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研究開発に役立てるための

革新的プラスチック資源化プロジェクト進捗とカーボンニュートラル社会への位置づけ【WEB受講(Zoomセミナー)

WEB受講

エレクトロニクス化学機械

NEDOのプラスチック資源化技術,プロジェクトの成果概要,カーボンニュートラルに対する意義,ケミカルリサイクル技術,プラスチック触媒分解について,事例を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!

講師
早稲田大学 先進理工学研究科 応用化学専攻 教授 松方 正彦 先生
日時
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:33,000円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:27,500円
テキスト

受講概要

受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
化学関連企業、リサイクラーにおいて経営企画、研究開発・技術開発を担当されている方


予備知識
プラスチックの資源循環の背景、大学基礎レベルの化学に関する素養


習得知識
1)NEDOのプラスチック資源化技術の概要
2)プロジェクトの成果の概要
3)プラスチック資源化のカーボンニュートラルに対する意義
4)ケミカルリサイクル技術の概要
5)プラスチック触媒分解の概要 など


講師の言葉
 NEDOによって2020-2024年度の予定で実施されている革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発では、2035年に埋め立て・単純焼却ゼロの実現を目指して研究開発を実施しています。このたび、2022年10月に中間評価を迎え、プロジェクトは折り返しを過ぎたところです。プロジェクトの開始された2020年と比べ、プラスチックを循環することに対する要請がさらにつよくなされるようになったことに加え、2050年のカーボンニュートラスな化学産業を実現するうえでも、プラスチックを貴重な炭素資源と捉えなおすことが必要とされています。
 プロジェクトでは、選別、マテリアルリサイクル、ケミカルリサイクル、エネルギーリカバリーの4本柱に加えLCAでこれらの技術の横串をさした運営を行っています。演者は、このプロジェクト全体のプロジェクトリーダーを務めるとともに、ケミカルリサイクルの技術開津野テーマリーダーも務めています。ここでは、カーボンニュートラル化を背景とするプラスチック循環の意義、2035年単純焼却・埋め立てゼロを目指す技術的な構想、中間評価までの成果の概要について解説するとともに、とくにケミカルリサイクルについては、石油精製業との連携の意義、取り組んでいるプロセス技術、触媒分解について詳しく述べます。

プログラム

1. NEDOプロジェクト「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発」の概要
  (1)プロジェクト立案の背景と基本計画
  (2)推進体制
  (3)2035年を目指した開発目標とスケジュール
  (4)プロジェクトの概要
    ①廃プラスチック選別技術
    ②マテリアルリサイクル技術
    ③ケミカルリサイクル技術
      1)触媒分解プロセス開発
      2)高温高圧水による分解技術
    ④エネルギー回収技術
    ⑤ライフサイクルアセスメント
    ⑥NEDO中間評価までの成果の概要

2.カーボンニュートラル社会の構築に対するプラスチック資源化の位置づけ
  (1)2050年カーボンニュートラル化決定までの流れ
  (2)カーボンニュートラルな化学産業とは
  (3)プラスチック循環の位置づけ
  (4)カーボンニュートラルな化学産業の構想

3. 開発中のケミカルリサイクル技術の概要
  (1)石油精製設備を活用したケミカルリサイクルの考え方
  (2)バリューチェーンを意識したプロジェクトの進め方
  (3)廃プラの前処理による忌避物質の除去
  (4)ケミカルリサイクルに貢献する容器包装プラスチック

4. プラスチックの触媒分解技術
  (1)プラスチックの熱分解挙動
  (2)プラスチック触媒分解の実験方法
  (3)分解生成物の分析方法
  (4)プラスチック分解に対する触媒の効果
    i) 触媒に用いるゼオライトとは
    ii) ゼオライトの触媒機能
    iii) ゼオライト触媒を用いたプラスチック分解の実際

5. 関連質疑応答


講師紹介
学歴
1984(S59)年3月 早稲田大学理工学部応用化学科 卒業
1984(S59)年4月 早稲田大学大学院理工学研究科修士課程
 応用化学専攻 入学
1986(S61)年3月 同課程修了
1986(S61)年4月 早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程
 応用化学専攻 入学
1989(H1)年3月 同課程修了
        工学博士
職歴
1989(H1)年4月 成蹊大学工学部工業化学科助手
1992(H4)年1月 大阪大学助手(基礎工学部化学工学科)
1996(H8)年4月 大阪大学助教授(基礎工学研究科化学系専攻:改組による)
1997(H9)年4月 早稲田大学理工学部応用化学科助教授
2001(H13)年4月 同 教授
        現在に至る
受賞歴
1995年3月 平成7年度化学工学会奨励賞 
       気相輸送法によるゼオライト合成法の開発と薄膜化
1996年5月 平成7年度石油学会奨励賞 
       高機能性表面をもつ無機材料の合成とその作用に関する研究
1998年12月 平成10年度触媒学会奨励賞
       ドライゲルコンバージョン法によるゼオライトの合成と薄膜化
2001年2月 平成12年度日本エネルギー学会進歩賞
       石灰石と硫黄および塩素化合物との高温反応に関する基礎研究
2014年1月 ナノテク大賞プロジェクト賞(グリーンナノテクノロジー部門) 
       「規則性ナノ多孔体精密分離膜部材基盤技術の開発」

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