
形骸化DRからの脱却
品質保証のためのデザインレビューの効率的・有効な進め方
【会場/WEB選択可】WEB受講の場合のみ,ライブ配信/アーカイブ配信(7日間、何度でも視聴可)
ISOのため?チェックのため?──そんな“やらされDR”から脱却せよ。デザインレビューが形骸化する理由を構造から見直し、FMEA・DRBFM・FTAを駆使して、未然防止・品質向上・開発効率化を同時に実現します。上位概念から現場実務まで、QCDを守る本来のDRを取り戻す1日。実務者・管理職が“レビュー疲れ”から脱却し、自信を持って推進できる仕組みと運用のコツを伝授
- 講師
CS-HK 代表 上條 仁 先生
元 日立製作所
国立東京農工大大学院 非常勤講師
- 日時
- 2025/9/16(火) 10:00〜16:00
- 会場
- 受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
- テキスト
- 製本資料(受講料に含む)
受講概要
- 受講形式
会場・WEB
- 受講対象
・デザインレビューをやっているけども、やり方への疑問や、効果が上がらないと思う方
・ISO9001を取得している、取得しようとしているがデザインレビューで困っている方
・デザインレビューにおいて未然防止であるFMEA・DRBFMやFTAを活用したい方
・製品企画、設計開発、試作・製造、生産技術、設備、品質保証に関係する技術者、管理者
- 予備知識
・特に必要としません、わかりやすく解説します。
- 習得知識
1)デザインレビューの本来の意味と目的や、ISO9001との関係が再確認できる
2)顧客対応や設計開発を効率化するためにデザインレビューの考え方が学べる
3)自社におけるデザインレビューの課題とその原因が明確になるとともに、効果的な実施のコツがつかめる
4)FMEA・DRBFM、FTAのデザインレビューでの効果的な使い方が理解できる
5)実務者(管理職)として、デザインレビューへの対応の仕方、事前準備のあり方、求められる役割などを認識できる など
- 講師の言葉
デザインレビューによって、開発効率があがっていると実感していますか。ISO9001を取得したために実施している、実施しないと認証が維持されない、結局は形だけになっている、という意見も聞きます。指摘されることばかりで宿題が増えるだけ、余計な仕事ができるだけ、すんなり合格なんてありえない、ということもありませんか。
本講座では、デザインレビューの本来の意味や目的を再確認し、なぜ上手く進められないのか、活用できないのかを考えます。そして、デザインレビューを無理なく効果的に行うコツやポイントを解説します。デザインレビューの教科書的な事細かな解説ではありません。要点を端的に述べ、そのために現場の実務者や管理職が取り組まなければならない点について、様々な事例を交えながら解説します。
- 受講者の声
上條先生の熱意が伝わる講演で、過去の実例を示していただいたので非常にわかりやすかったです。受講側としては、事前にもう少し手法の知識を習得しておくべきだったと反省しています。各手法の作り方の実技があると今後の業務に活かせるのに、と感じました。
現在抱えている課題のブレイクスルーとして、とても有意義なセミナーでした。 単純に標準化の手法を教えて頂くのではなく、「なぜ必要なのか」や「○○はなぜダメなのか」、「そもそも標準化とは何なのか」など、周辺の考え方なども分かりやすくご説明頂けたところが良かったです。
とても有意義に学ぶことができました。社内に持ち帰り少しでも実践に繋げたいと考えます。
従来のDRを改善する取り組みを今年から行っており大変勉強になりました。自分自身DRやそのツールなどをほとんど理解していない状態で今年から取り組みを始めたため踏み込んだ質問も出来なかったのが残念でした。
上條先生の経験談や、ご本人曰く少し逸れたお話も、個人的にはとても面白く感じました。淡々と進む講義よりも、今回のような講義の方が楽しみをもって聴講できます。
プログラム
Ⅰ.デザインレビュー本来の意味と目的
1.デザインレビューの目的・効果
2.デザインレビューの誤解:意味が無い、やりたくない原因は
3.効果のあるデザインレビューとは
4.ISO9001の要求内容
5.デザインレビューの心構え
6.デザインレビューと顧客満足:設計検証と妥当性の確認の違いと必要性
Ⅱ.上手く進められない、形骸化してしまう、活用できない理由、原因、事情
1.実施時期について
2.議論と判定、デザインレビュー内容に対する出席メンバーの関係
Ⅲ.デザインレビューの効果的な進め方、道具、コツ
1.事前準備と報連相の必要性
2.課題や問題の視える化・共有化の必要性、その方法・道具
3.未然防止の考え方:FMEA・DRBFMとFTAの違い、使い分けによる有効化
まとめ
質疑・応答
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