表面改質と分散・凝集技術向上のための
シリカ微粒子特性表面評価法表面改質法分散系
評価調製技術 〜基礎から分散調製表面改質コツ〜

シリカの基本・特性,表面水酸基の構造・評価法,微粒子分散系の基礎,
シリカ微粒子の主に水分散系の研究について,基礎から表面改質のコツ
まで網羅的に,分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 環境応用化学域 
准教授 博士(工学) 武井 孝 先生
(4/1より「首都大学東京」から「東京都立大学」に名称変更)
日時

2020/4/22(水) 10:00 ~ 16:30

会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
講師
東京都立大学大学院 都市環境科学研究科 環境応用化学域 
准教授 博士(工学) 武井 孝 先生
(4/1より「首都大学東京」から「東京都立大学」に名称変更)
日時 2020/4/22(水) 10:00 ~ 16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
受講対象
シリカ(特に微粒子)を扱う研究者や技術者で、シリカ表面の構造や評価法、
シリカの表面改質や分散についての基礎知識を得たい方。


予備知識
特に必要ないが、一般的な化学の知識があるとよりよい。


習得知識
1)シリカ表面の構造と特性
2)表面水酸基の評価法
3)化学的表面改質法とその評価法
4)微粒子の分散の基礎
5)添加物や表面改質によるシリカ微粒子の分散制御 
 

講師の言葉
 シリカ微粒子は工業的に広く利用されている無機材料のひとつであり、その用途は把握しきれない
ほど多岐にわたる。
シリカ微粒子は、大きな比表面積を有するために、その表面特性が、表面や界面が関与する吸着、ぬれ、
表面反応、分散、付着・凝集などの現象を大きく支配する。シリカ微粒子はほとんどが非晶質なので、
表面構造が不明であり、製法によってもその表面特性が異なる。したがって、対象となるシリカの表面
特性を個々に評価する必要が生じる。
 本セミナーでは、まずシリカの基本構造や基本特性、微粒子の製造方法について解説する。シリカの
表面特性として、表面水酸基の構造やタイプ役割、表面水酸基の評価法として、分光法(IR、NMR)、
化学反応を用いる方法を解説する。シリカの表面改質法として化学的改質法に用いる化学物質とその反応
および評価法を解説する。分散系については、一般的な微粒子分散系の基礎知識を解説し、シリカ微粒子
の主に水分散系の研究報告を紹介する。
 さらに、有機溶媒への分散を目的とした表面の改質の評価法として浸漬熱測定を解説する。

プログラム

1.シリカの構造と特性・製法
 1.1 シリカの構造と特性
  ・シリカの基本構造
  ・シリカでも異なる水蒸気吸着特性
  ・シリカの用途と使用形態と機能
 1.2 シリカ微粒子の製法
  ・Breaking-DownとBuilding-Upプロセス
  ・粉砕法、気相法、液相法
  ・微粒子製造法の比較

2.シリカ表面の評価法
 2.1 表面水酸基の性質
  ・表面水酸基の生成要因
  ・表面水酸基のタイプ
  ・表面水酸基の4つの役割
  ・加熱による表面水酸基の脱水酸基と再水酸基化
 2.2 表面水酸基の定性と定量
  ・種々の表面水酸基の評価法
  ・赤外吸収スペクトル法の種類
  ・self-supporting法
  ・拡散反射法
  ・29Si固体高分解能NMR法、
  ・化学反応による定性・定量法
  ・重水置換法
  ・加熱による表面水酸基タイプの変化

3.表面改質法とその評価
 3.1 表面改質法の分類
 3.2 化学的改質法
  ・改質剤選択のポイント
  ・気相法、液相法
  ・アルコールによる改質
  ・アルキルクロロシランによる改質
  ・アルキルアルコキシシラン[シランカップリング剤]による改質
 3.3 表面改質基の定性と定量
  ・分光法、分解・燃焼法
 3.4 表面エネルギーとその評価
  ・表面エネルギー測定法
  ・インバースガスクロマトグラフィーによる表面エネルギー評価
  ・表面改質による表面エネルギーの変化

4.微粒子の分散と凝集の基礎
 4.1 固液分散系における分散・凝集の支配因子
  ・粒子径
  ・帯電と界面活性剤・高分子の吸着
  ・プロトンの授受による帯電
  ・酸化物のゼータ電位と等電点
 4.2 液中での粒子の帯電
  ・電気二重層とDLVO理論
  ・ゼータ電位におよぼす塩の影響
  ・高分子吸着による分散・凝集
 4.3ポリマー中の無機粒子分散系における界面
 
5.微粒子分散系の調製と評価
 5.1 シリカ/液体分散系の調製と評価法
  ・液中における分散・凝集の評価法
  ・分散剤として用いられる化合物の分類
  ・イオン性界面活性剤の添加による凝集と分散
  ・高分子の添加による凝集と分散
  ・表面改質によるゼータ電位の制御
  ・有機溶媒への分散と表面改質
  ・分散嗜好性評価
  ・浸漬熱測定による表面改質微粒子の評価 
 5.2 シリカ/ポリマー分散系
  ・ポリマー中への分散法
  ・浸漬熱測定による疎水性評価


講師紹介
1983年3月 東京都立大学大学院 工学研究科 工業化学専攻修士課程修了
  
所属学会等
日本化学会
日本化学会コロイドおよび界面化学部会
粉体工業技術協会 他