信頼性目標を達成するための
信頼性・安全確保する、加速試験データ解析 
~加速試験のポイントとワイブル解析結果の見方・使い方~
【WEB受講(Zoomセミナー)

品質保証の必要性・信頼性の基礎概念,加速試験のポイント,加速試験の進め方の実際とコツについて,演習をふまえ詳しく解説する特別セミナー!!
講師
D-Techパートナーズ 代表 原田 文明 先生
(元) 富士ゼロックス,品質保証安全環境評価部長,シニアアドバイザーを経て現在に至る
日時
2022/11/28(月)10:00〜16:30
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
D-Techパートナーズ 代表 原田 文明 先生
(元) 富士ゼロックス,品質保証安全環境評価部長,シニアアドバイザーを経て現在に至る
日時
2022/11/28(月)10:00〜16:30
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
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受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
設計や品質保証の実務者


予備知識
特に必要ありません

習得知識 
1)信頼性と品質保証の関係 
2)加速試験の成立条件とポイント 
3)ワイブル解析と結果の見方 
4)加速試験の役割と進め方 
5)その他 


講師の言葉  
 信頼性の高い製品を、より短時間に作り上げることが求められる中で、加速試験の活用は魅力的です。加速試験は単に試験時間を短くしたり、寿命を正確に予測したりする手法ではありません。加速試験は、その結果を設計に反映し、高い信頼性を得るものです。そのため故障解析など自社のノウハウや、各種の信頼性モデル、市場の情報を活用し、設計に生かすことが大切です。  
 この講座では、技術者・管理者を対象に、基本的な予測モデルやデータ解析方法等を再確認し、加速試験のポイントを紹介します。また機器、部品別の加速試験の特徴と実施上の勘どころについて解説します。 


受講者の声
・教科書通りの内容の説明ではなく、講師の先生のご経験からの見解を踏まえたご説明をして頂けた事は、実際に業務の中で応用する場面では、非常に有効的な内容だったと考えております。
・品質・開発に携わる仕事を行う中で、加速試験に対しての正しい理解が深まりました。誤解しやすいポイント等述べていただき、計画を立てる際に念頭に置くべき事柄を知れてよかったです。
・加速試験の注意点や有効な適用範囲について総合的に講演いただき、現在担当している業務に非常に役に立つ情報を得ることができました。
・様々な信頼性に関する手法や考え方をご教示いただきありがとうございました。早速社内の故障品でワイブルプロットのデータを取得したり、故障品解析を実施したりして社内のノウハウデータベースを作りあげていこうと思います。

プログラム

1. 信頼性の確保と加速試験の役割
 1. 加速試験とは
 2. なぜ加速試験が求められるのか
 3. 信頼性の基礎概念
 4. 信頼性からディペンダビリティ(総合信頼性)へ
 5. 信頼性の作り込みと加速試験の狙い

2.信頼性の設計と検証
 1. 信頼性の設計・評価と検証の違い
 2. 信頼性を確認するための最小の試験規模 (演習)
 3. 信頼性データの解析(ワイブル解析 演習)
 4. 解析結果の見方
 5. 信頼性七つ道具

3.加速試験とは
 1. 試験の役割と信頼性
 2. 加速試験が成立する条件
 3. 計画時のポイントと注意(故障メカニズムへの着目)  
 4. 2つの加速試験の特徴とメリット、および限界
 5. タイプ別の加速試験と実施タイミング

4.加速試験の計画と実施 
 1. 加速試験の目的予測と狙い
 2. 加速のモデル(数理的なモデルと故障物理モデル)
 3. 故障物理モデルと予測への活用(アレニウス、SSモデル他)(演習)
 4. 定性的な試験の活用とタイミング
 5. 加速の条件と試験で犯しやすい間違い
 6. 加速試験の留意点(アイテムの定義、目的、改善手段、メカニズムを絞る、結果から言えること・・・)

5.加速試験の進め方の実際とコツ
 1. 機器の加速試験
 2. 部品・材料の加速試験
 3. 加速試験の準備と支援情報の重要性
 4. 加速試験結果の実施上のポイント・勘どころ(演習)
 5. 加速試験のメリット・限界とマネジメントの重要性

補講)信頼性加速試験の国際規格(IEC62506)の概要

質疑・応答


講師紹介
略歴
富士ゼロックスにて、信頼性管理部門で開発商品の信頼性管理、信頼性評価及び試験、加速試験法・解析手法,信頼性予測手法開発に従事。
設計段階で信頼性予測をへて、部品信頼性評価業務を統括。設計・仕入先での信頼性技術指導。
また、IEC TC56(ディペンダビリティ)委員として各種国際規格の策定とJIS化に参画。
FMEA、加速試験、リユースなどのJIS化に貢献。
2019年よりD-Techパートナーズ代表
所属学会等
日本信頼性学会、IEC TC56エキスパート、JIS制定委員、都信頼性研究会アドバイザー他