Ⅰ.生産の3要素(3M)の面から品質問題を捉える
1.人(Man)
a.作業者
b.管理者
c.経営層
d.日本人駐在員
2.設備・機械(Machine)
a.日本と同じ設備なら大丈夫か
b.ノウハウ伝承と維持・標準化
3.材料(Material)
a.部材調達の変遷
b.中国部材を使う側の問題点
c.部材品質と対処法
Ⅱ.中国事情を理解する
1.中国人・中国企業を知る
a.謝罪のない文化
b.会社への帰属意識は薄い
c.中国人に対する指示の出し方
d.宴席でのマナー
2.中国で注意すべきこと
a.中国人に対してやってはいけないこと
b.言ってはいけないひと言
c.贈ってはいけないもの
d.うまくいくコミュニケーションの取り方
e.通訳の使い方
Ⅲ.中国自社工場の品質管理・改善で押さえるべきポイント
1.中国工場での品質管理・3つの歯車
2.中国工場のABC
3.中国工場は日本工場の鏡
4.3つの歯車を回して管理レベルを上げる
5.人材育成‐従業員教育の進め方
6.人材マネジメント
7.自社工場改善実施のための大前提
8.課題解決の順序- 工場のレベルで順序は異なる
9.課題解決の基本は日本と同じだが・・・
10.中国要因を見極める・事例
11.品質改善が進まない・不良が繰り返される理由
12.組織マネジメント
13.改善の文化を定着させるには
Ⅳ.取引先工場を見るとき、指導するときのポイント
1.中国企業と日本企業との違いを認識する
2.意識のずれを解消
3.取引先に対応してもらうためのポイント
4.どこまで求め指導するか
5.2つの視点を持つ
6.短期的視点
不良を外に出さない仕組みをつくる
7.生産委託先など数量のすくないものへの対応
8.長期的視点
育てるという視点
9.問題点の分析と改善事例
Ⅴ.新規取引先を見極めるポイント・チェック項目
1.改善の工場監査とは異なる視点を
2.新規取引先選定のポイント
3.中国工場を見極めるポイント
講師紹介
電機系メーカーにおいて、技術部門、資材部門を経て香港・中国に駐在。
現地では、購入部材の品質管理責任者として、仕入先の部材の品質管理、品質改善指導に奔走。
延べ100社におよぶ中国工場の改善指導を実践してきた。
2007年KPIマネジメントを設立。
現在は、国内中小製造業の経営革新支援及び日系中国工場の品質管理体制構築・品質改善、生産性改善指導を実践中。