難燃化技術の実務に役立てるための
高分子材料難燃化技術
~データ駆動型配合設計技術~【WEB受講可能】

高分子の難燃化技術概論,難燃化技術のツボ,マテリアルインフォマティクスと
難燃化技術,データ駆動型の配合設計手法,材料物性に与えるプロセシングの影響などについて,
他のセミナーで取り上げられていない樹脂の混練技術のノウハウを含め,
体系的にわかりやすく解説する特別セミナー!!
 
講師
株式会社ケンシュー代表取締役
工学博士 倉地  育夫 先生 
(株)ブリヂストン 研究開発本部,
コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)技術部担当部長を経て現在に至る。
日時
2020/7/10(金)10:00〜16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
株式会社ケンシュー代表取締役
工学博士 倉地  育夫 先生 
(株)ブリヂストン 研究開発本部,
コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)技術部担当部長を経て現在に至る。
日時
2020/7/10(金)10:00〜16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講対象
製品開発にかかわる技術者全員。専門外でも可。
初級から上級技術者まで
 

予備知識
高分子材料の基礎知識


習得知識
1)高分子の難燃化技術に関する知識
2)データ駆動型の配合設計手法
3)材料物性に与えるプロセシングの影響

 

講師の言葉
 高分子の燃焼は急激に進行する酸化反応であり、実火災の科学的研究は困難である。
それでも高分子の難燃化に関する形式知の蓄積が行われてきたが、未だ経験知に大きく依存
する技術分野である。20世紀末に多くの難燃化手法が開発され、ほとんどの高分子の難燃化
が可能になったが、環境問題や経済性の視点では改良の余地が多く残っている。
 しかし、技術開発がほとんどやりつくされた印象のためか、ここ数年新技術が登場してい
ない。
 本講演では高分子の難燃化技術の実務について解説するとともに、ノウハウゆえに類似
セミナーで取り上げられてこなかった樹脂の混練技術について、難燃化技術との関係を考察
するとともに情報化時代の新しい配合設計手法、およびその実務における活用事例を説明する。


プログラム

1.高分子の難燃化技術概論
(1) 高分子の難燃化技術と私
(2) 高分子の難燃化技術の歴史
(3) 高分子の難燃化技術と社会
  A.情報化社会で起きた難燃剤の問題
  B.環境問題と難燃剤
  C.臭素系難燃剤
(4)  高分子の難燃化技術の最近の特許動向

2.高分子の難燃化技術のツボ
(1)耐熱性高分子の事例
  A.高分子の耐熱性
  B.フェノール樹脂の難燃性
(2)高分子の難燃化における二つの戦略
  A.溶融型による難燃化
  B.炭化促進型による難燃化
   ホスファゼン変性ポリウレタン発泡体
(3)熱分析技術について
  A.熱重量分析法
  B.DSC
  C.粘弾性測定
(4)難燃性の評価委試験法
  A.極限酸素指数法
  B.UL94垂直試験
  C.コーンカロリーメータ
  Dその他
(4)プロセシングの影響
  A.フェノール樹脂の事例
  B.PC/ABSの事例
  C.混練技術と難燃性

3.マテリアルインフォマティクスと難燃化技術
(1)多変量解析について
(2)タグチメソッドについて
(3)データ駆動型配合設計技術の事例
(4)ホウ酸エステル変性ポリウレタン発泡体の事例

4.まとめ
 質疑・応答