1.はじめに
漏れの実態とシール技術の重要性
2.シールに関連したトライボロジーの基礎
2.1 トライボロジーとは
2.2 摩擦摩耗の考え方
2.3 しゅう動面に置ける摩擦・摩耗・潤滑とストライベック曲線
3.漏れの基礎知識と漏れのメカニズム
3.1 シール面の考え方
3.2 漏れはどうして発生するのか(漏れのメカニズム)
3.3 漏れの種類
3.4 漏れ検出方法
4.シールの種類とシール用ゴム材料の概要
4.1 シールの種類と分類
4.2 シール用材料
5.静的シール(ガスケット)の考え方と使い方
5.1 非金属ガスケット
5.2 セミメタリックガスケット
5.3 金属ガスケット
5.4 液状ガスケット
5.5 ガスケットにおける密封の考え方.
5.6 ガスケットペーストについて
6.動的シール(パッキン)の考え方と使い方
6.1 Oリングなどスクィーズパッキン
6.2 オイルシールなどリップパッキン
6.3 グランドパッキンなど単純圧縮パッキン
6.4 メカニカルシール
6.5 ドライガスシール
6.6 磁性流体シール
6.7 動的シールの密封理論
7.シールシステムの実際例
7.1 ガスケットの使用事例
7.2 パッキンの使用事例
8.シール選定の考え方
8.1 ガスケット選定の考え方と選定例
8.2 パッキン選定の考え方と選定例
9.シールのトラブル事例とその対策
9.1 ガスケットに発生した損傷とその対策
9.2 パッキンに発生した損傷とその対策
参考1.シールの試験法
参考2.シールに関する最近の話題
講師紹介
1969.3 玉川大学大学院工学研究科終了,
1969.4 同 助手
1974.4 同 講師
1981.4 同 助教授
1996.4 同 教授
2003.4~2008.3 同 工学部長
2009.3 同 定年退職 トライボロジーアドバイザー自称
2017.6.~ 一般社団法人日本軸受検査協会 非常勤理事
研究テーマ
転がり疲れ,固体潤滑,シール,しゅう動材料
最近はメンテナンスの活性化を中心に活動を展開
学会活動等
所属学会: 日本機械学会、日本トライボロジー学会、日本設備管理学会
日本機械学会
機械状態監視資格認証専門委員会委員
同 トライボロジー技術委員会委員長
日本トライボロジー学会
委員会等
ISO検討委員会(機械様態監視資格認証委員会委員)委員長(~2010)
トライボロジー相談室 Tribology Supervisor(TS)2011~
日本産業機械工業会「メカニカルシールJIS改正原案作成委員会」委員
自動車部品工業会「JIS B 2402オイルシール原案作成委員会」委員長 2010~
ほか 多数
著書
単著 「図解はじめての機械の潤滑」科学図書出版(2011)
監修 日本トライボロジー学会編「産業用車両の潤滑」養賢堂(2012)
監修・共著「トライボロジー設計マニュアル」テクノシステム(2015)
単著 「技術者のためのトライボロジー」潤滑通信社(2015)
など多数