UXに向き合うための最も大事な考え方・視点,UXの基礎知識,UX向上のための具体的な技法,UXの観点での品質評価,UXをビジネスに活かす考え方について,様々な事例を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
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株式会社エンジニアリングサムライ 代表取締役 坂東 大輔 先生
(株)日立ソリューションズ,ITベンチャーの取締役CTOを経て現在に至る
- 日時
- 申し込み後10日間視聴可能
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
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(消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
- テキスト
- PDF資料(受講料に含む)
受講概要
- 受講形式
WEB受講
※本セミナーは、オンデマンド受講となります。お申込み後、10日間繰り返し視聴可能です。
※2024年7月に収録した内容となります。
- 受講対象
商品やサービスの企画・設計・開発・評価等の担当者(技術系) プロダクトマネージャ・プロダクトオーナー
新規事業責任者の方 ユーザーエクスペリエンス部門の担当者の方 UXに少しでも興味がある方
自社の製品やサービスがエンジニア視点に偏り過ぎており、ユーザ視点に欠けていると思われている方
自社の製品やサービスが何となく「まとまりが無い(チグハグ)」「価値が曖昧(モヤッ)」「面倒くさい(イラッ)」ように感じられている方 など
- 予備知識
特に必要ありません。
- 習得知識
当講座を通じて、以下の知識を習得して頂けることを目指しています。
1)UXに向き合うための最も大事な考え方・視点・世界観
2)UXの基礎的な知識 3)UX向上のための具体的な技法
4)UXの観点での品質評価の知識
5)UXをビジネスに活かす考え方 など
- 講師の言葉
近年モノづくり界では、ユーザーエクスペリエンス(UX)というキーワードが急浮上しています。日立製作所や東芝などの製造業大手が、UX専門の組織を立ち上げ、巷(ちまた)では「UXデザイナー」という職種の求人も増加傾向にあります。UXという用語の定義は、本講座で丁寧に解説しますが、一言で言うと「製品の使い勝手やユーザーの満足度」を指す概念だと考えてください。営業マンの用語で言うと「CS(Customer Satisfaction:顧客満足)」とほぼ同じ意味です。 機能や性能といった技術面が優れている工業製品やサービスであっても、UXの考慮が欠けていると顧客の不評をうけてしまいます。21世紀のビジネスにおいて、UXは生き残りのための至上命題となりつつあります。
近年では、UXを向上させるのに役立つ方法論(メソッド)が体系化されつつあり、シリコンバレーを筆頭とする米国では、UX向上に役立つ設計開発テクニックのノウハウが確立しつつあります。ものづくり全般の「設計開発」のテクニックの話ですので、IT(ソフトウェア)は勿論のこと、ハードウェアの設計開発にも応用可能です。このテクニックを習得することでUX向上を実現できる(再現性がある)ことから、まさに、UXは「ユーザー満足度向上の科学」と言えます。
他方、残念ながら、日本のエンジニアにUXの思想が浸透しているとは言い難く、かつ、UXに関する知識を体系的に分かりやすく学べる教育プログラムも普及していません。その背景として、日本国内のUXが発展途上であり、UX向上業務を実際に経験したエンジニアの絶対数が少ないことがあります。 講師は大手IT企業にてUX向上業務を実際に経験しました。そして、その経験とノウハウに基づき、「UX虎の巻」という専門書を発刊しております。
本講座では、講師秘伝のUXの極意を余すこと無く体得して頂けます。
プログラム
1. UX概論
1.1 UXの定義
1.2 「UXのハニカム構造」(Peter Morville氏)
1.3 「The Elements of User Experience」(J. J. Garrett氏)
1.4 「誰のためのデザイン?」(D.A. Norman 氏)
2. UXの前提知識
2.1 UXの近況
2.2 21世紀になってUXがクリティカルになっている理由
2.3 機能主義からUX主義へ
2.4 ユーザーとエンジニアの思考回路の違い
2.5 ユースケースと機能の関係性
2.6 「ウォーターフォール」 vs 「アジャイル」
2.7 「仕様(左脳)」 vs 「感情(右脳)」
2.8 製造業のサービス化
2.9 顧客が本当に必要だった物
2.10 UXは21世紀のリベラルアーツ
3. UX向上メソッド
3.1 代表的なUX向上メソッド
3.2 A/Bテスト
3.3 ユーザビリティ・テスト
3.4 アンケート、インタビュー
3.5 プロトタイピング
3.6 ペルソナ
4. UX向上業務の実例
4.1 業務の概要
4.2 立場と役割
4.3 課題と問題点
4.4 技術的提案
4.5 技術的成果
4.6 現時点での技術的評価
4.7 今後の展開
4.8 講師からの提言
5. UX向上プロセス
5.1 ユースケースを網羅的に洗い出す
5.2 ユースケースシナリオを策定する
5.3 UXチェックリストを策定する
5.4 UXテストを実施する
5.5 UX品質の評価を行う (UX品質の捉え方)
5.6 設計の改善につなげる (設計へのフィードバック)
質疑・応答
略歴
2002年3月 神戸大学経営学部卒業。
学士(経営学)取得。
2002年4月〜2014年2月 (株)日立ソリューションズ (旧称:日立ソフトウェアエンジニアリング(株)) 勤務
2010年3月 信州大学大学院 工学系研究科 修士課程 情報工学専攻 修了。修士(工学)取得。
2014年4月〜2015年3月 名古屋のITベンチャー 取締役CTO(Chief Technology Officer) 就任
2015年4月 坂東技術士事務所(個人事業主) 独立開業。
2022年3月 株式会社エンジニアリングサムライ 創立。
おもな専門分野・研究分野
UX(User Experience)、IoT(Internet of Things)、ローカライズ(技術翻訳)、オフショア開発(ブリッジSE)、 情報セキュリティ)、技術経営(MoT)
所属学会
情報処理学会 書籍 ・「UX(ユーザー・エクスペリエンス)虎の巻」 (日刊工業新聞社)
・「中小企業の「システム外注」はじめに読む本」 (すばる舎)
・「英語嫌いのエンジニアのための技術英語」(日刊工業新聞社)
・「図解即戦力 IoT開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書」(技術評論社)
過去のご講演実績、テーマ等: ・2015/9/21 APEC国際会議で日本代表としてプレゼン 「2015 APEC Engineers Workshop」 (http://www.apecengineer.org.tw) その他、UX、IoT、AIといったテーマの講演を数多く行っている。
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