分離操作の実践で役立てるための
沈降分離・濾過・脱液技術基礎プロセス設計

沈降分離,濾過,圧搾,遠心脱水に関する基礎知識,またこれらの計算に
必要な基礎実験法,利用法について分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
大阪府立大学 大学院 工学研究科 
物質・化学系専攻 化学工学分野 教授
工学博士 岩田 政司 先生
日時

2019/11/1(金) 10:30 ~ 17:00

会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
講師
大阪府立大学 大学院 工学研究科 
物質・化学系専攻 化学工学分野 教授
工学博士 岩田 政司 先生
日時 2019/11/1(金) 10:30 ~ 17:00
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
受講対象
化学,食品,医薬品,バイオ,環境,繊維,紙・パルプ,鉄鋼,表面処理,ガラス,セラミックスなど,
広範な産業分野で,沈降分離,ケーク濾過,濾材濾過,圧搾脱水,遠心脱水の基礎理論の理解ならびに
基礎データの取得法を必要とされている方々を対象としています。

予備知識
高校程度の数学および物理(力学)の知識を有していることが望ましいですが,必須ではありません。

習得知識
固液分離操作をモデル化した標準的基礎理論を平易に講述し,その利用法を説明します。
これらの知識に対する理解が深まります。
1)製造プロセス,環境保全プロセスに不可欠な沈降分離,濾過,圧搾,遠心脱水に関する基礎知識
2)沈降分離,濾過,圧搾,遠心脱水の計算に必要な基礎実験法

講師の言葉
 製造プロセス,環境保全プロセスに不可欠な沈降分離,ケーク濾過,圧搾脱水,遠心脱水操作の標準的理論
を基礎から解説します。また,これらの分離装置の設計・運転を行う上で必要なデータの取得法について説明
します。
 沈降装置,ろ過装置,圧搾脱水装置,遠心ろ過脱水装置の設計・運転に使われる基礎式の使い方だけでなく,
式を導くに当たっての仮定も含め,なぜそれらの式が得られたのかを深く理解することは,現場で出会う種々
の現象を解釈する際,あるいは,装置運転上のトラブルを解決する方策を考える際,おおいに役立つことと
思います。

プログラム

1.固液分離の概要       
  1-1.固液分離の目的
  1-2.固液分離の各段階
     前処理,清澄化,濃縮,固体除去/回収,ケーク洗浄,脱水
  1-3.固液分離装置の選定基準
     沈降装置の選定基準,濾過機の選定基準

 

2.基礎的事項     
  2-1.粒子の沈降速度
     Stokes/Allen/Newtonの沈降速度式
  2-2.粒子層内の流動抵抗
     Kozeny・Carman式,Darcy式
  2-3.液圧と固体圧縮圧力
     重力場/流れ場/遠心場で固体粒子が受ける力

 

3.沈降分離     
  3-1.沈降(浮上)分離装置
     重力/遠心沈降装置,浮上装置,沈殿濃縮装置
  3-2.清澄操作
     上向流/水平流沈降分離装置の基礎理論,表面負荷率
  3-3.沈殿濃縮
     Kynchの理論,シックナーの設計理論,Boycott効果

 

4.濾過操作の基礎     
  4-1.濾過装置
        Nutsche,濾過乾燥機,連続濾過機,真空濾過機,カートリッジ濾過器,粒状層濾過機
  4-2.濾過の推進力
        粘性消散エネルギー,推進力としての重力/加圧力/真空力/遠心力/電気力
  4-3.ケーク濾過と清澄ろ過
     粒子捕捉の機構の違い
  4-4.ケーク濾過プロセスの計算
     (1)Ruthの定圧濾過式
       平均濾過比抵抗の求め方,最適濾過時間の決定法
     (2)定速濾過
     (3)変圧変速濾過
  4-5.濾材
  4-6.濾過助剤
     濾過助剤の選定と最適添加量
  4-7.清澄濾過理論    
     閉塞濾過理論,砂濾過理論

 

5.圧搾脱水操作の基礎     
  5-1.圧搾装置
     加圧板式圧搾機,フィルタープレス,ベルトプレス,スクリュープレス
  5-2.圧搾理論
     圧搾に適した固液混合物の判別法,圧密理論,圧密の簡易計算式
  5-3.圧搾脱水の最近の話題

 

6.遠心分離操作の基礎   
  6-1.遠心濾過・脱水装置
     回分式遠心濾過脱水機,デカンター
  6-2.遠心濾過理論
     遠心濾過圧の物理的意味,遠心濾過速度式
  6-3.遠心脱水理論
     非圧縮性材料の遠心脱水理論,圧縮性材料の遠心脱水理論
  6-4.遠心脱水の最近の話題

 

7.その他の脱水技術    
  7-1.電気浸透脱水装置
     ドラム・ベルト型,フィルタープレス型
  7-2.電気浸透脱水理論
     脱液の原理,脱液速度式,脱液の進行度

 

8. 質疑応答   



講師紹介


略歴
名古屋大学大学院工学研究科化学工学専攻 博士課程後期課程修了
名古屋大学工学部化学工学科助手
鈴鹿工業高等専門学校工業化学科助教授
同教授を経て現職

 

所属学会・協会
化学工学会東海支部幹事
化学工学会分離プロセス部会幹事・部会長
同固液分離分科会幹事・副代表
分離技術会幹事
世界濾過工学会日本会役員
日本液体清澄化技術工業会協力会員等を務めた。

 

研究
固液分離操作の基礎的事項に関する研究全般に従事。
特に
・凝集操作ならびに凝集体の強度測定
・重力場・遠心場・電場下の圧密沈降,ケーク濾過,
  助剤濾過,圧搾脱水,遠心脱水,電気浸透脱水
  に関する研究課題に取り組んできた。