適切な晶析操作と課題解決のための

晶析プロセス設計のために必要知識(PC演習付き)

セミナー
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固液平衡,結晶構造,晶析プロセスシミュレーション,晶析装置内結晶の粒径分布の解析などについて、
企業が求めるキーテクノロジー・ノウハウとともに分かりやすく解説する特別セミナー!!
斬新なアプローチですので,ビギナーはもちろんベテランの方にもご満足いただけます≫

講師

岩手大学理工学部化学 生命理工学科化学コース 教授 博士(工学) 横田 政晶 先生

日時

2019/9/11(水) 10:30 ~ 17:00

会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:48,600円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
講師

岩手大学理工学部化学 生命理工学科化学コース 教授 博士(工学) 横田 政晶 先生

日時 2019/9/11(水) 10:30 ~ 17:00
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:48,600円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
受講対象

化学,製薬,化粧品,食品,電子素材をはじめとする結晶を対象とするメーカー。
晶析のビギナーでも理解できるように説明しますが,成書にはない斬新なアプローチですので,
ベテランの方にもご満足いただけます。



予備知識

事前学習は必要ありませんが,晶析に関する成書が身近にあれば目を通していただくと理解が早いかもしれません。 
常微分方程式,偏微分方程式,微積の知識があると,ポピュレーションバランスの箇所は理解が早いかもしれません。

 

持参品

WindowsPC 
・講演の一部で,結晶構造の可視化と結晶形状の予測,ポップレーションバランス式の解法等の
  実演を予定しておりますので、WindowsPCをご持参ください。
・ソフト等は事前にインストールしたものを配布予定です。SBポートさえついていれば,
  XPマシーンでも動作するものです。



習得知識

1) 溶解度データに基づいた操作方式の選定 
2) 溶解度と溶媒の選定法 
3) 結晶学データの見方
4) 結晶構造に基づいた,結晶形状の予測 
5) 結晶成長に対する溶媒(+添加剤)効果
6) 結晶形状の制御法 
7) 結晶構造の制御法 
8) 実機に対応した,ポピュレーションバランス(PBE)の立式化
9) PBEに基づいた晶析データの解析法 
10) PBE法の新たな展開



講師の言葉

 講演者は晶析の研究を約30年行っており,学術的には,結晶成長,核発生,結晶構造(結晶多形も含む), 
ポピュレーションバランス法などを中心に研究を展開しています。 一方,国内外の企業との共同研究や
技術相談を通じて,企業が必要としている晶析のキーテクノロジーも 把握するように努めてまいりました。
結晶に関連する業種は多種多様で,それをケーススタディー的に概説しようとすると, 非常に複雑なものと
なり,発散しがちです。講演者は,長年にわたる企業とのお付き合いを通じて,課題の原因となる現象を 
突き止めていくと,共通するキーワードに行き着くことに気づきました。 
 それは講演者独自の考えであり,成書には書かれておりません。本講演ではそのキーテクノロジーの一旦を
紹介します。 ご存知の通り,物質(原子や分子)によって,晶析特性は異なります。例えば,2次核発生に
しても,物質あるいは結晶の構造 および溶液の状態によって,その影響主因子が,衝突から流体摩擦に変化
する場合もあります。課題解決のためには,装置内の現象を 注意深く観察することが重要です。それを基に
して,本講義で紹介するキーテクノロジーが身につけば,課題解決の糸口をみつける ことができると思います。

プログラム

1.はじめに
 本講義の要約

2.固液平衡
  2.1 相図の有用性
       1) 操作方式(冷却,蒸発それとも?でいくか)
       2) 操作条件(複数の結晶相が出現する場合の対応)
  2.2 溶解度の推算
       1) 分子あるいは結晶構造から溶解度を求めることができるか
       2) 溶解度パラメーターの利用

3. 結晶構造
  3.1 単結晶構造解析結果の見方
  3.2 結晶構造から結晶形状,固相転移の有無を推測する

4. 晶析プロセスシミュレーションのために必要な基礎知識
  4.1 核発生(均質核発生/不均質核発生/2次核発生)
  4.2 結晶成長(拡散過程/一様成長/2次元核成長/らせん転移成長)

5. 晶析装置内結晶の粒径分布の解析 
  5.1 各種物理量の収支式の立て方
  5.2 ポピュレーションバランス式の導出法
  5.3 粒径分布適用事例
     1) 連続晶析
     2) 回分晶析
     3) 半回分晶析/反応晶析と貧溶媒添加など  
     4) 凝集や破砕のある場合の取り扱い
     5) スケールアップ問題
   5.4 ポピュレーションバランス法の応用
       1) 結晶形状分布式
       2) 結晶組成もしくは構造分布式


講師紹介
 1988年 早稲田大学理工学部応用化学科 卒業
 1993年 早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程応用化学専攻修了 博士(工学)
 1993年 岩手大学助手(工学部)
 1999年 岩手大学助教授(工学部)
 2016年 岩手大工教授(理工学部)

所属学会:化学工学会正会員
日本化学会教育会員
岩手化学工学懇話会会長
活動状況:
日本海水学会奨励賞
化学工学論文集優秀論文賞
Journal of Chemical Engineering of Japan Outstanding Paper Award
その他,国内企業とのコンサルティング契約,企業での化学工学教育の経験あり