1.異物不良による会社の痛みを「見える化」するには?
1-1 損失金額を明らかにして、全員で会社の痛みを覚える。
1-2 どんな改善効果が得られるか?
2.不具合の発生状況を“見える化”するには?
2-1 不具合成績の「見える化」 → グラフの作り方
2-2 歩留まり、直行率、不良率の違いと、有効な追跡指標はどれか?
3.どこで不具合が発生しているのかを“見える化”するには?
3-1 不具合原因の「見える化」ツールとは?
→ 身近な生活用品によるゴミ・ブツの「見える化」ツールを紹介します。
ラベルシート、ダストサンプラー、スモークマシン、ネブライザー、LEDライト、グリーンレーザーシート光源、
Dino-Lite Digital Microscope、粗粒子パーティクルセンサなどの実際の可視化装置の効果を会場で実演します。
3-2 現場の「見える化」実験
気流の見える化、浮遊ゴミの見える化、塗装前の被塗物の表面に付着するゴミの見える化、
帯電したホコリの見える化、床からの発塵の見える化、レーザー可視化装置による発塵現象の観察実演など。
4.ゴミ、異物不良を撲滅する具体的対策とは?
4-1 基本的な考え方は、「囲う」「捕捉する」「発生源を取り除く」
4-2 樹脂ネットと金網のゴミ捕捉メカニズムと効果的な設置方法
4-3 ゴミ・ブツ付着のメカニズムを知る
4-4 床面からの発塵とその対策→掃除の仕方、床からの高さとホコリの量の関係に注意
4-5 工場全体の給排気の考え方→屋外より工場内の方がホコリが多い場合とは?
4-6 塗装用スーツの取り扱い方→洗濯の頻度、保管はどのようにすれば適切か
4-7 塗料中のゴミの観察方法→ガン先から吐出する塗料中のゴミの観察方法
4-8 静電気とゴミとの関係→帯電したホコリの「見える化」実験
質疑・応答
講師紹介
略歴
1981年(昭和56年)青山学院大学理工学部化学科卒業
1981年(昭和56年)大洋製鋼(株)「現;日鉄鋼板」入社 プレコート鋼板の製造技術、塗装設計、品質保証業務
1988年(昭和63年)大金工業(株)入社 プレス製品の資材、工程管理、品質保証、営業
1990年(平成2年) 日立金属(株)入社 アルミホイール塗装技術担当、 製造技術、研究開発、塗装設計
2005年(平成17年)平田技術士事務所 開業 現在に至る