最適設計を実現するための
生物反応速度論基礎バイオリアクター操作設計計算 ~酵素反応から微生物植物細胞動物細胞培養まで~
【WEB受講(Zoomセミナー)

バイオリアクターの基礎,生物反応速度解析,設計法,エクセルによる反応速度解析・バイオリアクターの設計計算,バイオリアクターの最適設計について,事例を交え詳しく解説する特別セミナー!!
講師
東洋大学理工学部応用化学科名誉教授 工学博士 川瀬 義矩 先生
元 千代田化工建設(株)
日時
2022/12/1(木)13:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
テキスト
講師
東洋大学理工学部応用化学科名誉教授 工学博士 川瀬 義矩 先生
元 千代田化工建設(株)
日時
2022/12/1(木)13:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
テキスト
受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
バイオリアクターの設計に必要な生物反応速度論の基礎を学びたい方、
実際のバイオリアクターの設計に反応速度をどのように使うかを実践的に学びたい方向けのセミナーです。
知識だけではなく、実際の計算法も配布されるエクセルのテンプレートで実践的に学べます。


予備知識
特にありません。初学者の方に解るように丁寧に解説致します。


習得知識
1)生物反応速度解析が理解でき、反応を定量的に捉えられるようになる。
2)バイオリアクターの基礎が理解できるようになる。
3)実際のバイオリアクターの設計法が理解できるようになる。
4)エクセルのテンプレートを使って反応速度解析とバイオリアクターの設計計算ができるようになる。
5)経験主義に頼るのではなく論理的にバイオリアクターの最適設計を行うことができるようになる。


講師の言葉
 バイオリアクターの設計について、生物反応速度解析の基礎と実際の設計計算を配布するエクセルテンプレートを使って解りやすく解説いたします。経験主義に頼るのではなく、モデルを使って現象を解析することにより生物反応を定量的に捉え、論理的なバイオリアクターの最適設計ができるエンジニアにステップアップして頂きたいと思います。

プログラム

1. 生物反応の基礎:バイオリアクターの反応速度
 1-1 微生物反応、酵素反応
 1-2 酵素反応の反応速度:ミカエリス・メンテン式
 1-3 微生物反応の反応速度:モノー式、ダブリングタイム
 1-4 阻害反応:基質阻害など
 1-5 酸素消費速度:呼吸速度
 1-6 固定化酵素、固定化微生物の反応速度:拡散と反応、有効係数
 1-7 反応温度の影響
 1-8 発酵熱(反応熱)の計算
 1-9 反応速度定数の決定法
 
2. バイオリアクターの基礎:バイオリアクターの最適な選択
 2-1 バイオリアクターの種類 
 2-2 バイオリアクターの実例
  2-2-1 微生物培養
  2-2-2 植物細胞培養
  2-2-3 動物細胞培養

3. バイオリアクターの操作:バイオリアクターのサイズの計算
 3-1 回分操作:培養時間とバイオリアクター容積の計算
 3-2 反復回分操作
 3-3 流加培養操作(半回分操作):定速流加培養バイオリアクター容積の計
 3-4 連続操作(ケモスタット、タービドスタット、ウォッシュアウト):バイオリアクター容積の計算、ウォシュアウト
 3-5 灌流操作
 
4. バイオリアクターの設計:エクセルテンプレートによるバイオリアクーの設計計算
 4-1 設計のスペック:バイオリアクターの物質収支と熱収支
 4-2 バイオリアクターの混合状態と収率:完全混合、ピストン流、実際の混合状態,
     バイパス、デッドスペース
 4-3 撹拌槽型バイオリアクターの設計計算
  4-3-1 撹拌槽型バイオリアクターの設計:撹拌翼の選定
  4-3-2 ガス吹き込み:酸素供給速度、完全気体分散状態とフラッディング
  4-3-3 発酵熱を除去するための伝熱面積の計算
  4-3-4 設計計算例:撹拌槽の大きさ、撹拌速度、酸素吹き込み速度の決定
 4-4 気泡塔/エアリフトバイオリアクターの設計計算
  4-4-1 気泡塔バイオリアクターの設計:ガス吹き込み速度の計算
  4-4-2 エアリフトバイオリアクターの設計:エアリフトの構造、ガス吹き込み速度の計算
 4-5 固定化酵素/微生物バイオリアクターの設計計算
 
5. 質疑応答


講師紹介
略歴
早稲田大学理工学部応用化学科、大学院応用化学専攻博士課程
千代田化工建設(株),東京都立大学工業化学科,ニューヨーク州立大学化学工学科,ウォタールー大学(カナダ)