量子ドットの開発に活かすための
量子ドット特性合成法から評価方法応用展開まで 
~最新の開発動向を含めて~【WEB受講(Zoomセミナー)】

量子ドット蛍光体の特性,合成法,評価方法,応用展開,カドミウムの規制,各メーカーの開発動向について,最新情報を踏まえ詳しく解説する特別セミナー!!
講師
東北大学 多元物質科学研究所 教授 小俣 孝久 先生
日時
2021/11/8(月)10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
講師
東北大学 多元物質科学研究所 教授 小俣 孝久 先生
日時
2021/11/8(月)10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
受講形式
WEB受講のみ
*本セミナーは、Zoomシステム利用によるオンラインセミナーとなります


受講対象
量子ドット蛍光体の開発にこれから従事する方から、数年程度の経験のある方
各メーカーの開発動向も紹介するので、新規テーマ探索/研究企画部門の方にも適した内容となっています。


予備知識
特に必要ありません


習得知識
1)量子ドット蛍光体の特性
2)合成法
3)評価方法
4)応用展開
5)カドミウムの規制
6)各メーカーの開発動向 など
 
講師の言葉 
 量子ドット蛍光体は、発光波長を任意に制御でき、かつ、高い量子効率で波長幅の狭い(単色性の高い)発光スペクトルを呈することから、次世代ディスプレイ用発光材料として注目されている。 
 CdSeを使用した量子ドット液晶ディスプレイ(QD-LCD)の上市から開始され、現在はInPを使ったQD-LCDも市販されているが、残念ながらその性能はCdSeに及ばず、InPが量子ドット蛍光体の最終回答なのか否かは非常に注目されている。 
 本講演では、量子ドットとは何か、その合成方法および評価・分析技術、カドミウムの使用規制の動向とカドミウムフリー化の基本的考え方、設計方法と現在の開発動向と将来展望、各種発光素子への応用例をわかりやすく解説する。量子ドットの初学者から既に開発に携わる者まで、幅広い技術者を受講対象とする。

プログラム

1. 量子ドットとは何か
 1-1 バルク半導体との違いは何か
 1-2 量子ドットの作製方法
 1-3 特長を活かせる応用展開

2. 可視光発光材料としてのコロイダル量子ドット
 2-1 CdSeの特徴
 2-2 合成法
 2-2-1 合成の基本的考え方
 2-2-2 合成の実例
 2-3 コア/シェル構造による発光特性の向上
 2-3-1 コア/シェル構造による発光特性の向上
 2-3-2シェル材料の満たすべき要件
 2-3-3 シェル材料による被覆の実例
 2-4 量子ドット蛍光体の評価・分析技術

3. カドミウムの使用に関わるRoHS指令の動向

4. カドミウムフリー材料開発の現状
 4-1 候補材料は何か
 4-1-1 満たすべき要件
 4-1-2 材料探索に有効な量子サイズ効果のシミュレーションの方法
 4-2 III-V化合物半導体
 4-2-1 合成方法
 4-2-2 InP系量子ドット蛍光体開発の現状と課題
 4-3 I-III-VI2化合物半導体
 4-3-1 I-III-VI2化合物半導体のポテンシャル
 4-3-2 (I-III-VI2)-(II-VI)混晶半導体量子ドット
 4-3-3 CuInSe2量子ドット
 4-3-4 CuInS2量子ドット
 4-3-5 AgInS2量子ドット
 4-3-6 I-III-VI2系量子ドットの課題
 4-4 新たな材料系
 4-4-1 ZnTe系混晶半導体
 4-4-1-1 緑色蛍光体Zn(Te,Se)
 4-4-1-2 赤色蛍光体Zn(Te,S)
 4-4-1-3 青色蛍光体Zn(Te,Se)
 4-4-2 有機-無機ハイブリッドペロブスカイト
 4-4-3 カーボン量子ドット

5. 量子ドットを用いた自発光素子
 5-1 量子ドットLED(Q-LED)
 5-2 μ-LED

6. 量子ドット蛍光体のマーケット、メーカー

7. まとめ


講師紹介
略歴
<学歴>
1987年 横浜国立大学工学部 応用化学科 卒業
1989年 横浜国立大学大学院工学研究科 物質工学専攻 博士前期課程 修了
1994年 東京工業大学大学院総合理工学研究科 材料科学専攻 博士後期課程 修了(博士(工学)授与)
<職歴>
1989年~1991年 (株)三井鉱山 中央研究所 研究員
1994年~1996年 神奈川工科大学工学部工業化学工学科 助手
1996年~1998年 大阪大学 助手
2004年~2007年 大阪大学 講師
2007年~2016年 大阪大学 助教授(准教授)
2016年~現在            東北大学 教授
<量子ドットに関わる研究略歴>
2006年CuInS2-ZnS混晶量子ドットで可視発光を世界に先駆けて成功 (Chem.Mater. 18, 3330 (2006))
2009年 CuInS2,CuInSe2コロイダル量子ドットの合成法を発表
2011年 ホットソープ法によりサイズに依存した紫外発光を呈するZnOコロイダル量子ドットの合成法を開発(J. Colloid and Interface Science 355, 274 (2011))
2012年 ZnOコロイダル量子ドットを発光層とした紫外EL素子の開発に成功(Appl. Phys. Lett. 100, 061104(2012))
2014年 CuInS2量子ドット中の点欠陥を同定し,発光メカニズムを解明(J. Mater. Chem. C 2, 6867 (2014))
2015年 安全な原料を使用したInAsコロイダル量子ドットの合成法を開発(J. Cryst. Growth 416, 134 (2015))
2018年 新たな非カドミウム・非鉛系量子ドット蛍光体としてZn(Te,Se)による緑色蛍光体を開発(ACS Omega 3, 6703(2018))
<所属学会>
日本セラミックス協会,応用物理学会,資源・素材学会,固体イオニクス学会,Materials Research Sciety,The Society of Information Displayほか
<受賞歴>
1)Excellent Paper Award, MRS International Materials Research Conference (2008.6.10, Chongqing, China) 「CuInS2コロイダル量子ドットの合成法の開発」
2)第68回(平成25年度)日本セラミックス協会学術賞(2014.6)「酸化物・カルコゲナイド系コロイダルナノ結晶の合成と機能開拓」
3)Royal Society of Chemistry (RSC); Journal of Materials Chemistry C, 2014 Hot Articles
4)「CuInS2中の点欠陥の同定,発光メカニズムの解明」
5)平成27年 大阪大学総長顕彰 研究部門 (2015.7) 「コロイダル量子ドットの合成と素子化」
6)The American Ceramic Society, Richard and Patricia Spriggs Phase Equilibria Award 2017 (October 9, 2017)