技術者が機械要素を学び設計に役立てるための
ねじばねに関する
目的に応じた使い分けトラブル予防のポイント
【WEB受講(Zoomセミナー)】*録画視聴なし

セミナー
リーフレット
印刷はこちら
「ねじ」や「ばね」の原理や製造方法を教える従来のセミナーとは異なり,「ねじ」と
「ばね」を機械要素として使用する設計者が,加工・選択・設計に活用するための
設計実務について,設計者の立場に立って分かりやすく丁寧に解説する特別セミナー!!
講師
國井技術士設計事務所 所長 國井 良昌 先生
日立,及び,富士ゼロックスで設計業務に携わり,設計プロセス改革や設計審査長を経て現在に至る
日時
2021/9/2(木)10:00〜16:00
会場

*本セミナーはWEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
國井技術士設計事務所 所長 國井 良昌 先生
日立,及び,富士ゼロックスで設計業務に携わり,設計プロセス改革や設計審査長を経て現在に至る
日時
2021/9/2(木)10:00〜16:00
会場

*本セミナーはWEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講形式
 WEB受講のみ
 *本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信(録画視聴なし)となります。

受講対象
 ・企業の開発、品質管理、生産技術関連の若手技術者(機械系)
 ・企業の開発、設計、生産技術関連の検図者(機械系)
 ・企業の開発、設計、生産技術関連への異動者(機械系)
 ・企業の技術教育部門(機械系)


予備知識
 特に必要ありません


習得知識
 1)「ねじ」と「ばね」に関する安全面、設計トラブル、設計ミスに対する対策方法
 2)学問ではなく、設計実務の機械要素に関する学習方法
 3)「ねじ」と「ばね」を機械要素として使用する設計者が、加工・選択・設計に活用するための設計実務

講師著書:ねじとばねから学ぶ! 設計者のための機械要素(日刊工業新聞社)      
        を進呈いたします。メインテキストとして使用します。 

  





講師の言葉  
 機械要素とは、ねじ、ばね、軸、軸受、ベルト、チェーン、歯車(ギア)、カム、などを意味
しますが、この解説だけでは不足かもしれません。そこで講師は、度々「料理を設計、料理人を
設計者」にたとえて説明します。同じ職人同士なのでよく理解できるからです。 
『味噌も醤油も知らぬは料理人の恥』・・・料理の世界で言われている文言です。  
 一方、機械技術者で「機械要素」を知らないということは、味噌や醤油やその他の調味料など
の加工食品を知らないことに相当します。そのような料理人の料理など食したくはありません。
加工食品や調味料の歴史や役目、種類や成分の知識を有していても、調理中における タイミング
や順番、温度や量など実際の各種料理で理解できなくては、料理人にはなれません。単なる料理
評論家となるでしょう。機械要素もまったく同じです。数多く存在する機械要素の書籍やセミナー
は、その各要素 部品における構造や種類などの解説に集約し、知識全体を把握できる「概論版」
です。その どこが悪いのでしょうか?いえ、悪いところなどどこにもありません。知識全体を把握
するための書物やセミナーであり、それが目的の「概論版」だからです。  
 しかし、それら要素部品のひとつも実装設計ができません。これでは、機械設計の評論家になって
しまいます。  
 本セミナーは、機械要素の概論版ではなく、一品でもよいから料理(設計)ができる 「やさしい
料理講座」を目指して指導します。

プログラム

第1章 料理よりやさしい機械要素の習得
1-1 無味乾燥な機械要素に関する学習方法
1-2 衝撃の機械要素ランキング(この順番で学ぶことが効果的)
1-3 間違いだらけ:従来の機械要素の実務情報

第2章 使用頻度ランキング第1位のねじを学ぶ
2-1 ねじのトラブル第1位はねじばか(ねじ山の破損)
2-2 事例:ねじの種別選択ミスとその対策
2-3 事例:ドライバの選定ミスとその対策
2-4 事例:ねじの材料選択ミスとその対策
2-5 事例:締め付けトルクの不良とその対策
2-6 事例:安全率不足とその破断対策
2-7 ねじによる締結と溶接や接着による接合との相違
2-8 事例:ねじに関する電気知識の不足とその誤動作対策
2-9 事例:一部品一機能が設計の原則
2-10 事例:身近なおもちゃに学ぶねじの設計知識
2-11 ねじの締め付けトルクとその軸力

第3章 使用頻度ランキング第2位のばねを学ぶ
3-1 使用頻度ランキング第2位はばね
3-2 ばねのトラブル第1位はへたり
3-3 事例:ばねの形状不具合とその対策
3-4 事例:ばねの材料選択ミスとその対策
3-5 事例:ばねの計算不足とその対策
3-6 事例:ばねの電気知識の不足とその対策
3-7 事例:身近なおもちゃに学ぶばねの設計知識
3-8 「嵌め殺し」の設計テクニックを学ぶ
3-9 材料の相違は概念ではなく数値で語れ!


講師紹介
略歴
横浜国立大学・工学部・機械工学科卒。日立、及び、富士ゼロックスの高速レーザー
プリンタの設計に従事。富士ゼロックスでは、設計プロセス改革や設計審査長も務めた。
1999年より、國井技術士設計事務所として、設計コンサルタント、セミナー講師、
大学非常勤講師として活動中。
所属学会等
・ 公益社団法人 日本技術士会・機械部会
・ 公益社団法人 日本技術士会・埼玉県技術士会
・ 横浜国立大学 大学院工学研究院 非常勤講師
・ 首都大学東京 大学院理工学研究科 非常勤講師
・ 山梨大学工学部 非常勤講師 
・ 山梨県工業技術センター 客員研究員
・ 高度職業能力開発促進センター運営協議会 専門部会委員
書籍
・加工知識と設計見積り力で『即戦力』
・ついてきなぁ!『設計書ワザ』で勝負する技術者となれ!
・ついてきなぁ!加工部品設計で3次元CADのプロになる!
 (いずれも日刊工業新聞社)など多数