受講形式 WEB受講のみ ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。 ※Live配信のみ、録画視聴はありません。 受講対象 ・入社5年目ぐらいまでの設計、製造、品質保証部門の技術スタッフ ・入社10年目ぐらいまでの製造部門の現場スタッフ 予備知識 予備知識不要 ・日本語が理解できる ・四則演算(+-✕÷)ができる 習得知識 1)モノづくりに関わる方に必須な、データでものを観る見方が分かる 2)データの基本分布形態(正規分布)の理解と、どのように活用するかについてわかる 3)良品を作り続ける能力があるか否かを工程能力指数で判断できるようになる (CpとCpkの使い方注意点、アクションの方向性) 4)現場で製品の品質を維持するための管理図の見方、使い方が分かる 5)相関で2変数の関係性の強さを定量的に把握し、回帰式を求めることで 一方の変数が与えられれば他方の変数の値を予測できる 6)仕入れ先、原材料の違いの有無をデータからどのように判断しているか、 その考え方について理解できる 講師の言葉 ●モノには“ばらつき”があるというが、どのように管理したら良いのか? ●A社と B 社のデータを入手したのが、どのように優劣を判定すればよいのか? ●工場で量産化した製品の品質をどの様に維持管理したらよいのか? この様な悩みを想い抱く技術者、管理者は多いのではないでしょうか。 本研修では、工場、現場にあるデータを整理し、見える化の決め手となる統計的な考え方とその方法を、 (1)講義で手法を理解し、(2)例題を通してさらに理解を深め、 (3)演習を通して具体的な実施方法を自ら体得するという3段階で学び、 「SQCの基礎的な実践力」を身につけることができます。
プログラム
1.SQCとは 1)SQCとは 2)SQCの歴史 3)主なSQC手法 4)問題解決ステップとSQC手法・ツール 5)SQC活用表 2.SQCの基礎 1)統計的なモノの見方、考え方 ①統計の定義 ②データの種類 ③事実/データに基づく ④母集団とサンプル ⑤基本統計量 ⑥正規分布 ⑦不良率 3.工程管理 1)工程能力 ①工程能力指数 ②偏りを持った工程能力指数 ③工程能力の判定と処置 ④工程能力調査 2)工程管理 ①各種管理図 ②Xbar-R管理図 4.相関と回帰 1)散布図と相関係数 2)回帰分析と回帰直線 5.検定・推定 1)検定とは 2)推定とは 6.まとめ 質疑・応答 講師紹介 略歴 1982年3月 名古屋大学工学部 修士課程修了 1982年4月 トヨタ車体㈱入社 工場、生産準備、経営企画とキャリアを積む 2017年4月 ~ コンサルタント、研修講師として活動、現在に至る