実務ですぐに役立てるための
『シランカップリング剤効果的活用のための
基礎機能材料への応用技術』~反応作用機構選択法効果的使用法処理効果ナノ粒子調製粒径制御材料への表面処理法処理表面の分析解析法~
【WEB受講(Zoomセミナー)】

シランカップリング剤の基礎,有機・無機ハイブリッドや機能材料へ応用するためのナノ粒子の調整と粒径制御,種々の材料への表面処理法や反応,表面修飾・改質,処理表面の分析・解析について,具体的実験例(マニュアル)を中心にやさしく解説する特別セミナー!!
講師
FAMテクノリサーチ代表 ・博士(工学) 山田  保治 先生
元 住友化学工業株式会社 中央研究所,新日鐵化学株式会社 技術研究所
名古屋工業大学教授,京都工芸繊維大学教授を経て現在に至る
日時
2021/11/16(火)10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
講師
FAMテクノリサーチ代表 ・博士(工学) 山田  保治 先生
元 住友化学工業株式会社 中央研究所,新日鐵化学株式会社 技術研究所
名古屋工業大学教授,京都工芸繊維大学教授を経て現在に至る
日時
2021/11/16(火)10:00〜16:00
会場
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
受講形式     
WEB受講のみ
 *本セミナーはZoomシステムを利用したオンライン配信となります。


受講対象
カップリング剤処理、表面処理、コンパウンド、新規な複合材料(ナノコンポジット/ナノハイブリッド)、塗料・コーティング材料など新規な材料開発を行う企業の研究・開発・プロセス・生産・実装部門の研究者、や技術スタッフ。


予備知識
特に特別の知識は必要ありませんが、大学基礎課程の化学(有機化学、高分子化学、物理化学、分析化学)の基礎知識があればより理解しやすいと思います。 


習得知識
1)シランカップリング剤の種類、選択基準、効果的使用法
2)シランカップリング剤の作用機構
3)ナノ粒子の調製と粒径制御法
4)シランカップリング剤による固体表面修飾反応
5)シランカップリング剤の表面処理効果、表面分析/解析法


講師の言葉
 シランカップリング剤は主として界面制御による接着・密着性や異種材料の親和性・相溶性の向上などに使用されていたが、近年飛躍的に応用分野が広がり多種多様な工業分野で使用されるようになってきた。従来の接着・密着性の向上に加え、新規機能材料として盛んに研究され、既に塗料やコーティング剤として実用化されている有機‐無機複合(ハイブリッド)材料の開発において、複合化に不可欠な薬品として使用され重要な役割を果たしている。
 このように、新規材料開発におけるシランカップリング剤の用途はますます拡大し重要となっている。
 本セミナーでは、シランカップリング剤を実務で効果的に活用するための基礎をわかりやすく説明し、有機‐無機ナノハイブリッドや機能材料へ応用するためのナノ粒子の調製と粒径制御、種々な材料への表面処理法や反応、処理表面の分析・解析などの具体的な実験例(マニュアル)を中心にやさしく説明する。


受講者の声
・非常に実践的で、分かりやすく有意義なセミナーでした。ありがとうございました。
・化学に一定の知識がある人にとっては、内容の理解がしやすいと思います。しかし、化学に対する知識が少ない人・又は初心者にとっては、化学式だけではなく絵があることでカップリング剤に対する理解もしやすいと感じました。
・最近、シランカップリング剤を取り扱い始めました研究開発をしている者です。今回の知識を生かして、今後の研究開発に生かせそうな目処が立ちましたので、早速検討をはじめてみたいと思います。

プログラム

1.シランカップリング剤の概要
 1.1 シランカップリング剤とは
 1.2 シランカップリング剤の種類と化学構造
 1.3 シランカップリング剤の機能
 1.4 その他のカップリング剤(ジルコニウム、チタネート系カップリング剤)
 1.5 シランカップリング剤の効果的な使用量と使用方法

2.シランカップリング剤の反応、反応制御、作用機構および界面構造の制御と最適化 
 2.1 シランカップリング剤の反応
 2.2 加水分解・縮合反応と反応機構
 2.3 加水分解・縮合反応の制御
 (1)シランカップリング剤の反応性(反応速度)  
 (2)加水分解性基の影響
 (3)有機残基の影響
 (4)pHの影響
 2.4 無機材料表面への修飾反応と反応機構
 2.5 シランカップリング剤、反応条件の影響、界面構造の制御
 (1)pHの影響 
 (2)溶液濃度及び反応温度の影響
 (3)無機材料の影響
 (4)界面構造の影響
 2.6 ジルコニウム系及びチタネート系カップリング剤の活用

 3.シランカップリング剤の選択基準、使い方と処理効果
 3.1 シランカップリング剤の選択基準-どんなシランカップリング剤を選べばよいか?
 3.2 シランカップリング剤の使い方-効果的な使い方は?
 3.3 シランカップリング剤の処理効果-シランカップリング剤処理でどんな効果が得られるか?

 4.ナノ粒子の調製法と粒径制御およびシランカップリング剤による表面処理法-界面・分散性の制御
 4.1 ナノ粒子の調製法
 4.2 ゾル-ゲル法の基礎と応用
 (a)ゾル-ゲル法の特徴、(b)ゾル-ゲル反応の支配因子、(c)ゾル-ゲル法の応用
 4.3 シリカの合成法、種類、構造と粒径制御
 (a)気相法、(b)液相法、(c)Stöber法
 4.4 シリカの表面構造と反応性
 4.5 なぜ界面の制御が必要か?
 4.6 シランカップリング剤による表面修飾・改質技術
 4.6.1 表面処理法
 (a)固相法、(b)溶液法、(c)気相法
 4.6.2 シルセスキオキサン粒子の調製
 4.6.3 ラダー型ポリシルセオキサンの調製
 4.6.4 シランカップリング剤による表面修飾処理の実験例(代表的な実験マニュアル)
 (a)ナノ粒子、(b)ガラス板、(c)シリコンウェハー、(d)ステンレススチール
 4.7 有機-無機ハイブリッド材料の合成法
 (a)ゾルーゲル法、(b)微粒子分散法(コア-シェル型ハイブリッド材料)
 4.8 機能性材料への応用

5.表面キャラクタリゼーション―シランカップリング剤の反応状態、表面状態の分析法
 5.1 シランカップリング剤の反応解析、被覆率解析方法
 5.2 表面状態の解析・評価方法
 (a)構造分析(FT-IR、NMR など)
 (b)熱分析(DSC,TG-DTA など)
 (c)表面分析(XPS、原子間力顕微鏡(AFM))

 6.参考図書
【質疑応答】

講師紹介
 略歴
 1971年 名古屋工業大学 工学部 工業化学科卒業
 1973年 京都大学大学院 工学研究科 石油化学専攻修了
 1973年 住友化学工業株式会社 中央研究所
 1982年 新日鐵化学株式会社 技術研究所
 2000年 名古屋工業大学教授
 2007年 京都工芸繊維大学教授
 2012年 京都工芸繊維大学特任教授、神奈川大学客員教授、岩手大学客員教授
     名古屋産業科学研究所中部TLO技術アドバイザー
 2015年 高分子学会フェロー
 2017年 神奈川大学客員研究員
 2018年 エフエイエムテクノリサーチ(FAM TechnoResearch)代表
 この間、Ziegler-Natta系重合触媒、ポリオレフィン(PE、PP)、生体適合性材料、高機能高分子材料(ポリイミドなど)、複合材料(ナノハイブリッド)、バイオベースポリマー(ポリ乳酸)、気体分離膜などの研究開発に従事