受講直後から研究現場で活かせる!!
ゲノム編集実践セミナー
CRISPR-Cas9設計法作製法ゲノム変異評価法オフターゲット解析   遺伝子ノックアウトノックイン【WEB受講(Zoomセミナー)

CRISPR-Cas9の基礎・設計・作製法,ゲノム変異の評価法とそのメリット・デメリット,
オフターゲット解析手法,遺伝子ノックアウト・ノックインの設計法・応用技術の最新
動向について,デモンストレーションを交え分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
広島大学大学院統合生命科学研究科 准教授 博士(理学) 佐久間  哲史 先生
日本ゲノム編集学会 理事・教育実習委員長
日時
2021/9/28(火)10:00〜16:00
会場

*本セミナーは、WEB受講のみとなります

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
広島大学大学院統合生命科学研究科 准教授 博士(理学) 佐久間  哲史 先生
日本ゲノム編集学会 理事・教育実習委員長
日時
2021/9/28(火)10:00〜16:00
会場

*本セミナーは、WEB受講のみとなります

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講形式
 WEB受講のみ
 *本セミナーは、Zoomシステム利用によるオンライン配信となります。
  後日1週間の見逃し配信もご利用いただけます。
 
受講対象
・ライフサイエンス系のアカデミア
・企業に所属する研究者
・大学院生~研究員・教員レベル など

予備知識
・分子生物学の基礎知識
・ゲノム編集の基礎知識

習得知識
1)CRISPR-Cas9の基礎と設計法・作製法
2)ゲノム変異のさまざまな評価法とそのメリット・デメリット
3)オフターゲット解析の実践的手法
4)遺伝子ノックアウト・ノックインの設計法やその他の応用技術の最新動向

講師の言葉
 培養細胞や動物個体、その他植物や微生物などあらゆる細胞・生物において自在な遺伝子改変を
実現するゲノム編集が、身近な研究ツールとして生命科学研究者に広く定着しつつある。
 本セミナーでは、ゲノム編集ツールや手法の開発に携わる演者の経験を踏まえ、CRISPR-Cas9の
基礎と設計法・作製法およびゲノム変異の評価法、またオフターゲット解析や遺伝子ノックアウト・
ノックインの実践的手法について、講義形式で詳説すると共に、ウェブツール等を使用した実際の設計
や解析のデモンストレーションを含むオンライン講習を実施する。
若手教員や研究員、大学院生など、研究の現場で実験を担当する研究者諸氏が、“受講直後から使える”
知識・ノウハウを身に着けることの出来るセミナーを目指す。
 更に、ゲノム編集の最新動向についても紹介し、ゲノム編集の実践を志す受講者に有益な情報を
最大限に提供したい。

プログラム

1 ゲノム編集の基礎
 1.1 ゲノム編集の背景
 1.1.1 これまでの遺伝子改変とゲノム編集との違い
 1.1.2 ゲノム編集の開発経緯
 1.2 ゲノム編集の原理
 1.2.1 ZFN, TALEN, CRISPR-Cas9
 1.2.2 DSB修復経路を利用した遺伝子改変

2 CRISPR-Cas9の基礎と設計法と作製法(基本編)
 2.1 CRISPR-Cas9の基礎
 2.2 CRISPR-Cas9の設計法
 2.2.1 sgRNAの設計規定
 2.2.2 ウェブツールを利用したsgRNAの設計
 2.3 CRISPR-Cas9の作製法
 2.4 CRISPR-Cas9のオフターゲット解析法
 2.4.1 CRISPR-Cas9のオフターゲット候補サイトの検索
 2.4.2 CRISPR-Cas9のオフターゲット解析の実施例

3 ゲノム変異の解析法
 3.1 ヘテロ二本鎖移動度分析(HMA)の概要と実施例
 3.2 Cel-Iアッセイの概要と実施例
 3.3 RFLP解析の概要と実施例
 3.4 サンガーシーケンス解析
 3.4.1 サンガーシーケンス解析の概要
 3.4.2 ウェブツールを利用したサンガーシーケンス結果の解析
 3.4.3 サンガーシーケンス解析の実施例
 3.5 アンプリコンシーケンス解析の概要と実施例

4 遺伝子ノックアウト・遺伝子ノックインの実践的情報
 4.1 遺伝子ノックアウト
 4.1.1 塩基の欠失を利用した遺伝子ノックアウト
 4.1.2 塩基の挿入を利用した遺伝子ノックアウト
 4.2 遺伝子ノックイン
 4.2.1 様々な遺伝子ノックイン法の概要
 4.3 PITCh法による遺伝子ノックインの実践的情報
 4.3.1 ウェブツールを利用したPITCh法による遺伝子ノックインの設計
 4.3.2 PITCh法におけるドナーベクターの作製法
 4.3.3 PITCh法を用いた遺伝子ノックインの実施例

5 ゲノム編集の最新実践情報
 5.1 ゲノム編集技術開発の最新動向

講師紹介
2012年  広島大学大学院理学研究科博士課程後期修了(山本卓教授)、博士(理学)取得
          日本学術振興会特別研究員PD、広島大学特任助教、特任講師、講師を経て、
2020年より広島大学大学院統合生命科学研究科 准教授
2018年より広島大学Distinguished Researcher
          博士課程後期より一貫してゲノム編集の基礎技術開発に携わると共に、国内外での
     共同研究を推進し、技術の普及と発展に努めている。
学会等
日本ゲノム編集学会 理事・教育実習委員長