実生産規模での結晶化を成功に導くための
結晶多型基礎多型制御技術
  【WEB受講(Zoomセミナー)】

セミナー
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結晶化の基礎理論,多型による結晶物性の変化・多型分析方法,多型・特許、医薬品認可の関係,多型スクリーニング方法,多型制御結晶化方法について,具体的事例を踏まえ詳しく解説する特別セミナー!!
講師
アンリ・コンサルティング 代表 薬学博士 森川 安理  先生
元 旭化成株式会社
日時
2022/3/3(木)10:00〜16:30
会場

*本セミナーはWEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
講師
アンリ・コンサルティング 代表 薬学博士 森川 安理  先生
元 旭化成株式会社
日時
2022/3/3(木)10:00〜16:30
会場

*本セミナーはWEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
受講対象
・業種は電子材料等ファインケミカル製品製造業、医薬原薬および中間体製造業。
・結晶粉体の形をとる化学品・医薬品の基礎研究者、プロセス開発担当者、生産者で、結晶多型に興味を持つ方々。

予備知識
結晶化による精製の経験

習得知識
1)結晶化の基礎理論
2)多型による結晶物性の変化と多型分析方法
3)多型と特許、医薬品認可の関係
4)多型スクリーニング方法の基礎
5)多型制御結晶化方法 など

講師の言葉
 同じ構造の化合物であっても、結晶型の違いにより、粉体の分散性、安定性などの物理的性質や科学的性質が異なることが知られています。化学品・医薬品の世界では安定結晶多型が突然出現し、それまで普通に得られていた不安定結晶は析出しなくなるということが起り、これにより事業の存続さえ危ぶまれる非常事態が発生することがあります。
 また、新たな結晶多型を発見することにより、化合物の特許有効期間を延長することができる場合もあります。このように化学品医薬品事業を行う者は、開発段階で結晶多型検討の上、一つの結晶多型を選択し、生産段階では多型を制御しながら目的物を生産することが求められます。結晶多型の検討を行っている研究者やこれから結晶多型の検討を実施しようとしている研究者のために、本講演では、以下の項目について、解説していきます。
 結晶化・結晶多型の理論
 結晶多型の分析方法
 結晶多型の事件例(Disappeared polymorphism)
 結晶多型の研究例
 結晶多型のスクリーニング方法
 結晶多型制御方法
 なお本セミナーは、ラボの小スケールでの結晶化のやり方を示すものではなく、実生産規模での結晶化を目的としております。

プログラム

1 結晶化の基礎
1.1 溶解度曲線と結晶多型
1.2 Van’t Hoff プロットと結晶多型
1.3 溶解度測定方法と結晶多型
1.4 核形成理論
1.5 表面エネルギーとinduction time
1.6 Disappeared Polymorphism のメカニズム

2 結晶多型の分析機器による区別
2.1 X線小角散乱XRD
2.2 DSC
2.3 ATR-IR, ATR-Raman
2.4 集束ビーム反射測定法(FBRM)
2.5 粒子画像測定装置(PVM)

3 結晶多型の種類と物性
3.1 塩フォーム、水和物、溶媒和物と結晶多型
3.2 特殊な結晶多型(Conformation 多型)

4 結晶多型の事件・トラブル
4.1 Ranitidine
4.2 Ritonavir
4.3 Paroxetine HCl
4.4 その他

5 結晶多型研究の例
5.1 Sulfathiazole Form I – Form V
 5.1.1 溶解度曲線
 5.1.2 結晶化方法
 5.1.3 熱的特性
 5.1.4 結晶型変異
5.2 その他の原薬の結晶多型

6 Generic 開発と結晶多型、共結晶
6.1 FDAの結晶多型、共結晶に対する考え方
6.2 日本の行政の考え方
6.3 製剤化工程での結晶型変異

7 新しい結晶多型の探索
7.1 なぜ新しい多型が欲しいのか?
7.2 スクリーニング方法
7.3 共結晶開発について

8 スケールアップを考えた多型制御結晶化方法
8.1 冷却晶析
 8.1.1 バッチ
  8.1.2 連続 MSMPR
  8.1.3 連続晶析のスタートアップと滴下バッチ晶析
8.2 溶媒混合による(フロー型を中心に)
 8.2.1 バッチ
 8.2.2 PFR フロー型連続晶析
 8.2.3 溶媒選択等の問題点
8.3 その他の多型制御

質疑・応答


講師紹介
略歴
1975年3月 東京大学理学部化学科 卒業
1977年3月 東京大学大学院理学系研究科 有機化学専攻 卒業
1977年4月 旭化成 入社
           入社後、スクリーニング化合物の合成、プロセス化学研究に一貫して従事。この間薬学博士号取得(東京大学)。その後、医薬原薬製造工場の工場長を10年経験。化学品、医薬原薬、治験薬等の生産を経験。
2009-2012年  九州保健福祉大学薬学部 非常勤講師(一般化学、生物有機化学)
2013年2月  旭化成 退社
2013年3月 個人事業主として技術コンサルタント業開始。
~現在     機電池材料、無機電子材料、無機化学品・有機化学品、医薬品、医薬品原料等のバッチスケールアップ製造、GMP対応等のコンサルタントとして仕事している。        
所属学会
日本薬学会