幾何公差入門コース!
初めて幾何公差を用いる人のための機械製図セミナー
【WEB受講可能】

現在の機械製図規則の概要,サイズ公差についての基礎,幾何公差についての基礎,重点的に習得すべき製図規則について,入門者にもわかりやすく解説する特別セミナー!! 
講師
想図研 代表 小池 忠男 先生
MSTC 計測技術検討委員会委員,JEITA 3D ISTECアドバイザー 
日時
2021/12/8(水)13:00〜16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
テキスト
講師
想図研 代表 小池 忠男 先生
MSTC 計測技術検討委員会委員,JEITA 3D ISTECアドバイザー 
日時
2021/12/8(水)13:00〜16:30
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
テキスト
受講形式
会場・WEB

受講対象 
設計者、技術者をはじめとして「幾何公差」を知ろうとする方々 

予備知識
機械製図規則

習得知識
1)現在の機械製図規則の概要
2)「サイズ公差」についての基礎知識
3)「幾何公差」についての基礎知識
4)これから重点的に習得すべき製図規則 など

進呈
講師著書「幾何公差<見る見るワカル>演習100」(日刊工業新聞社)を進呈します。







講師の言葉
 今までの日本の機械図面では、もはや海外(特に欧米)では通用しません。その最大の理由は、「部品形状の表し方」にあります。今までの図面では、部品のあるべき「形状」について、「寸法」と「寸法公差」を用いた様々な指示によって表現してきました。しかし、いまや従来の「寸法」は、「サイズ」と「距離」とに大きく分けられます。従って、図面では「サイズ」に関しては「サイズ公差」で、「距離」に関しては「幾何公差」を使って、明確に指示しなければなりません。
 今後は、主に「幾何公差を用いた機械図面」になることは必至ですが、その基になるISO規格もここ数年、多くが改定されています。しかし、残念なことに現在のJIS規格はこれにほとんど対応できていません。そこで、このセミナーでは、最新のISO規格を前提に、「幾何公差の初心者」として、「幾何公差」をどのように受け止め、何が重要で、何を重視して学んでいったらよいのかを、丁寧に説明し、理解していただこうと考えています。
 是非、この機会を逃さず、「幾何公差」を用いた「機械図面」の世界に踏み込み、世界に通用する「機械図面」の作成者、理解者になるための一歩としていただきたいと思っています。

プログラム

1)世界の機械製図規格の実情
・ISO規格とASME規格 ・「独立の原則」とは ・「包絡原理」とは

2)寸法公差(サイズ公差)と幾何公差の違い
・“公差付き寸法”の意味 ・“サイズ公差”とは ・“幾何公差”とは

3)部品の基準を決めるデータムとデータム系
・「形体」とは ・部品が持つ“6自由度” ・“データム”とは ・“データム系”とは

4)19種類ある幾何公差の指示方法
・形状公差 ・姿勢公差 ・位置公差 ・振れ公差

5)より少ない幾何公差を用いた指示方法のコツ
・真直度と平面度 ・平行度と直角度 ・位置度と輪郭度

補)「はめあいに有効な幾何公差指示方法」
・“最大実体公差方式”の使い方

質疑応答

講師紹介
1973年 大学院工学研究科(修士課程)を修了し ㈱リコーに入社
20年以上にわたり複写機の開発・設計に従事し、その後、3D CADによる設計プロセス改革の提案と推進、および社内技術標準の作成と制定・改定に携わるとともに、社内技術研修の設計製図講師、TRIZ講師などを10年以上務め、2010年に退社。
ISO/JIS規格にもとづく機械設計製図、およびTRIZを活用したアイデア発想法に関する、教育とコンサルティングを行う「想図研」を設立し、代表。現在、企業への幾何公差主体の機械図面づくりに関する技術指導、幾何公差に関する研修会、講演の講師活動を行っている。
著書
『幾何公差 見る見るワカル 演習100』
『幾何公差の使い方・表し方 第2版』
『わかる!使える!製図入門』
『“サイズ公差”と“幾何公差”を用いた機械図面の表し方』
『はじめよう!カンタンTRIZ』 等
学会等
日本設計工学会会員