クレームゼロを実現し,品質トラブルをなくすための
クレームゼロへの具体的アプローチ
~旧態依然とした品質保証体制を見直し,クレームの根源である不良をゼロにする具体的手法~

品質事故の実態,検査のあるべき姿,品質保証体制の見直し,不良ゼロの9原則,
ルールを守る人づくり,設計・購買・海外工場へのアプローチ等について
詳しく解説する特別セミナー!!
講師

株式会社 ロンド・アプリウェアサービス 代表取締役社長 中崎 勝 先生 ブリヂストン,日本DECを経て現職

日時
2020/1/22(水)10:30〜17:00
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師

株式会社 ロンド・アプリウェアサービス 代表取締役社長 中崎 勝 先生 ブリヂストン,日本DECを経て現職

日時
2020/1/22(水)10:30〜17:00
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講対象
 製造部門・品質保証部門・保全部門のマネージャ、リーダ、スタッフ


予備知識
 特にありません。


習得知識
 クレームゼロの具体的な対策方法、不良改善の基本的な進め方を習得できます。
 1)クレームの原因
 2)検査作業改善
 3)品質保証体制整備
 4)不良ゼロの9原則
 5)ルールを守る人づくり
 6)設計・購買・海外工場へのアプローチ 

講師の言葉
  高品質とされていた日本のものづくりにおいて4~5年周期で品質事故が断続的に続いています。
 2019年、今回の現象はその第5弾にあたります。この事象は今に始まったことではないのです。
 講師は、2000年当時から「品質事故」という現象に注目し、その原因を追究し対策を提案し
 続けてきました。
  本セミナーでは、品質事故の実態、根本原因と対策を具体的に解説します。
 品質事故の予備軍である「クレーム」の根本原因と対策を実際に行った数々の事例から紹介します。
 そして、クレームを直接防ぐ検査のあるべき姿を提示し、従来の検査から人の特性を活かした
 ST検査に移行します。検査者思いの改善を実施し、従来の人に頼った検査や現在の光学系検査機の
 課題にも取り組み、AIによる自動外観検査にも取り組みます。
 コストミニマムで実現する健全なクレーム対策、不良ゼロの具体的な方法論を紹介します。
 危機的状況に陥る前に「クレームゼロ」を実現し、「品質事故」への可能性を断ちましょう。

 

受講者アンケートより
・具体的対策まで落とし込まれており大変参考になりました。現場での実践が可能であると思えた。
                               (大手化学メーカー:男性)
・ほぼ全ての内容で納得できた。自社内の課題が明確になったので、社内改革を進めていきたい。
                              (国産自動車メーカー:男性)
・具体的な原因とその対策について教えていただいた。実例を交えた説明は非常に分かりやすかった。
 社内のマインドを変えることから実行していきたい。      (産業機械メーカー:男性)

 

プログラム

1. 品質事故の実態
 ・品質事故の原因-1~4
 ・クレームの原因2007
 ・「不正」の心理:2つの原則
 ・クレームの原因2019
 ・クレームをなくすには
 ・マインドチェンジ
 ・品質投資はペイする
 ・クレームと不良の関係
2.検査作業改善へのアプローチ
 ・基本的な考え方
 ・顧客条件による全数検査
 ・人の特性を活かしたST検査
 ・検査者思いの改善
 ・検査情報のフィードバック
 ・人に頼った検査の課題
 ・現在の光学系検査機の課題
 ・AIによる自動外観検査
 ・最後は人が保証する
 ・検査の目指す姿
3.品質保証体制の整備
 ・品質保証体制の整備
 ・音声入力による報告書作成
 ・スピード対応
 ・火消し隊
 ・QTS
 ・早期情報公開
 ・品質保証体制の位置づけ
4.不良ゼロの9原則
 ・原則-1:不良は結果
 ・原則-2:不良の要因は71
 ・原則-3:対策は55
 ・原則-4:10のツール
 ・原則-5:要素別改善
 ・原則-6:現物・現場
 ・原則-7:データ分析
 ・原則-8:発生工程の見つけ方
 ・原則-9:現象の連鎖
 ・「なぜなぜ分析」はもういらない
 ・5つのべからず
 ・個別改善
 ・要素別改善
 ・成功のポイント
5.ルールを守る人づくり
 ・なぜルールを守らないのか
 ・ない標準は作る
 ・現状の標準は整備する(標準の7つの不備)
 ・従来の教育・訓練の問題
 ・教育・訓練のしくみづくり
 ・AIアドバイザー
 ・計画的人材育成
 ・任せ切りの現場からの脱却
 ・モラルマネジメント
6.設計・購買・海外工場へのアプローチ
 6-1設計へのアプローチ
 ・設計業務の実態
 ・設計ミスの要因
 ・設計ミスをなくすには
 6-2 購買へのアプローチ
 ・サプライヤーの実態
 ・部材の品質を上げるには
 6-3 海外工場へのアプローチ
 ・海外工場における品質トラブル
 ・海外展開とは
 ・海外工場の品質を上げる

講師紹介
 昭和56年 慶應義塾大学工学部卒業。同年株式会社ブリヂストン入社、
 昭和62年 日本デジタルイクイップメント株式会社入社、
 平成4年より株式会社ロンド・アプリウェアサービス 代表取締役社長を務める。Zero-Defect/
  ロスコストマネジメント/SCM/IT(IoT)コンサルティング/現場改善(作業改善/設備改善/
  不良改善)などの業務に従事。
主な著書に『成功するCIM』(1992年)、『やりたくなる5S』(2016年)『ポカミス「ゼロ」
 徹底対策ガイド モラルアップとAIですぐできる、すぐ変わる』(2018年)などがある。
 また、IoT関連では、2016年、日刊工業新聞社・月刊誌・工場管理に「はじめてのモノづくり
IoTカイゼン」を2,4,5,6,7月連載。2017年4月号に、「品質管理におけるIoTの活用」を掲載。
9月号に特別企画「はじめてのモノづくりAIカイゼン<基礎編>~レベル0からAIを理解する~」掲載 。