洗浄剤の製品開発に役立てるための
洗浄科学洗浄料開発技術
~事例研究を交え製品開発ノウハウを紹介【WEB受講可能】

セミナー
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洗浄科学の基礎,洗浄剤・身体洗浄剤(頭髪、皮膚、口腔)の機能創製・応用技術,
相互作用,損傷発症機構に基づいた“ケア”する身体用洗浄剤の開発指針について,
損傷抑制・補修処方の豊富な事例研究を紹介しながら,分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
株式会社ミルボン 中央研究所  開発顧問 堀内  照夫 先生  理学博士
ライオン(株)にて研究開発,(株)ミルボン中央研究所にて開発顧問 を経て現在にいたる。
日時

2020/10/2(金) 10:00 ~ 16:30

会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
講師
株式会社ミルボン 中央研究所  開発顧問 堀内  照夫 先生  理学博士
ライオン(株)にて研究開発,(株)ミルボン中央研究所にて開発顧問 を経て現在にいたる。
日時 2020/10/2(金) 10:00 ~ 16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
受講形式
会場・WEB

予備知識
特に必要なし

習得知識
1)洗浄科学の基礎知識 
2)洗浄剤(界面活性剤)の基礎知識 
3)身体洗浄剤(頭髪、皮膚、口腔)の機能創製・応用技術 
4)頭髪、皮膚、口腔/各身体用洗浄剤間の相互作用 
5)安全性・環境保全に関する基礎知識  など


講師の言葉
 シュメールで発見された粘土板の楔形文字によれば、紀元前3000年頃、人類は衣類の洗浄を行っていた。
日常生活において、衣類や身体などを「洗う」という行為は、快適な生活や人間関係を円滑にするチケットの
一つと言っても過言でない。
 本講では、「洗浄科学の基礎」について講義した後、身体用(頭髪・皮膚・口腔)洗浄剤について、最近の
知見をふまえて講義する。
衣類用洗浄剤は衣類の表面および布の繊維中にしみこんだ汚れも除去しなければならないが、身体用洗浄剤は、
例えば、毛髪のキューティクル表面や、皮膚の角質表面の洗浄に主眼が置かれている。頭髪洗浄剤に注目すると、
高齢化から高齢・超高齢社会へ移行しつつある時点において、消費者のヘアケア製品に対す購買動機はヘアケア
のファション性、快適性、アンティ・エージング性をうたった、ヘアカラー、パーマ、アイロンパーマなどの製品
が老若男女に注目されてきている。
 しかしながら、これらの美髪料は残念ながら、いずれも毛髪に対して、なんらかの化学的損傷、熱的損傷を伴う
ものである。シャンプーなどの洗浄剤も、従来の・頭髪・頭皮に対する清潔性の維持のみならず、これらの損傷の
低減・抑制化の機能付与が求められている。
 本講演では、化学的、物理的な損傷発症機構に基づいた多面的な視点から“ケア”する身体用洗浄剤の開発指針に
ついて、いくつかの損傷抑制・補修処方の事例研究を紹介する。本講演が安心・安全な身体用洗浄剤の製品開発の
萌芽的指針に結びつくことを期待したい。

プログラム

1.はじめに

2.界面活性剤(洗浄剤)水溶液の物理化学的性質
2-1 界面活性剤の分類と特徴
2-2 界面活性剤の構造要因とその性質・作用
2-3 界面活性剤の相図から類推される製品の品質性能
2-4 界面活性剤水溶液の物理化学的性質
     1)溶解挙動 2)クラフト点 3)曇点 4)臨界ミセル濃度(cmc)とその作用因子 5)吸着等温曲線
2-5 界面活性剤の臨界充填パラメータ(CPP)と分子集合状態

3.洗浄の基礎科学
3-1 洗浄とは
3-2 洗浄手段の探索
3-3 洗浄による「汚れ」の離脱過程

4. 衣類用洗浄剤
4-1 洗浄の対象となる主な汚れの種類
4-2 衣類用洗浄剤の組成と主成分の機能
4-3 ビルダーの効果
4-4 再汚染防止作用
4-5 新規洗浄剤の創製指針
       1)濃縮化 2)部屋干し

5. 身体用洗浄剤

6.頭髪・頭皮洗浄剤
6-1 美髪料の歴史概要
6-2 ヘアケア製品の市場規模推移
6-3 シャンプーに期待する機能
6-4 整髪行動における頭髪/ヘアケア製剤間の相互作用
      1)毛髪の表面および内部構造
      2)界面活性剤のケラチンファイバーへの浸透
      3)界面活性剤による毛髪からの脱脂率
       4)天然油脂の損傷抑制効果
       5)複合界面活性剤によるタンパク変性抑制効果
6-5 [ 2-in-1 shampoo] のコンディショニング効果の発現機構
6-6 毛髪中の水分挙動
6-7 毛髪のレオロジー特性
6-8 ホット・パーマの熱損傷抑制・補修処方
6-9 ESR法による髪の熱損傷評価
6-10 化学発光法による毛髪の熱損傷評価
6-11 スピンプローブ法ESRによる毛髪中の還元度の評価
6-12 カラー剤の褪色抑制

7.皮膚化粧料
7-1 身体用洗浄剤剤
7-2 身体用洗浄剤の市場規模
7-3 皮膚/身体用洗浄剤間の相互作用
7-4 洗顔料
      1)洗顔剤の組成
      2)主な低刺激性界面活性剤
       3)界面活性剤のタンパク変性、皮膚刺激、臨界セル濃度(cmc)
      4)クレンジングクリームの汚れ除去機構
      5)メーク落とし
      6)クレンジング剤の洗浄向上指針
7-5 S/O製剤ー経皮吸収向上

8.口腔用洗浄剤
8-1 口腔用洗浄剤の市場規模
8-2 歯/口腔用洗浄剤間の相互作用
8-3 歯磨剤の技術ツリー 
8-4 歯磨剤の種類
8-5 歯磨剤の成分と作用
8-6 泡状歯磨剤
8-7 口臭予防歯磨剤

9.安全性・環境問題ー主な法規制

10.おわりに
      質疑・応答



講師紹介
東京都立大学理学研究科(専攻:物理化学)修士卒(1971年3月)理学博士(東京都立大学)
1971年:ライオン株式会社入社 ファブリックケア研究所、ビューティケア研究所、
    第2応用研究所(基礎研究)、オーラルケア研究所、物質科学センター(基礎研究)に
    おいて研究開発に従事
2003年:定年退社。
2003年-2007年 神奈川大学工学部 化学教室「三相乳化法によるエマルション燃料」の開発プロジェクトへ
    参画し、大学ベンチャー企業「未来環境テクノロジー(株)」設立(2007年8月6日)に従事。
2008年-2014年:明星大学総合理工学部生命科学・化学系非常勤講師
2014年-現在:(株)ミルボン 中央研究所 開発顧問

所属学会
日本化学会名誉会員