クリーン化技術を実践的に学ぶための
クリーンルームにおける清浄度管理および作業員教育(塵埃/ケミカル/微生物汚染抑制)
【WEB受講(Zoomセミナー)

セミナー
リーフレット
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クリーンルームの基礎,清浄度維持のためにやるべきこと・やってはいけないこと,汚染の状況把握,作業員管理・汚染対策の具体的ノウハウについて,演習を交えわかりやすく解説する特別セミナー!
講師
水谷 旬 先生 工学修士(金属分析化学専攻)
元・新日本空調株式会社 クリーン化技術エンジニア
日時
2023/3/15(水)10:00〜16:30
会場
※本セミナーは、WEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
水谷 旬 先生 工学修士(金属分析化学専攻)
元・新日本空調株式会社 クリーン化技術エンジニア
日時
2023/3/15(水)10:00〜16:30
会場
※本セミナーは、WEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講形式
WEBのみ
※本セミナーはZoomシステム利用によるオンライン配信となります。


受講対象
クリーン化技術に携わる全ての方々。
初級の方にもわかりやすく解説します。
やや難しい内容は、その本質を噛み砕いて説明します。


予備知識
何も必要ありません。安心して受講してください。
専門用語は随時解説します。話に着いて来ていただければ大丈夫です。


習得知識
1)クリーンルームの基礎の確認
2)清浄度維持のためにやるべきこと・やってはいけないこと
3)汚染状況の把握
4)具体的な作業員管理・汚染対策


講師の言葉
 クリーン化技術に携わる、初級から中級までの全ての方々を対象に、上級入口までの内容を、平易な言葉で説明します。
 理論のほか、実験・実測・経験に基づいた内容も示します。例題で、具体例・図・表・写真も多く掲げます。質問は随時受け付けます。専門用語は進行に伴って自然に吸収できるようにします。
 講演の重要ポイントは以下の通りです。
 1.汚染の原因と対策
 2.作業員管理・教育の重要点
 3.クリーンルームの適正な状態の維持・管理
 4.クリーン化技術の最新の動向

プログラム

1.クリーンルーム(以下,CR)の基礎
(1)清浄度とは何か?
(2)CRの種類・形式・変遷

2.クリーンルーム内の汚染物質
[塵埃]
(1)[演習]空気中で微小粒子はどのように移動するのか?
(2)気流との関係,拡散範囲
[ケミカル汚染物質]
(1)分類,濃度表記
(2)アウトガスとは?
(3)捕集方法と分析方法
[微生物]
(1)存在状態
(2)関連規格(GMPなど)
(3)捕集(落下法,衝突法など)
(4)培地と培養条件の例

3.作業員管理と教育
(1)CRの4原則
(2)クリーンスーツ着衣人体からの発塵機構
  手首からの発塵
  衣類の摺動による発塵
  クリーンスーツの内圧変動
  クリーンスーツを通しての発塵
  人体からの塵埃拡散範囲
(3)人の適正な位置取り・適正な動作とは?
(4)クリーンスーツの選定,洗濯頻度
  選定の要件,フィルタ効率と運動発塵量との関係,劣化
(5)クリーン手袋は上か下か?
(6)エアシャワーの効果
(7)作業者の意識,規律と行動,教育・訓練項目/方法

4.さらなる清浄化への指針(対策)
(1)汚染源及び近傍の気流を把握 → 対策へ
(2)普遍的な対策コンセプトとは?
(3)除去/抑制の手順と考え方
(4)改善事例に学ぶ汚染対策の要点
  滞留の解消
  気流のバランス
  対策(改善)事例
  対策のまとめ

5.クリーンルームの清掃
(1)清掃の種類と方法
(2)各部位の清掃方法・頻度,特定表面の清掃
(3)注意点

6.クリーンルームの国内外関連規格の最新動向
ISO規格,JIS規格,JACA指針など

7.参考文献紹介(初級~上級まで,主要なものを表紙画像と内容も含め紹介)

質疑・応答


講師紹介
略歴 
1980年代より,主にクリーンルームに関する研究・開発に従事。
長年の成果品の情報整備と活用,技術営業,社内外教育,社内教育プログラム設計,
社内プレゼンテーション講師,学協会活動,講演,執筆,通信教育(社外),知的財産権管理等を行ってきた。
講演回数70回(累計445.5時間),執筆89件,通信教育18件.
受賞歴(クリーン化技術分野にて)
2019年6月19日,日本空気清浄協会(JACA)より感謝状を受賞。
1991年から約30年間,ISO規格・JIS規格・JACA指針などの制定に携わったことに対して授与。
学協会活動の経歴[現在は,全て退任]
・ISO/TC国内委員会委員(日本空気清浄協会)
・JIS B 9920 改正原案作成委員会 本委員会委員
・「クリーンテクノロジー」誌 編集委員
著書・執筆
・「より良いクリーンルーム実現のための基礎知識と重要ポイント」通信教育テキスト(2021)
・随想“技術は現在地のみで語れるか?”空気清浄60(2),pp.64-68,83(2022)
・「より良いクリーンルーム実現のための基礎知識と重要ポイント」通信教育テキスト(2022)