実務で役立てるための
レオロジー1日学ぶ!
レオロジー基礎から測定解析具体的ポイント
【WEB受講(Zoomセミナー)

液体の粘度とはなにか,どのように測定するか,最新のレオロジー測定手法の情報,レオメータの使いこなしについて,豊富な経験に基づき分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
国立大学法人 長岡技術科学大学 機械系 教授 高橋 勉 先生
日時
2022/6/14(火)10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
国立大学法人 長岡技術科学大学 機械系 教授 高橋 勉 先生
日時
2022/6/14(火)10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講形式
WEB受講のみ
 ※本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
ドロドロ・ベタベタ系の液体を取り扱うすべての業種の皆様。
塗料、インク、化粧品、食品、ペースト、スラリー、などを扱う方。
レオロジー計測の経験がある方や企業でソフトマター・複雑流体の取扱で苦労されている方は理解が早いと思います。


予備知識
必要ありません。
数学や理論などの難しい話は極力避けます。


習得知識
1)液体の粘度とはなにか.どのように測定するか
2)最新のレオロジー測定手法の情報
3)レオメータの使いこなし など


講師の言葉
 普段の生活から生産現場に至るまでクリーム、ゲル、ペーストなど様々な機能を持った流体が塗布、インクジェット、噴霧など多様なプロセスにより利用されてます。レオロジー測定の中心機器であるレオメータは高精度化と自動化が進み、典型的試験の結果は容易に得られます。
 しかし、その結果を見ても実際の問題が解決しない、製品の良・不良と物性がマッチしない、というお話をよく聞きます。レオメータはしばしば嘘をつきますので、適切な計測手法や解析の選択が問題解決に至る鍵となります。
 本講義では、豊富な経験に基づくレオロジー測定のノウハウと最新のレオロジー計測技術情報について解説いたします。

プログラム

1. レオロジー計測の基礎
1-1 粘性,弾性,塑性
1-2 レオメータの種類
1-3 回転型レオメータの測定原理
1-4 レオメトリックな流れ場

2. 典型的なレオロジー測定の実例
2−1 定常粘弾性試験
2−2 過渡的粘弾性試験
2−3 動的粘弾性試験

3. レオメータが嘘をつくとき                                                               
3-1 流れによる構造変化,構造形成と破壊
3-2 シアバンドの形成
3−3 壁面滑り                                                               
3−4 レオメータの勝手な判断

4. レオメータによる測定のレシピ例                                                              
4-1 クリーム・ゲルの計測
4-2 濃厚懸濁液の計測
4-3 ミセルの計測

5. 最新計測技術・手法の紹介
5-1 非線形性が分かる大振幅動的粘弾性解析(LAOS)
5-2 分子レベルの構造が見えるレオ・オプティック計測
5-3 ミクロ・マクロの構造が見える高速偏光イメージング解析
5-4 ツインドライブ・レオメータで初めて分かった従来結果の嘘
5-5 超最新機器,バイオナノインデンテーションによるレオロジー評価 
                                                               
6. まとめ 

質疑・応答


講師紹介
略歴
1989年3月 東京理科大学大学院理工学研究科 博士後期課程修了 学位取得
1989年4月 東京理科大学理工学部 助手
1990年4月〜現在 長岡技術科学大学 助手,助教,准教授,教授(2011年〜)
学会等
日本機械学会
日本レオロジー学会(理事)
化学工学会
可視化情報学会
日本風力エネルギー学会
Society of Rhelogy