たった1日で実務に使え・役立つ
機械加工技術
実務現場ですぐ使え・役立つ・モノづくりに不可欠な機械加工技術の基礎知識と技術,切削,研削,放電加工,最新の同時5軸加工,3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Network技術の特徴とポイント【WEB受講(Zoomセミナー)】

セミナー
リーフレット
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モノを機械加工する基礎知識,正確に機械加工するための加工法,機械加工学の基本的な概念や原理・法則,「主→種の加工法」の基本動作原理・見方・考え方について,豊富な経験に基づき網羅的に解説する特別セミナー!!
講師
株式会社武藤技術研究所 所長 代表取締役社長 博士(工学) 武藤 一夫 先生 
日時
2024/6/11(火)10:00〜17:00
会場

※本セミナーは、WEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円   
テキスト
PDF資料(受講料に含む)
講師
株式会社武藤技術研究所 所長 代表取締役社長 博士(工学) 武藤 一夫 先生 
日時
2024/6/11(火)10:00〜17:00
会場

※本セミナーは、WEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円   
テキスト
PDF資料(受講料に含む)
受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
機械加工及び製品加工,特殊加工,金型加工,試作加工などに従事する製造業の方々
レベルは、初学者からある程度加工の知識を持っている方まで幅広く対応します。
セミナー内容が盛りだくさんですが、詳しい資料がついていますので復習・自習が可能です。


予備知識
特に必要ありません。
下記の本を既読していると理解が進みます。
1.「図解CAD/CAM入門 ―CAD/CAE/CAM/CATによるモノづくりを解説―」武藤一夫ISBN:9784886617224, 2012年08月売 / 大河出版 / 単行本
2.「エンジニア必携トヨタにまなぶデジタル生産事例・用語集」(武藤一夫 単著 産業図書刊)5,500円(税込)ISBN:978-4-7828-4108-2
3.「進化し続けるトヨタのデジタル生産システムのすべて」武藤一夫ISBN:9784774132822,2007年12月発売 / 技術評論社 / 単行本


習得知識
1)「モノづくり」のための「モノを機械加工する」ことに対する重要さを認識し、その知識や技術をモノづくりも本業に活用できる。
2)製品を正確に機械加工するための「加工法」について学習し、機械加工学の基本的な概念や原理・法則を理解できる。
3)機械加工するための方法、「主→種の加工法」の基本動作原理の見方や考え方を養い、その知識や技術を習得できる。


講師の言葉
本セミナーは、たった1日で実務に使える機械加工技術の講座です。明日のモノ造りの原点は機械加工にあるといっても過言ではない。というのもモノづくりの初めの試作を行うときに不可欠なのは機械加工であるからである。数学や物理学をはじめとして4力(工業力学,材料力学,熱力学,流体力学)を基礎として、機械加工学は、機械加工による製品製作などから治具・工具段取り、材料、熱処理などの状態を含めて、種々の関連技術を体系した学問である。
本セミナーでは、モノづくりに不可欠な製図と機械加工法との関係の基礎知識と技術をものし,現場で使えるようにする。
ポイントは、種々の機能加工技術やそれらの加工原理を理解し、温故知新の機械加工の周辺技術である材料、熱処理、製図、プラスチック成形、鋳造、鍛造などの技術は勿論、機械加工技術を中核とする新しい3DソリッドCAD・CAE・CAM・CAT・Networkシステムを中核とする新しいモノづくり革新技術や、今最新の同時5軸制御加工技術の活用をいかに実現するか?についても言及している点である。
種々の機械加工技術の事例を挙げて、自社がどのように機械加工技術を活用すべきか?機械加工技術を中核とする新しいモノづくり革新やデジタル技術の支援をいかに実現するか?をかわりやすく解説する。

プログラム

第1セッション
「機械加工技術の基礎」 
モノづくりに不可欠な機械加工の基礎知識と技術をものし,現場で使えるようにする
1.加工の基本知識
1)製図と機械加工法との関係 
2)機械加工技術から造られるLS460の進化と部品 
3)クルマはどのように機械加工技術で作られるのか? 
4)後輪駆動装置(デファレンシャルギア)の部品の加工法 
5)製図(図面)と素材と機械加工,部品検査との関係 
6)機械製図の基本,図面は加工作業者への指示図 
7)加工の基本知識,加工工程(プロセス)の考え方
8)機械製図の基本,第三角法とは
9)機械系図面は第3角法
10) 製図の基本知識 (線) 
11) 段付け軸図面の構図は旋盤の構造
12) 旋盤構造(加工)と図面との関係
13) 図面上での工作物(製品)の置き方(長手方向)
14) 製図(製図)の基礎,材料費表記
15) 段付け軸図面の構図は旋盤の構造
16) 旋盤構造(加工)と図面との関係
17) 図面上での工作物(製品)の置き方(長手方向)
18) 製図(製図)の基礎,材料費表記

2.加工方法の概要
1)機械加工法とその目的 
2)種々の加工法の分類(除去加工,付加加工,変形加工) 
3)工作機械とその種類 
4)工具について 
5)切削材料(工作物材料)の被削性 
6)切削油剤 

3.切削理論の基本 
1)切削加工とは 
2)切削理論の基本 
  (1)切削機構上のせん断変形
  (2)切屑(きりくず)の生成 
    (3)船団核と切削速度について 角とすくい角 
3)切屑形態  
 

第2セッション
1.切削抵抗  
2.構成刃先,切削条件,加工精度 
  1)構成刃先
  2)切削条件の基本(切削速度,回転数,切込量,送り量)
  3)加工精度と工作物表面粗さについても解説します。第2セッション
3.切削熱と切削シミュレーション 
 
第3セッション
1.工具損傷・摩耗と工具寿命 
 1)旋削 
  (1)旋盤とは 
  (2)旋盤の種類 
  (3)バイト
 2)ボール盤加工 
  (1)ボール盤とその作業 
  (2)ボール盤の種類と特徴  
 3)フライス加工 
 (1)フライス加工とは 
 (2)フライス盤の種類と構造
 (3)フライス加工の工具
 4)研削加工 
 (1)研削加工の基礎と機械部品・金型製作 
 (2)研削盤とは 
 (3)研削盤の種類と構造 
 (4)研削砥石の選択基準 
 (5)ダイアモンド砥石とCBN砥石 
 (6)光学式ならい研削加工(プロファイル研削加工) 
 (7)クリープ・フィード研削  
 5)歯切り盤とそのほかの工作機械 
 6)放電加工 
 (1)放電加工とは 
 (2)形彫り放電加工の基本知識 
 (3)形彫り放電加工の加工電源方式 
 (4)形彫り放電加工の電気条件 
 (5)形彫り放電加工の加工液 
 (6)形彫り放電加工の加工特性の基本  

第4セッション
1.NC(数値制御)工作機械とメカトロニクス
1)NC(数値制御)とは 
2)NC工作機械のソフトウェア技術とプログラミング 
3)NC工作機械の座標系と制御方式
4)各種NC工作機械の種類と特徴
5)同時5軸制御加工の概要とメリット

2.3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムによる モノづくり革新
1)3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムの必要性 
2)従来の部品,金型設計・製作の流れ 
3)3D4CNシステムによる部品,金型設計・製作の流れ 
4)3D4CNシステムのハードウェアと情報の流れ 
5)プロダクトモデルによるモノづくり革新技術

質疑・応答



講師紹介
略歴
1980年 労働省所管 職業訓練大学 機械科卒業
1982年 山梨大学 工学部工学研究科大学院精密工学専攻修了
1993年 東京農工大学 工学部工学研究科大学院博士後期課程 機械システム工学専攻修了
1982-2008年 独立法人雇用・能力開発機構 職業能力開発総合大学校 講師
2008-2012年 静岡理工科大学 准教授
2012-2019年 豊橋技術科学大学 機械工学系 客員准教授 八戸工業大学 准教授
2018-現在 武藤技術研究所 代表取締役 博士(工学)
著作
① 著書 32件 
・専門書19件,ビデオ教材11件
② 学術論文 58件 
・学術論文41件, 国際会議論文17件
③ その他 499件 
・解説・総論186件  
・報告書 48件
・特許4件
・基調講演論文14件
・学術講演論文155件
・外国,県,民間企業招待講演論文 92件