微生物事故を防ぐための

食品殺菌・充填・密封(基礎)微生物事故防止

各種容器特性,微生物管理,食品容器の殺菌・充填・密封ノウハウ,
殺菌理論(D値やZ値)について,分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
㈱ティーベイインターナショナル 代表取締役 
技術士(生物工学) 松田 晃一 先生
日時
2019/11/1(金)10:20〜17:20
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
㈱ティーベイインターナショナル 代表取締役 
技術士(生物工学) 松田 晃一 先生
日時
2019/11/1(金)10:20〜17:20
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講対象
食品&飲料業界、製造担当または品質管理担当の技術者、初級~中級

予備知識
・食品工場での実務
・微生物や品質管理に関する基礎知識

習得知識
1)微生物の熱殺菌理論
2)殺菌・充填・密封に関する知識
3)微生物事故防止への心構え

講師の言葉
 本セミナーでは、基礎編として食品の殺菌・充填・密封基礎技術講座ついて説明します。
食品容器も実に様々なものがありますが、その殺菌・充填・密封については各種容器を比較
することで容器の特性に対する理解が深まります。その結果、日々の製造に対する基礎的な
技術の習得をはじめ、新しい商品、新しいパッケージングに対するアイデアも豊富になります。
 なかなか、理解しにくい殺菌理論(D値やZ値)をExcelのグラフで分かりやすく説明し、
基本、食品&飲料製造工程にとって、最も重要な殺菌・微生物管理・事故防止について詳しく
説明します。

プログラム

1. 食用&飲用、缶詰め・びん・プラスチック容器等販売量

2. 各種容器の特性
  2-1 金属容器 
  2-2 ガラス容器 
  2-3 プラスチック容器・バリア技術 
  2-4 紙容器

3. 微生物熱殺菌の基礎
  3-2 TDT曲線 
  3-2 D値とZ値 
  3-3 F値とは 
  3-4 ボツリヌス菌 
  3-5 食品のpHごとの殺菌条件 
  3-6 芽胞菌 
  3-7 商業的無菌と保存試験
 
4. 各種食品製造の実際(動画による製造工程説明、以下の項目から数種をピックアップ)
  4-1 水産缶 
  4-2 果実缶 
  4-3 野菜缶 
  4-4 ジャム缶・びん 
  4-5 食肉缶 
  4-6 飲用缶・びん詰・PETボトル 
  4-7 レトルト食品

5. 各種食品製造技術
  5-1 充填前殺菌 ・シェル&チュープ式殺菌器 ・プレート式熱交換器 ・直接加熱器 
  5-2 形物を含んだ食品の熱伝導
  5-3 脱気・真空脱気法・加熱脱気法・酸素低減法
  5-4 密封・二重巻締・ガラスびんの密封・プラスチック容器の密封 
  5-5 密封後殺菌設備・レトルト釜 

6. 無菌・無菌化包装技術
  6-1 BCR(Biological Clean Room)とは 
  6-2 飲料の無菌充填システム 
  6-3 米飯類の無菌包装システム 

7.品質管理
  7-1 HACCPによる品質管理と微生物事故防止 
  7-2 流通、保管期間中の品質変化と劣化


講師紹介
1984年 京都大学 農学部食品工学科 微生物生産学 卒業
日本技術士会
日本包装技術協会ISO/TC122/SC4 国内対策第四分科委員
North Asia PET Chairman