
微生物事故を防ぐための
食品の殺菌・充填・密封(基礎)と微生物事故防止
各種容器特性,微生物管理,食品容器の殺菌・充填・密封ノウハウ,
殺菌理論(D値やZ値)について,分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
㈱ティーベイインターナショナル 代表取締役 技術士(生物工学) 松田 晃一 先生
- 日時
- 会場
- 受講料
- (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
- テキスト
受講概要
受講対象 食品&飲料業界、製造担当または品質管理担当の技術者、初級~中級 予備知識 ・食品工場での実務 ・微生物や品質管理に関する基礎知識 習得知識 1)微生物の熱殺菌理論 2)殺菌・充填・密封に関する知識 3)微生物事故防止への心構え 講師の言葉 本セミナーでは、基礎編として食品の殺菌・充填・密封基礎技術講座ついて説明します。 食品容器も実に様々なものがありますが、その殺菌・充填・密封については各種容器を比較 することで容器の特性に対する理解が深まります。その結果、日々の製造に対する基礎的な 技術の習得をはじめ、新しい商品、新しいパッケージングに対するアイデアも豊富になります。 なかなか、理解しにくい殺菌理論(D値やZ値)をExcelのグラフで分かりやすく説明し、 基本、食品&飲料製造工程にとって、最も重要な殺菌・微生物管理・事故防止について詳しく 説明します。
プログラム
1. 食用&飲用、缶詰め・びん・プラスチック容器等販売量 2. 各種容器の特性 2-1 金属容器 2-2 ガラス容器 2-3 プラスチック容器・バリア技術 2-4 紙容器 3. 微生物熱殺菌の基礎 3-2 TDT曲線 3-2 D値とZ値 3-3 F値とは 3-4 ボツリヌス菌 3-5 食品のpHごとの殺菌条件 3-6 芽胞菌 3-7 商業的無菌と保存試験 4. 各種食品製造の実際(動画による製造工程説明、以下の項目から数種をピックアップ) 4-1 水産缶 4-2 果実缶 4-3 野菜缶 4-4 ジャム缶・びん 4-5 食肉缶 4-6 飲用缶・びん詰・PETボトル 4-7 レトルト食品 5. 各種食品製造技術 5-1 充填前殺菌 ・シェル&チュープ式殺菌器 ・プレート式熱交換器 ・直接加熱器 5-2 形物を含んだ食品の熱伝導 5-3 脱気・真空脱気法・加熱脱気法・酸素低減法 5-4 密封・二重巻締・ガラスびんの密封・プラスチック容器の密封 5-5 密封後殺菌設備・レトルト釜 6. 無菌・無菌化包装技術 6-1 BCR(Biological Clean Room)とは 6-2 飲料の無菌充填システム 6-3 米飯類の無菌包装システム 7.品質管理 7-1 HACCPによる品質管理と微生物事故防止 7-2 流通、保管期間中の品質変化と劣化 講師紹介 1984年 京都大学 農学部食品工学科 微生物生産学 卒業 日本技術士会 日本包装技術協会ISO/TC122/SC4 国内対策第四分科委員 North Asia PET Chairman