衝撃現象を理解し実務に役立てるための

衝撃の基礎と衝撃に関する実験・測定手法および衝撃荷重の低減

機械・構造物の衝撃・衝突現象の基礎,衝撃荷重低減,衝撃エネルギー吸収,
 実験・計測方法,解析方法,有限要素解析の注意点について
  ケーススタディを交えてできるだけ数式を使わずわかりやすく解説する特別セミナー!!
講師

国立大学法人 豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 機械工学系 教授 博士(工学) 足立 忠晴 先生

日時
2019/11/8(金)10:30〜17:20
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師

国立大学法人 豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 機械工学系 教授 博士(工学) 足立 忠晴 先生

日時
2019/11/8(金)10:30〜17:20
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
予備知識
 材料力学の知識
習得知識
 1)衝撃応力,衝撃荷重,衝突現象の理解
 2)衝撃現象の計測の基礎知識
 3)衝撃現象の有限要素解析の予備知識
講師の言葉
   衝突だけでなく落下などによる機械や構造物に衝撃が作用することがあり,衝撃に対する
製品の信頼性の評価が求められることが多くなってきています。
 このような構造物に作用する衝撃荷重,それに伴って発生する構造物内の衝撃応力について
 適切に説明された参考書はほとんどない状況です。
 そこで本講演では,機械,構造物の衝撃現象および構造物の衝突現象の基礎について,理論的な
概念の説明,実験方法,解析方法を概説します。
 現象を理解するために必要な原理,概念をできるだけ数式を使わないでわかりやすく説明します。
 また実験にあたっての技術的な問題についてもケーススタディーを通して説明を行います。
 さらに有限要素解析における注意点について解説します。

プログラム

1. はじめに
2. 衝撃問題の考え方と基礎理論
 2.1 応力波と衝撃応答
 2.2 衝突と衝撃荷重
 2.3 材料の力学的特性に及ぼす動的効果
3. 衝撃荷重低減・衝撃エネルギー吸収の考え方
 3.1 衝撃荷重の低減の概念
 3.2 衝撃エネルギー吸収の概念
4. 材料・構造物の衝撃応答の計測・試験方法
 4.1 測定システム
 4.2 ひずみゲージによる測定
 4.3 各種センサーによる測定
 4.4 衝撃試験方法
5. 有限要素法の基礎および解析上の注意点
6. ケース スタディー(実験方法,解析・実験の結果の解釈)
7. まとめと質疑応答
講師紹介

大阪府立大学 工学部 機械工学科 卒業
東京工業大学 大学院理工学研究科 機械工学専攻 修士課程 修了
東京工業大学 工学部 機械工学科 助手
東京工業大学 大学院理工学研究科 機械物理工学専攻 准教授
豊橋技術科学大学 大学院工学研究科 機械工学系 教授

日本材料学会衝撃部門委員会業績賞,日本機械学会材料力学部門貢献賞
日本実験力学会論文賞,永井科学技術財団 永井技術賞,
など

日本材料学会衝撃部門委員会委員長,日本非破壊検査協会標準化委員長などを歴任
現在,日本実験力学会特任理事,日本非破壊検査協会応力・ひずみ測定部門主査など

日本機械学会,日本非破壊検査協会,日本材料学会,日本実験力学会,
日本計算数理工学会,日本複合材料学会