第1章 発想から実現へ
1. 発想が必要な技術活動
2. 新しいアイデアを生む守破離の流れ
3. 課題発見・解決と発想
4. 発想から実現への流れ
5. 創造性と訓練
6. 発想のための勉強法
第2章 発想の方法
1. 発想の基本
2. アナロジー
3. 発想法のいろいろ
4. ヤング法「アイデアの作り方」
5. マンダラート
6. マインドマップ
7. シーズとニーズからの発想
8. 定義文・解説文からの「逐一反問法」
第3章 発想の誘い方
1. TRIZの発明原理
2. オズボーンのチェックリスト
3. 小波の追加リスト
4. 単位連想法
5. 接続語連想法
6. ことわざ連想法
7. 動詞連想法
8. オノマトペ感覚法
第4章 発想のための基礎固め
1. 発想の基になる力
2. 発想するための姿勢
3. アイデアを出す環境づくり
4. 情報の収集と知識の獲得
第5章 アイデア創出の実行
1. 発想の下準備
2. キーワードの抜き出し
3. コストの考慮
4. アイデアの出しあい方
5. 思いつきへの対応
6. 発想の範囲を広げる工夫
第6章 アイデアのまとめ方
1. 推論の型
2. 推論の進め方
3. ロジカルシンキング
4. KJ法で整理する
5. 概念を図示する
6. 文章にまとめる
7. 関係を解析する
8. アイデアを評価する
9. なんでも概算する
第7章 実務における対応
1. アイデアを実施に移す
2. アイデアから知的財産へ
3. トラブル防止のための対応
4. 新しい技術を追求すること
5. 人とともに仕事をする意識
6. 技術者の心の持ち方
第8章 発想に役立つ考え方
1. ものごとを進める方法
2. 汎用的な概念
3. 技術者に有用な種々の概念
付録資料
1 マンダラート例 100歳まで充実して生きるために
2 TRIZの40の発明原理と発想例
3 オズボーンのチェックリストと応用例
4 小波の追加リストと具体例
5 「単位連想法」に用いるSI単位の次元と記号
6 「ことわざ連想法」に利用することわざと連想例
7 ブレインライティング・シート
8 採用された開発テーマの公的資金申請書(要約)例
9 発想に役立つこぼれ話
質疑・応答
講師紹介
略歴
横浜国立大学大学院修了後、日曹エンジニアリング㈱で各種粉体プラントの設計、物性解析、プロセス開発、プロジェクト推進の業務に携わり、退職時は技術開発研究所長。
混合、粉砕、輸送、物性測定装置、貯槽、供給など各種粉体設備を担当。分野は炭カル、金属、ファインセラミックス、医薬品、食塩、調味料、半導体など多岐にわたる。
現在は、粉体技術に関するコンサルタント。
大学以外の講演280件と執筆170件。雑誌の編集、監修、文書添削指導の経験豊富。元横浜国大・千葉大・滋賀県立大非常勤講師、鹿児島大客員教授。