アイデアを創出し実務で活用するための
新しい流れ対応する技術発想実現 
~発想する手順ヒント実用化する技術者立場からの講座~
【WEB受講(Zoomセミナー)※開催日が2/9に変更となりました。

発想力を高める方法、発想の手順、アイデアを出す環境づくり、アイデアにつなげるヒントの使い方、イノベーションの創出、アイデアを実務に利用する方法について、実習を交えて解説する特別セミナー!!
講師
フルード工業株式会社 執行役員 技術開発室長 工学博士 技術士(機械部門)小波 盛佳 先生
鹿児島大学等非常勤講師 月刊技術誌の元編集委員(36年間)   日本創造学会正会員
日時
2023/2/9(木)10:00〜16:30
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
フルード工業株式会社 執行役員 技術開発室長 工学博士 技術士(機械部門)小波 盛佳 先生
鹿児島大学等非常勤講師 月刊技術誌の元編集委員(36年間)   日本創造学会正会員
日時
2023/2/9(木)10:00〜16:30
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
技術開発、設計技術に携わる技術者全般(初任者も可)


予備知識
特に必要ありません


習得知識
1)発想力を高めるための方法
2)発想するための手順
3)アイデアにつなげるヒントの使い方
4)実務に利用するための推進法 など


講師の言葉
 新しい発想で切り開く時代です。AIやIoTなどに伴う激しい変化にあって、課題を解決するだけでなく、問題を発見する力が必要です。アイデアを創出する力は、訓練によって向上します。そこで、技術者が自ら発想し設計・開発・推進の仕事に活かしてきた経験を基に、発想とそれを実務に利用する流れと方法を示します。
 まず、創造のための流れを学びます。次に発想のツールであるマンダラートやマインドマップといった先人の発想法と、ロジカルシンキングを概説します。連想を促すTRIZやオズボーンのリストには、それを利用した多くの例を挙げます。さらにことわざ連想法など、演者独自の新しい発想・連想法を提示します。開発・設計の技術にとって多くのヒントを元にする実用的な発想法として、実例を豊富に挙げて説明します。
 実習では、アイデアを絞り出す感覚をつかみます。その発想から実現可能なものに絞り込んでとりまとめ、実現へと進む流れを示します。日本創造学会の成果にも言及します。
 テキストは分かりやすい文章の読み物で、受講後にも引き続き復習と自主的な実習、そして実際の発想に役立つ考え方を勉強できます。また発想に役立つ考え方と発想のヒントを資料として提供します。

受講者の声
・本日はありがとうございました。付録資料も含めてテキストが充実しており、今後悩んだときに立ち返れると感じました。
・実務にどう活かしていくかというところを、先生のご経験も含めて学ぶことができました。
・新たな発想を引き出す為の多彩なツールを知ることが出来、とても参考になりました。有意義なセミナーありがとうございました。

プログラム

第1章 発想から実現へ
 1. 発想が必要な技術活動
 2. 新しいアイデアを生む守破離の流れ
 3. 課題発見・解決と発想
 4. 発想から実現への流れ
 5. 創造性と訓練
 6. 発想のための勉強法

第2章 発想の方法
 1. 発想の基本
 2. アナロジー
 3. 発想法のいろいろ
 4. ヤング法「アイデアの作り方」
 5. マンダラート
 6. マインドマップ
 7. シーズとニーズからの発想
 8. 定義文・解説文からの「逐一反問法」

第3章 発想の誘い方
 1. TRIZの発明原理
 2. オズボーンのチェックリスト
 3. 小波の追加リスト
 4. 単位連想法
 5. 接続語連想法
 6. ことわざ連想法
 7. 動詞連想法
 8. オノマトペ感覚法

第4章 発想のための基礎固め
 1. 発想の基になる力
 2. 発想するための姿勢
 3. アイデアを出す環境づくり
 4. 情報の収集と知識の獲得

第5章 アイデア創出の実行
 1. 発想の下準備
 2. キーワードの抜き出し
 3. コストの考慮
 4. アイデアの出しあい方
 5. 思いつきへの対応
 6. 発想の範囲を広げる工夫

第6章 アイデアのまとめ方
 1. 推論の型
 2. 推論の進め方
 3. ロジカルシンキング
 4. KJ法で整理する
 5. 概念を図示する
 6. 文章にまとめる
 7. 関係を解析する
 8. アイデアを評価する
 9. なんでも概算する

第7章 実務における対応
 1. アイデアを実施に移す
 2. アイデアから知的財産へ
 3. トラブル防止のための対応
 4. 新しい技術を追求すること
 5. 人とともに仕事をする意識
 6. 技術者の心の持ち方

第8章 発想に役立つ考え方
 1. ものごとを進める方法
 2. 汎用的な概念
 3. 技術者に有用な種々の概念

付録資料
1 マンダラート例 100歳まで充実して生きるために
2 TRIZの40の発明原理と発想例
3 オズボーンのチェックリストと応用例
4 小波の追加リストと具体例
5 「単位連想法」に用いるSI単位の次元と記号
6 「ことわざ連想法」に利用することわざと連想例
7 ブレインライティング・シート
8 採用された開発テーマの公的資金申請書(要約)例
9 発想に役立つこぼれ話

質疑・応答


講師紹介
略歴
横浜国立大学大学院修了後、日曹エンジニアリング㈱で各種粉体プラントの設計、物性解析、プロセス開発、プロジェクト推進の業務に携わる。
その後、工場管理システム、半導体装置、新規事業を担当し技術開発研究所所長を務める。
鹿児島大学客員教授、横浜国立大学・千葉大学・滋賀県立大学等非常勤講師。
日本能率協会および芝浦工業大学で技術士第二次試験講座講師(添削付)として、長年、講義と通信添削を担当。
講演・セミナー280件(大学等を除く)、論文等執筆170件。工学博士、技術士(機械部門)。