1.まずはこれだけ!材料力学の基礎知識
1.1 力とモーメントのつり合い
1.2 荷重/応力/ひずみ
1.3 フックの法則とヤング率
1.4 応力-ひずみ曲線とプラスチック材料の特徴
1.5 支持条件
1.6 重心(図心)
2.代表的な強度計算の方法
2.1 引張/圧縮
2.2 熱応力
2.3 曲げ
2.3.1 はりの強度計算
2.3.2 断面二次モーメント/断面係数
2.3.3 引張特性と圧縮特性について考える
2.4 せん断/ねじり
2.5 座屈
2.6 応力集中
3.プラスチック材料の特性とトラブル対策
3.1 プラスチック材料の特徴
3.1.1 材料特性の決定プロセスとばらつき
3.1.2 結晶性プラスチックと非晶性プラスチック
3.2 温度特性
3.3 粘弾性特性
3.3.1 力学モデル
3.3.2 クリープ
3.3.3 応力緩和
3.4 疲労
3.5 劣化
3.5.1 様々な劣化要因(熱/水分/紫外線/その他)
3.5.2 アレニウスの式を使った寿命の推定
3.5.3 劣化スピードの経験則「10℃2倍則」
3.6 RTI(相対温度指数)
3.7成形・加工の影響
3.7.1ウェルドライン/ボイド/残留応力 他
3.7.2 再生材
4.実務における強度設計の進め方と事例
4.1 要求事項の整理と安全率
4.1.1 製品ライフサイクルから抽出する要求事項
4.1.2 製品の使われ方の想定
4.1.3 ストレス・ストレングスモデルで考える安全率
4.2 トラブルを未然に防ぐ図面、仕様書の書き方
4.3 プラスチック製品の強度設計事例
講師紹介
九州大学学院総合理工学府 修士課程。
東陶機器(現TOTO)にて,ユニットバス・洗面化粧台・水栓金具等の水回り製品の設計・開発業務に従事。
現在は,コンサルタントとして,プラスチック製品メーカーやスタートアップ企業の
プラスチック製品立ち上げ支援などを行う。
日本技術士会 所属