分散安定化制御に係わる問題解決のための
有機溶媒/樹脂中における微粒子ナノ粒子分散安定化技術不良対策ポイント塗布性成型性および乾燥性改善のために【WEB受講Zoomセミナー】

SP値・HSP値,表面自由エネルギー,酸塩基度の基礎と最新測定法,分散理論に基づく有機溶媒/樹脂とレベリング剤の選択,高分子分散剤/バインダーの選択指針,粒子の表面改質法,レオロジー特性の測定・チキソトロピック剤の選択指針について,豊富な経験に基づき分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
山口大学 名誉教授 工学博士 大佐々 邦久 先生
日時
2022/2/10(木)10:00〜16:30
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
講師
山口大学 名誉教授 工学博士 大佐々 邦久 先生
日時
2022/2/10(木)10:00〜16:30
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
受講形式
 WEB受講のみ
 *本セミナーは、Zoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
 初めての方から中堅の方で、分散系の調製法を基礎から学ばれたい方
 化成品、電子材料および薬剤などの研究開発、製造や品質保証に携わられる方


予備知識
 特に必要ございません.初歩から分かりやすくご説明します.


習得知識
 1)SP値・HSP値,表面自由エネルギー,酸塩基度の基礎と最新測定法
 2)ぬれ(分散)理論に基づく有機溶媒/樹脂とレベリング剤の選択
 3)安定化理論に基づく高分子分散剤/バインダーの選択指針
 4)界面活性剤の利用を含む粒子の表面改質法
 5)レオロジー特性の測定とチキソトロピック剤の選択指針 など


講師の言葉
 粒子分散液の調製では,異方性ナノ粒子など素材や用途の多様化にともなって,様々な課題が生じています。
 たとえば塗布性/乾燥性の改善,粒子の表面酸化やイオン溶出の抑制および分散剤の溶解性/吸着性などの点から,どうしても分散媒には有機溶媒/樹脂(分散媒)を使用する機会が多くなります。分散安定化工程では,先ず粒子はぬれ分散化する必要がありますが,そのままでは再凝集しますから,極性の低い有機溶媒/樹脂中では分散剤/バインダーによる立体反発安定化が欠かせません。
 したがって相反関係にあるぬれ性と分散剤の吸着性を共に満足するように有機溶媒/樹脂を選ぶ必要があります。
 本講では,分散安定化制御に係わる諸問題を解決するためのツールとして,分子間力に由来する三つのパラメータ,すなわち溶解度パラメータを軸に,表面自由エネルギーおよび酸塩基度を取り上げます.
 そのうえで有機溶媒,分散剤/バインダー,レベリング剤やチキソトロピック剤などの選択指針,およびぬれ性/付着性改善のための表面改質法などについて,多くの応用事例を踏まえて平易に解説します。

プログラム

1.粒子分散液の調製不良の原因と対策
 1.1 粒子分散液の調製工程と応用例
 1.2 ぬれ・分散化不良の原因と対策
 1.3 安定化不良の原因と対策
 1.4 撹拌・ミーリング不良と対策
 1.5 塗布膜の乾燥不良と対策

2.分散安定性の評価に欠かせないパラメータとその求め方
 2.1 溶解度パラメータ(SP値・HSP値)の基礎と求め方
 2.1.1 HildebrandのSP値とHansenのSP値(HSP値)
  1) HildebrandのSP値と相互作用パラメータ
  2) HSP値と表示法および相互作用距離(Hansen距離)
 2.1.2 化合物(高分子,界面活性剤)のSP値・HSP値と求め方
  1) 原子団寄与法とソフトウエアHSPiPによる計算
  2) 溶解・膨潤法とHansen球/ダブルHansen球による測定
  3) インバースガスクロマトグラフィー法
 2.1.3 粒子表面のSP値・HSP値と測定法
  1)多架遠心沈降法によるスクリーニング
  2) インバースガスクロマトグラフィー法
  3) 低磁場パルスNMR法
 2.2 表面自由エネルギーの基礎と測定法
 2.2.1 表面張力/界面張力と成分項の測定法
 2.2.2 粒子の表面エネルギーと成分項の測定法
  1) 接触角法(ペレット法,両面テープ法,薄層浸透法)
  2) インバースガスクロマトグラフィー法
 2.3 粒子表面/分散剤の酸塩基度の基礎と測定法
  1) Lewisの酸塩基性とGutmannのドナー数/アクセプター数
  2) 滴定法(電荷0点,酸価/アミン価など)
  3) インバースガスクロマトグラフィー法

3.ぬれ(分散)性・塗布性の基礎と不良対策のポイント
 3.1 SP値・HSP値(Hansen球)によるぬれ・付着性評価
 3.2 表面自由エネルギー(wetting envelope)によるぬれ性評価
 3.3 浸漬ぬれおよび拡張ぬれに基づく有機溶媒/樹脂の選択
 3.4  塗布・乾燥工程におけるマランゴニ対流とレベリング現象
 3.5  レベリング剤の働きと選択指針

4.安定性の基礎と不良対策のポイント
 4.1 粒子間に働く相互作用力とvan der Waals力
 4.2  有機溶媒/樹脂中における静電反発作用とDLVO理論
 4.3 高分子分散剤/バインダーによる立体反発安定化
 4.4 ポリマーブラシによる濃厚系ナノ粒子の立体反発安定化

5.高分子分散剤/バインダーの種類と選択指針
 5.1 分散剤/バインダーの構造と吸着形態
 5.2 相互作用距離による溶解性の評価と成型性
 5.3 吸着/付着性の評価
  1) Hansen球/ダブルHansen球による吸着/付着性評価
  2) 酸塩基相互作用パラメータによる吸着/付着性評価
  3) 低磁場パルスNMR法による吸着特性の測定

6.ぬれ性・塗布性改善のための表面改質法と評価例
 6.1 界面活性剤の働きと選択指針
 6.2 カップリング法による表面改質とその評価例
 6.3 グラフト法による表面改質とその評価例

7.粒子分散液のレオロジー特性/安定性試験法
 7.1 粒子分散液の種類と流動曲線
 7.2  降伏応力とチキソトロピー
 7.3 動的粘弾性による安定性評価

8.チキソトロピック剤の働きと選択指針
 8.1 チキソトロピック剤の働き
 8.2 非水系チキソトロピック剤の種類と選択
 8.3 水系チキソトロピックの種類と選択

まとめ
【質疑応答】

講師専門分野
化学工学,微粒子工学