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効率的な設計を実現するための

新設計プロセスセミナー
~DRBFMDR検図を活用し設計品質向上を図る~【WEB受講・ZOOMセミナー】

WEB受講

エレクトロニクス機械

正しい設計プロセス,変更点&変化点管理・DRBFM・検図の正しい使い方について,事例や演習を交え実践的に解説する特別セミナー!!

講師
株式会社A&Mコンサルト コンサルティング部 取締役専務 中山 聡史 先生
トヨタ自動車にて、エンジン設計および開発・品質管理・環境対応業務などを経て現在に至る
日時
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト

受講概要

受講形式
WEB受講のみ
※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
業種:製造業全般
所属:設計者、生産技術者(設備設計など)、購買など
レベル:特に制限はありません


予備知識
現在の設計手法を理解していれば特に予備知識は必要ありません。


習得知識
1)正しい設計プロセス
2)設計品質ツール(変更点&変化点管理、DRBFM、検図)の正しい使い方


講師の言葉
 昨今の製品を見ていると感じることは、製品構造が複雑化し、市場から多くの機能を求められ、単純な製品が少なくなってきている。しかし、日本の製造業では単純な機能を設計していた時代と変わらない設計開発手法で設計している。そのため、設計者のレベルによって、製品品質が左右される状況になってしまっている。今よりさらに製品機能が複雑化し、システム化により、機械構造だけではなく、多くのセンサと共に制御や、さらに高い設計開発能力が必要となる。今までと同じ設計開発手法でいいはずがない。現在の状況はどちらかと言えば「検査重点主義の品質保証」であり、各ドキュメントの精査、検図によって、品質を保証しているような状態である。このような状態では、大きなミスや不具合が発生した時に、原因調査を含め解決策を検討できるのが、その製品を担当した設計者だけになってしまい、特定の設計者に大きな負担がかかってしまう。
 この複雑な製品の設計開発を効率よく実現可能にするためには、日本が世界とも並び、大きな優位性をもつ「工程重点主義」に移行しなければならない。
 設計開発は「品質は工程で造り込む」ということを念頭に置き。「品質は工程で造り込む」=新しい設計開発プロセスを構築していくことが必要となるのだ。製品の品質が設計者のレベルによって左右されるのではなく、正しい設計開発プロセスに沿って進めることにより、品質が造り込まれる状況を構築しなければならない。簡単に言えば、自働化と同じ考え方で、「設計開発内容に少しでも問題があれば、工程を止める。」止めた上で、問題点を洗い出し、設計者のみではなく、様々な部門と協力しながら解決する。この「工程を止める」という考え方が重要であり、止めることができる設計開発プロセスを構築しなければならない。また、止めるための設計品質ツールを導入、または現状のツールを改良し、適切なタイミングで使用可能なプロセスを構築しなければならない。
 本セミナーは、製品開重点主義の設計プロセス&設計品質ツールを理解し、効率的な設計の実現を可能とする。

プログラム

1.検査重点主義の設計プロセス
 1)間違った設計プロセスとは?
  (1) ひとりよがりの設計プロセス
  (2) 製品品質を保証するのは検図のみ?
  (3) 流用設計はしたくない!
  (4) DRは設計者をつるし上げる会ではない!
 2)間違った設計プロセスによって発生する問題
 (1) 設計工程の大幅な手戻り(問題の先送りによる手戻り)
 (2) 製造段階での不具合の多発
 (3) VE(コストダウン)が検討できない!?
 3)演習:現状の設計プロセスでの問題点抽出

2.製品設計重点主義の新設計プロセス
 1)フロントローディングとコンカレントエンジニアリング
 2)新設計プロセス
 3)新設計プロセスで使用するべき設計品質ツールとそのタイミング

3.新設計プロセスの詳細内容
 1)設計インプット段階
 2)構想(基本)設計段階
 3)詳細設計段階
 4)量産設計段階

4.新設計プロセスにおいて重要な設計品質ツール
 1)変更点&変化点管理とDRBFM
  (1) 変化点管理とは
  (2) 変化点管理プロセス
  ① 製品全体像の把握
  ② E-BOMの確認
  ③ 変更点と変化点の抽出
  ④ 機能の抽出
 (3) 演習:100円ライターの機能を抽出してみよう
 (4) DRBFMとは
 (5) DRBFMの進め方
 (6) 故障モード抽出の考え方
 (7) 原因・要因の抽出方法
 (8) 対応策の検討方法
 2)検図
 (1) アンケートに基づいた検図の実態と課題
 (2) あるべき検図の方法と設計プロセス
 (3) 検図チェックリスト
 (4) 自己検図

質疑・応答


講師紹介
略歴
関西大学 機械システム工学科を卒業した後、トヨタ自動車(株)にて、エンジン設計および開発、品質管理、環境対応業務などに従事し、ほぼすべてのエンジンシステムに関わる。
また、海外での走行テストなども経験する。
その後、A&Mコンサルトに入社。「モノ造りのQCDの80%は設計で決まる!」の理念のもと、多くのモノづくり企業で設計業務改革を推進する。

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