それらの実施における優先順位のつけ方、コスト低減効果のまとめ方などを学び、他の製品に対するコスト低減設計の実践力をつけて頂きます。

プログラム

1.コスト低減設計の意義

 

2. コスト低減設計の実施タイミング

 

3. コストは設計で決まる

 

4. 材料費低減
 4.1 材料費の算出方法と材料費低減
 4.2 材料費低減事例

 

5. 人件費低減
 5.1 人件費の算出方法と人件費低減

 5.2 人件費低減事例

 

 

6. テーブルタップのコスト低減設計
 6.1 テーブルタップの機能
 6.2 テーブルタップの構造
 6.3 テーブルタップの構成部品
 6.4 テーブルタップのコスト見積もり
 6.5 テーブルタップのコスト低減

 

7. コスト低減設計案
 7.1 検討すべきコスト低減設計案
 7.2 コスト低減設計の事例

 

8. コスト低減活動の事例
 8.1 コスト低減の対象
 8.2 コスト低減設計案の抽出方法
 8.3 コスト低減設計案の実施優先順位のつけ方
 8.4 実施したコスト低減設計案
 8.5 コスト低減効果のまとめ方

 

9. おわりに

略歴

1984年4月(株)日立製作所入社

自動車機器事業部佐和工場開発部でターボチャージャの開発。エンジン機器設計部でGM向け熱線流量計付きスロットルボディの開発。

1988年9月~1993年8月

日立オートモーティブプロダクツ(アメリカ)Inc.に駐在。

1993年9月~1995年8月

(株)日立製作所自動車機器事業部佐和工場エンジン機器設計部の技師。

1995年9月~1996年6月

日立オートモーティブプロダクツ(アメリカ)Inc.に駐在

1996年7月~2001年9月

日本側で発生したターボチャージャの開発問題解決のためアメリカから日本に戻り(株)日立製作所自動車機器事業部佐和工場エ ンジン機器設計部主任技師(1997年から)。

2001年10月~2006年1月

(株)日立製作所とボルグワーナーターボシステムズ(株)のジョイントベンチャーである日立ワーナーターボシステムズ(株)に出向して戦略購買課長。

2006年2月~2013年6月

日立オートモーティブシステムズ(株)EMS設計部の主任技師。

2006年6月~2013年3月

日立オートモーティブプロダクツ(アメリカ)Inc.に駐在、設計部のダイレクターとしてアメリカでの高圧燃料供給システムのGMとの開発とその生産立ち上げを推進。

2013年4月~2017年6月

日立オートモーティブシステムズ(株)EMS設計部の担当部長。

2017年7月~2023年3月

日立オートモーティブプロダクツ(アメリカ)Inc.に駐在、設計部のシニアダイレクター。

2023年4月~2024年4月

日立Astemo株式会社の人材統括部総務部教育課。

2024年5月から現在

ほうきたコンサルタントを立ち上げ、技術と英語の支援を推進中。

ワールドテック株式会社の講師、会社プラーナーのシニアコンサルタントとして活躍中。

所属学会

日本機械学会に所属していましたが海外駐在のため退会