受講形式 WEB受講のみ ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。 受講対象 業種や所属部署 特に関係なく、どなたに参加いただいても学びが多い内容になっています。 講義内で紹介する事例は技術者やエンジニアの方にわかりやすく理解いただけるような事例を取り上げていますが、営業やマーケティング、生産などに関わる方に参加いただいても違和感が無い内容になっています。 レベルについて 会計の知識が無くても楽しみながら学べる内容になっていますが、一定の知識がある方でも、周りにわかりやすく伝える方法などもお伝えするので、これまでとは違った気づきが得られる内容になっています。 本内容は社内の業務については全て当てはまりますので、技術者やエンジニアの方以外も、自身の業務に置き換えれば、同じことができるような内容になっています。 予備知識 特に必要ありません。 習得知識 難しいと思われる会計知識をわかりやすく伝えることができるようになることで、以下のことが実現できるようになります。 1)社内の稟議を通しやすい会計の知識を習得できる 2)プロジェクトを行なって良いかどうかの判断基準がわかる 3)自分のプロジェクトについて、お金のブロックパズルをつかって収支が計算できるようになる 講師の言葉 <なぜ、会社のお金の話を技術者・エンジニアの方に行うのか?> ・新しい技術の開発や機械を導入するにあたって、研究開発費や設備投資にあたって、必ずつきまとう問題が予算(お金)の問題で、日々、経営陣や経理・財務部門との折衝で苦労されていると思います。 ・この原因の多くは、お互いが理解できる会社のお金に関する共通言語がないことで、意図が伝わらずにお金の面での不安が残ったまま、ボタンの掛け違いになっていることが挙げられます。 ・そこで、経営に直接携わらない技術者・エンジニアの方でも会社のお金の知識が1枚の図で教える2割の知識を学ぶことで、全体の8割のことがわかるようになり、プロジェクトの意義について、経営陣や経理・財務部門とも会話するための根拠の知識を身につけられるようになります。 ・みなさんがそういう会話ができるようになると、経営陣も必要性についてお金の面で不安が無くなります。また、開発する側も必要な売上が理解できるようになることで、営業部とのコミュニケーションも活発になり会社の成長により貢献することができるようになります。 <自分にわかるだろうかと思われる方にお伝えした講義のポイント> ・一般的に、世の中にある会社のお金、いわゆる会計の本は細部の話が多く決算書や試算表などの資料も難しすぎて、見ただけで拒否反応を起こされる方も多いと思います。 ・このセミナーでは、会計の専門家ではない人向けに、専門的な話ではなく、全体的に把握できること、中学生一年生でもわかる内容の資料で、ビジュアル的にイメージしながら、自身の仕事(新しい技術や新製品の開発)に繋げるためのお話をします。
プログラム
ワークショップ形式で、講義に、受講者が取り組むワークを入れながら進めます
1.会社と個人のお金の流れ (1)技術者にとって会社のお金(数字)の話は難しいのか!? (2)実は会社と個人、図にするとお金の流れは一緒です (3)家計におけるお金の流れ (4)家計のお金のブロックパズルは4つのパターンしかない (5)私たちの貯金を増やすためには (6)お金の流れを記録することの意義 (7)収入を増やすための道すじは? 2.共通言語「お金のブロックパズル」の作り方 (1)お金のブロックパズル」を使うと・・・ (2)お金のブロックパズルを一緒に書いてみましょう ・売上高 ・会社の売上は何で構成されているか? ・それぞれ3%ずつ伸ばすとどうなるか? ・売上高を2つに分解する ・粗利率クイズ ・粗利を2つに分解する ・固定費を2つに分解する ・労働分配率とは ・利益のすべてが会社のものではない ・借入金は税引き後利益からしか返せない 3.アイデアや希望を実現するために使いたい5分で出来るお金のブロックパズルを使った提案方法 (1)社員1名を増員したい。人件費が増えます。さあ、どう社長を説得しますか? (2)5年リースで最新の機械を購入したい。業務は効率化されますが、リース代が増えます。 さあ、どう社長を説得しますか? 4.みんなで考える「経営計画」 (1)ビジョンをかなえる売上高(根拠ある数字) (2)新しい技術を活用した商品で前年比110%の売り上げを今期の計画にしたい (3)会社の中で誰が経営計画を考える? (4)粗利は率で考える?額で考える? (5)制約がある中で、計画をどう実行するか? 質疑・応答 講師紹介 略歴 1995年4月〜2001年3月 三井住友海上火災保険株式会社 2001年4月〜現在 三井住友海上あいおい生命保険株式会社(三井住友海上火災保険株式会社から出向) 大学卒業後、損害保険会社で6年間、グループの生命保険会社に出向し4年間、 保険代理店営業担当として代理店の経営指導、マーケティング支援、販売支援、社員教育に従事。 その際に、お金のブロックパズルに出会う。 その後、生命保険会社の本社営業推進部門にて、代理店新規開拓・活性化の企画・運営に携わり、その際にお金のブロックパズルを考案した経営コンサルタントの和仁達也氏とキャッシュフローコーチの養成プロジェクトを立ち上げる。 現在は、DX推進部門で、デジタルを活用できる人材の育成やデジタルを活用した営業戦略、営業活動の企画・推進に従事。