
検図の課題、効率的な設計プロセス、検図の仕組み、検図のポイント、自己検図の仕組みについて、講師の豊富な経験をもとに、実践に即した演習を交えながら分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
株式会社A&Mコンサルト 代表取締役社長 中山 聡史 先生
トヨタ自動車にて、エンジン設計および開発・品質管理・環境対応業務などを経て現在に至る
- 日時
- 2025/12/10(水) 10:00〜17:00
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
- テキスト
- 製本資料(受講料に含む)
受講概要
- 受講形式
WEB受講のみへ変更となりました
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。
- 受講対象
若手設計者からベテラン設計者まで
*業種は機械設計を中心に解説しますが、その知識を電気・電子に応用することは可能です。
- 予備知識
設計プロセスや進め方、基本的な製図知識があれば理解が進みます。
- 習得知識
1)変化点管理プロセスの習得
2)あるべき検図の仕組み
3)あるべき検図のポイント
4)自己検図の仕組み など
- 講師の言葉
昨今の設計部門には多くの負荷がかかっており、働き方改革が叫ばれているにも関わらず、なかなか帰宅できない、休日出勤が多いのが現状です。またコロナ禍により、在宅勤務せざる得ない状況でコミュニケーションが取れないことにより、多くの手戻りが発生しています。それには様々な理由がありますが、設計部門に実施すべき業務が集中しているためだと考えます。設計部門は会社の中で最も情報を有している部門であり、他の部門でも出来る事を情報を持っているが故、なぜか設計者が実施しなければならない状況になっています。
そんな中、完璧な設計をし、間違いの少ない図面を作成し、検図を実施するという事が果たして出来るでしょうか。やはり、業務が集中している中、コミュニケーション不足の中でも効率的に設計を進めなければなりませんし、ポイントをついた検図を実施しなければなりません。検図は本来、検図者と設計者のコミュニケーションの1つなのです。そこから、様々なノウハウが伝承され、設計者の能力をあがっていくのです。 本講座では、効率的に設計を進めた上で、必要な図面のみを検図する方法を解説します。
また、その必要な図面に対しての検図のポイントを解説し、更なる設計品質の向上を図りながら、設計者能力を向上させていきましょう。その結果、今までの働き方を変え、より創造的な業務に集中できる環境を構築しましょう。
- 進呈
講師著書:「正しい検図-自己検図・社内検図・3D検図の考え方と方法」(日刊工業新聞社)を進呈します。
- 受講者の声
計画段階からどのような資料をまとめ、どのような形でDRで審議し、どのような形で検図に回すかという点について、自分なりに意見を持つことができた。
参考になりました。検図に対する認識が変わり、今後実施することで、業務改善が見込めると感じた。
検図に対する意識を変える事のできたセミナーでした。現時点では検図する立場ではなく、自己検図側ですが、今後の設計に生かしていきたいと感じました。
検図の手法以外にも、開発プロセスから掘り下げていただいてとても分かりやすかった。
検図のあるべき姿について、悩んでいましたがいくつかヒントをもらいましので実践していこうと思います。特に自己検図。
プログラム
現状の検図の課題
1 ) 必要な検図と不要な検図
2 ) 不要な検図を実施する事による問題点
3 ) 間違った設計プロセスと検図の進め方
4 ) 正しい設計プロセスと検図の仕組み
5 ) 課題まとめ
6 ) 演習① 現在の検図の課題を抽出しよう!
設計プロセスのあるべき姿と 検図の役割
1 ) 設計の基本概念
2 ) フロントローディング
3 ) 設計プロセスのあるべき姿
効率的な設計プロセスと検図
1 ) 変化点管理の仕組み
2 ) 検図の詳細プロセス
(1) 検図の詳細内容
(2) 検図に必要な準備物と仕組み
(3) 3DCADと変化点管理と検図
(4) グループワーク 検図の演習
自己検図の進め方
1 ) 自己検図とは
2 ) 自己検図のPDCA
(1) PLAN:チェックリスト
(2) DO:自己検図
(3) CHECK:間違いポイントの解析
(4) ACTION:チェックリストへのフィードバック
3 )自己検図まとめ
まとめ
まとめ
Q&A
質疑・応答・応答
略歴
関西大学 機械システム工学科を卒業した後、トヨタ自動車(株)にて、エンジン設計および開発、品質管理、環境対応業務などに従事し、ほぼすべてのエンジンシステムに関わる。 また、海外での走行テストなども経験する。
その後、A&Mコンサルトに入社。
2015年 取締役
2024年 代表取締役 就任
「モノ造りのQCDの80%は設計で決まる!」の理念のもと、多くのモノづくり企業で設計業務改革を推進する。
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