1.はじめに
1-1. 確率法で公差設計はするな!
1-2. ゼロ・ディフェクト思考
1-3. 公差設計の現状
2.現状の課題とセミナーのねらい
2-1. 現状の課題
2-2. セミナーのねらい
3.公差設計と公差解析
3-1. 公差概論
3-2. 公差解析の必要性
3-3. 公差の種類
3-4. 公差のJIS規格
3-5. 形状公差:幾何公差記号
3-6. サイズ公差と幾何公差の違い
3-7. 公差解析法
3-8. 公差解析の計算例
3-9. 確率法の成立要件
(理解度チェック)
4.公差を決める設計プロセス
4-1. 構想設計~金型~成型、製品完成まで
4-2. モノ造りでのバラツキの配慮
4-3. 樹脂の成形収縮率
4-4. 公差設計での樹脂の使いこなし!
リコール事故事例とその対処法
5.金型構造と射出成型機
5-1.金型の基本構造
5-2.樹脂射出成型プロセス
5-3.射出成形金型の基本機能
6.樹脂成形での配慮すべき公差設計のポイント
6-1. 成形不具合とその対策形状
6-2. 公差を考慮した樹脂別推奨肉厚
6-3. 公差上配慮すべき金型設計内容
6-4. 設計者が一番知りたいこと!!!
公差値設定のポイント!
(理解度チェック)
7.公差設計の勘所!…演習あり
公差解析は、積上げ公差で行え!
K・S・D(経験とセンスと度胸)が大事!
設計者として押さえておきたいノウハウと事例!
7-1. プッシュボタン構造設計
7-2. プリント基板の位置決め設計
7-3. 樹脂筐体へのブラケット固定設計
7-4. プッシュ操作スイッチ構造設計
7-5. CAD図での架空点/線 対処法
8.公差設計実践…2Stepの勧め
Step1:設計時…積上法で構造考案
Step2:量産後…確率法で部品管理
9.おわりに
講師から設計者への手紙!
質疑・応答
講師紹介
略歴
パナソニックにて車載電装品開発を26年間担当。
複雑な構造設計及び回路設計の習得、ハンドル周辺の操作ユニット、
キーレス等の製品開発とマネジメントを担当。
・2013年6月 トヨタ自動車DRBFM A級認定(サプライヤ初)
・2014年5月 社長賞受賞
・2015年3月 パナソニック早期退社
・2015年4月 京都府中小企業 特別技術指導員
・2015年8月 設計品質コンサルタントとして独立
・2018年1月 Nakadeメソッド研究所 設立
・2019年5月 公差設計支援