粉粒トラブルを防ぐための
乾燥粉砕造粒基礎機器選定スケールアップ
~スケルトンモデルの動画で粉体挙動を疑似体験し、
 トラブルの要因対策を理解する~【WEB受講(Zoomセミナー)】

セミナー
リーフレット
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乾燥・粉砕・造粒の基礎,トラブルの原因・対策・未然防止策、
装置の選定方法・スケールアップについて,詳しく解説する特別セミナー!!
 ≪透明スケルトンモデルを使った「粉体挙動体験」実演付き≫
   
講師
日本粉体工業技術協会, 造粒分科会, 元代表幹事   技術士(機会部門) 吉原 伊知郎 先生
日時
2021/8/4(水)10:00〜16:30
会場
*本セミナーは,WEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
講師
日本粉体工業技術協会, 造粒分科会, 元代表幹事   技術士(機会部門) 吉原 伊知郎 先生
日時
2021/8/4(水)10:00〜16:30
会場
*本セミナーは,WEB受講のみとなります。
会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
受講形式
WEB受講のみ
*本セミナーはZoomシステムを利用したオンライン配信となります。

受講対象 
粉体、粒体の製造、あるいは
粉体処理機器の製造、研究にかかわっている技術者・研究者 


予備知識 
特に必要なし 


習得知識 
1)粉体処理技術を俯瞰した理解 
2)自分が属している業界以外の、さまざまな、粉体取り扱い知識
3)目的機能を発揮する正しい原理の選定知識       
4)トラブルの原因と結果、予測と対応の実例を知識ばかりではなく体感として得られる
5)コストパフォーマンスの良い「初期投資低減型のトラブル対策例」
6)「流動層」を見たことが無い人も、透明アクリル小型装置で体感できる
7)「フィードバック方式」とは何か、小型スケルトンモデル動画で体感できる
8)「粉の偏析」とは何か、実際に動画で、偏析現象を見ることができる


講師の言葉
 現代の材料分野では、粉粒を扱うプロセスの構築が必須であり、そのためにはプロセス内での
粉体物性の変化を十分把握することが大切です。
固体粒子+液体+気体の混在した「混相流体の流動性の変化」「付着性の変化」を、事例を挙げて
解説するとともに、「透明アクリル小型粉体挙動スケルトンモデル™」を駆使して、「体感」として
粉体の動きを観察し、考える経験をセミナー内で行います。 
 乾燥処理、粉砕処理、造粒処理は、目的機能付与に対する「正しい各原理を選定」し、その
「原理を使っている装置を採用」することが必要です。これを間違えると、いくら乾燥しても、
粉砕・造粒処理を行っても、出来上がっ製品である「粉/粒」が、目的の機能を発揮しないことが
あります。
 ヨーロッパの粉体業界の動向を見据えながら、AIやIoTの活用にも欠かせない粉体の挙動
(原因と結果)の理解を、実際に会場で粉体を用いながら、トラブル対策の失敗例・成功例として、
講師の体験から解説します。

プログラム

1、はじめに 粉体技術を俯瞰する
 1)目的の機能を付与する粉体技術
  1. 化学工学的な処理として「物性の変化する粉体処理」
  2. 機能性微粒子の扱い例
  3. 微粒子であるが為の問題点
  4. 微粒子にする業界別の目的
 2) 粉砕、乾燥、造粒は、目的の粒子を造り上げる単位操作
  1. 造粒操作の定義とその周辺技術
  2. 世界の粉体処理に関わる組織/展示会
  3. 最近の展示会話題;

2、乾燥処理技術の分類と実際(原料/製品の物性に合わせた原理を選定する)
 1)乾燥装置の俯瞰
 2)乾燥装置の選定デシジョンツリー
 3)スケールアップは、「現象の規模を大きくすること」であり
  「装置のサイズを大きくすること」ではないその理由
 4)乾燥に伴うトラブルとは?
 5)流動層を見たことがあるか?

3、粉砕処理技術の分類を実際(目的に合わせた原理を選ぶ)
 1)原理の分類と、装置の選定基準
 2)装置内で何が起こっているか、透明模型で見る
 3)上流側・下流側の影響とは何か?
 4)供給機の「ハンチング」の弊害!
 5)粉砕機のトラブルとは?

4、造粒技術の分類と実際(原理を理解し製品の目的に合わせる)
 1)前処理の混合に関する理解
 2)造粒原理の分類
  ① 転動造粒・・・モデルによる実演動画
  ② 攪拌造粒・・・モデルによる実演動画
  ③ 押出造粒・・・モデルによる実演動画
  ④ 球形化装置・・・・モデルによる実演動画
  ⑤ 解砕造粒・・・モデルによる実演見学
  ⑥ 圧縮造粒・・・資料による説明
  ⑦ 噴霧造粒・・・資料による説明、スケルトンモデル実演動画
  ⑧ 流動層造粒・・モデルによる実演動画;流動現象と、バインダー添加
  ⑨ 溶融造粒、液相反応造粒、複合式、その他の造粒方式
 3)造粒現象の理解(正しい造粒機を選定するには、粉体現象を把握していなければならない)

5、粉体トラブル現象の理解と対策
 1)つまる、くっつく、摩耗する
 2)洩れる、流れる、飛んでゆく
 3) 蓄熱、発火、粉塵爆発
 4) 偏析(透明アクリル小型モデルに粉体/粒体を入れて運転し、偏析現象を体感する)
 5) 粉体トラブル対策の一般的対策

6、粉体によるトラブル対策の「エスケープルート方式」提唱
 1)事前対策
 2) 事後対策
 3) エスケープルート対策、コストパーフォーマンスの優れた方式

7、おわりに
  1)これからの日本の物造りにおける「微粒子取り扱い技術の重要性」
  2)データーサイエンテスト+プロセスエンジンジアー+ケミストのチーム作り

 講義の中で、透明アクリル粉体挙動確認モデル(Powder Phenomenon Skelton Model™)に、
 実際に粉を入れて動かし、装置の中で粉体がどのような挙動を示すものかを動画で観察・体感します

講師紹介
1976年 東京農工大学工学部化学工学科卒業
同年   (株)奈良機械製作所入社
            乾燥、粉砕、造粒、表面改質のプロセス開発に関わる
            計画設計部長、海外営業部長を経て1994~2001年、ヨーロッパ支社支店長 ドイツ駐在
2002年 本社技術担当役員として勤務
      日本粉体工業技術協会造粒分科会元代表幹事
      取締役部長、取締ヨーロッパ支店長を経て、
2014年 フェロー
2015年1月 吉原吉原伊知郎技術士事務所開設

学会等
造粒分科会元名誉幹事 技術士(機械部門)、東京農工大学技術士会副会長
著書
「造粒ハンドブック」:日本粉体工業技術協会造粒分科会監修。編著。オーム社
「ものづくり高品位化のための微粒子技術」、大河出版。砥粒加工学会編
「難局打開の“造粒技術”」、サイエンス&テクノロジー社、
「粉体・ナノ粒子の創製と製造・処理技術」松本幹治/小波盛佳監修、テクノシステム社