実務ですぐに役立てるための
溶接・ろう接技術【WEB受講可能】

セミナー
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鉄鋼材料に対する溶接全般・ろう接の基礎知識,鉄鋼組織に与える熱の影響,異種金属の接合法・品質に与える影響について、具体的事例を踏まえながら、実践的かつ分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
テクノサポートオーテス 代表  (株)ワールドテック 講師    岡本 邦夫 先生
愛知工科大学 非常勤 講師
日時
2022/3/7(月)10:00〜16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
講師
テクノサポートオーテス 代表  (株)ワールドテック 講師    岡本 邦夫 先生
愛知工科大学 非常勤 講師
日時
2022/3/7(月)10:00〜16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
受講形式
会場・WEB


受講対象 
溶接に関心のある方


予備知識 
特に必要なし  


習得知識 
1)鉄鋼材料に対する溶接全般とろう接の基礎知識
2)鉄鋼組織に与える熱の影響を品質と絡めて習得
3)異種金属の接合法と品質に与える影響を学ぶ など 

講師の言葉  
 各種製品は様々な部品で構成されており、その組み合わせ手法として、(1)ねじ類を用いる機 械的接合や、(2)接着剤による化学的接合、(3)熱によって材料を溶融し接合する冶金的接合等 が用いられている。
 当セミナーでは、冶金的接合すなわち「溶接」と「ろう接」について解説する。 
 溶接には、アーク溶接、スポット溶接、摩擦接合、レーザー溶接など様々な手法があるが、いずれも熱を利用して金属を溶融接合したり、固相接合したりします。品質に着目すると、鉄鋼材 料は熱によって組織変化(変態)するため、密度が変化して、その結果、熱応力や変態応力が生 じて溶接部や熱影響部周辺にクラックが発生したり、寸法変形が起こる。また、異種金属の接合 において、界面で生じる金属間化合物のでき方によって脆くなったりする。 
 正しい溶接を行うためには、溶接の際に生じる様々な現象を、ミクロ・マクロの視点で理解す る事の重要さを認識することが非常に大切である。 当研修において、単に溶接のテクニックを学ぶだけではなく、熱を加えたときの鉄鋼材料に与 える影響までも学んで頂く事によって、正しい溶接を実践するスキルを習得していただきたい と思います 

プログラム

1. 各種接合法と鉄鋼材料の基礎 
1.1  接合の分類 
1.2  当研修の狙い 
1.3  溶接(融接)の接合メカニズム 
1.4  鋼材の熱による影響 
   ・鉄の特徴 ・鉄と鋼と鋳物の違い ・鉄の結晶構造と変態 
1.5  熱処理とは 
   ・概要 ・鉄―炭素系平衡状態図 ・冷却速度による組織変化 
   ・フェライト/オーステナイト変態した時の体積変化 
   ・オーステナイト/マルテンサイトへの変態した時の体積変化 
   ・金属の結晶状態(単結晶と多結晶、結晶粒度と諸特性の関係、事例と留意点、各種欠陥 他) 

2.各種溶接の概要 
2.1  溶接の概要 
   ・分類 ・溶接のメカニズム ・ろう接のメカニズム 
2.2  電気エネルギーによる溶接概要 
   ・アーク溶接各論(被覆アーク溶接、MIG 溶接、MAG 溶接、TIG 溶接、プラズマ溶接 サブマージアーク溶接、
     電源による分類法) 
   ・溶接によるトラブル(溶接割れとは:溶接割れの感受性、硬化度合いと割れ) 
   ・溶接割れとは(高温割れ・低温割れ) 
   ・遅れ破壊の事例 
   ・粒界腐食によるトラブル(概要、腐食への敏感化、事例) 
   ・浸炭処理品の接合(浸炭焼入れとは、溶接性、中・高炭素鋼と溶接性 ・溶接事例(S45C))
   ・表面処理(浸炭処理、窒化処理)の溶接への影響 
   ・抵抗溶接とは(抵抗溶接のポイント、スポット溶接、プロジェクション溶接、シーム溶接 ヒュージング溶接) 
2.3  機械エネルギーを用いた溶接概要 
   ・機械エネルギーを用いた溶接各論(拡散接合、摩擦圧接、超音波接合) 
   ・拡散接合法(拡散接合とは、原理、特徴) 
   ・超音波接合(原理、特徴、用途) 
   ・摩擦圧接(概要、接合プロセス、原理、特徴)
   ・摩擦拡散接合法(FSW)事例(原理、自動車での事例について:鋼/アルミの接合、 特徴、課題) 
   ・異種金属接合〔電食〕と課題  
   ・超音波溶接(原理、特徴、用途)  
2.4  光エネルギーによる溶接 ・光エネルギーを用いた溶接各論(レーザー溶接、電子ビーム溶接)  
   ・レーザー溶接(概要、YAG レーザーによる溶接事例、レーザー溶接の状態、特徴) 
   ・レーザースポット溶接 
   ・レーザー透過溶着 
   ・レーザーハイブリッド溶接、事例) 
   ・電子ビーム溶接(原理、用途、加工法、キーホールの形成、特徴、事例) 
2.5  化学エネルギーによる溶接 
   ・化学エネルギーによる溶接各論(ガス溶接、テルミット溶接) 
2.6 溶接の用途  
   ・概要 ・適用例(アーク溶接:フロントサスペンション等、レーザー溶接:テーラーブ ランク等) 
2.7 溶接に関する留意点  
   ・強度不足 ・溶接割れ ・気密不良 

3.ろう接の概要 
3.1 ろう接とは 
  ・定義 ろう接の種類 
  ・ぬれと拡散/溶解 
  ・拡散/溶解に基づく問題点 
  ・フラックスの働き・鉄の熱処理と性質の変化 
3.2 ろう付けの事例(アルミのろう付け、ステンレスのろう付け ・セラミックのろう付け)  
  ・ろう付けの留意点 
質疑・応答

講師紹介
略歴
1973年 4月~2005年 3月 
(株)デンソー(旧日本電装㈱)開発部にて車載用セラミックス製品、空気浄化フィルタ、燃料電池関連システムの開発・設計 
2005年 4月~2009年 3月 
(株)デンソーテクノ((株)デンソーグループ会社)人材育成部にて技 術者教育の企画と実践 
2009年 11月~現在 
テクノサポートオーテス代表。自動車関連企業等の技術者を対象に技術教育を支援
専門分野
・ねじ締め・トライボロジー・自動車用シール技術・鉄鋼材料の熱処理・表面処理・接着剤・ゴム・鉄鋼材料の溶接/ろう接