受講形式
ＷＥＢ受講のみ ＊こちらのセミナーはZoomシステムを使用したオンラインセミナーとなります。
受講対象 開発・設計・製造＆研究・企画部門・人事＆人材育成＆教育部門・品質保証・保全・運用・運転部門、 事務部門等、多分野のスタッフ＆リーダ・マネージャー、経営層、組織改革推進者等（業種を問いません） 予備知識 特に必要ありません 習得知識 １）「人間重視のマネージメント」 ２）「人を活かす仕組考案法」 ３）「人間力醸成法」 ４）「品質保証（監査）＆ヒューマンエラー防止の仕組考案法」 ５）アサーション ６）ＥＱ等の心理学的方法論（注２） など 講師の言葉 企業経営が新たな変革の波（「リモートワーク」「働き方改革」「イノベーション」等）に晒され ている現在、従来の効率重視のマネージメントは限界に直面しています。成熟社会における企業経営 においては、社員、一人ひとりが世の中に貢献できる『わくわく』感ある製品やサービスをどのよう に生み出すことが出来るかが戦略の要になると考えますが、環境条件はますます厳しさを増してきて います。自己実現を求め価値観が多様化し、「一人ひとりのモチベーションをどのように維持し向上 させればいいのか？」「どのようにすれば仕事にやる気を出してくれるのか？」「部下を活かすリー ダシップを発揮するには？」等マネージメントの基本的課題が改めて重要になってきています。 このような時代にこそ「人間重視のマネージメント」に企業が注力し「社員を活かす組織活動」を 展開することが必須であり、結果として社員の「人間力の醸成と発揮」が促され、高業績や高成果を 生み出すことが出来るようになると考えています。正に人間重視の経営なのです。 しかし、一方では従来の考えに呪縛され「人間を重視すると、効率が悪くなり生産性が落ちる」と 危惧される方がいますが、結果は逆であり、高生産性＆高成果が実現し、組織風土も改善され、感動 を伴った「強いワンチーム（ONE TEAM）の構築」が可能になってくるのです。 本セミナーでは、「人間重視のマネージメント」について体系的に解説し、従来の「効率重視型」 から「人間重視型」に転換する具体的な方法を体験いただきます。即ち「アサーション＆コーチング、 ＥＱ等の心理学的方法論」や独自に考案した「人間力醸成の構図」＆「人間力醸成診断」や「部下指 導法」、「人を活かすマネージメントの仕組考案のコツ」（品質保証＆ヒューマンエラー防止の仕組） 「頼られるリーダになるためのコツ」等を登場させます。セミナー内容を部下指導等に役立てていた だく他、内容の一部を社内教育・研修にそのままご活用いただけます。 講師は、数々の大規模プロジェクトのマネージメントで苦労した経験やＳＩ分野で、品質問題を抱える 組織を日本初のCMM＆CMMI®（注１）レベル５達成に導いた経験を有しており、「人間力醸成」を基盤に した「人間重視のヒューマンエラー防止法」「人間重視の品質改善法」、「人間重視のモチベーション 向上法」等のセミナー・企業研修において３万人以上の方々への指導を行い、ご好評を賜っております。 (注１)CMM＆CMMI ：世界的に著名な改善のモデル *Capability Maturity Model and CMM＆CMMI are registered in the U.S. Patent and Trademark Office. (注２)アサーション：心理学的なコミュニケーションパターンの一つ ＥＱ（Emotional Intelligence Quotient ）：心の知能指数（多くの心理学者が提唱）
プログラム
第１章 「人間重視のマネージメント」＆「リーダに必要な資質」
第２章 「会社人生の選択」と「人間重視型リーダ」
２．１ 「会社人生」の選択
１． 「会社と会社人生」の選択
２． 「人間のタイプと企業活動」
２．２ 「人間重視型リーダ」
１． 「将来のリーダ像」
２． 「リーダシップのパターン」
第３章 「わくわく」感と人間力醸成の構図
３．１ 人間重視の組織活動
３．２． 「わくわく」感を生み出す人間力醸成の構図
第４章 人間関係の向上と「部下指導」
４．１ 部下との関係を向上させるアサーション
１． 「上司と部下がうまくいかない」
２． 「心理学的な知恵」と人間関係の向上
４．２ 部下の潜在能力を発揮させるコーチング
１． リーダシップのチェック
２． メンタリングとコーチング
第５章 人を活かし動かすマネージメントの仕組考案のコツ
５．１ 「人を活かし動かす品質保証の仕組考案事例」
１． 「人を動かし活かす仕組考案」のコツ
２． 「人を動かし活かす社内監査」の仕組考案
５．２ 「ヒューマンエラー防止の仕組考案事例」
１． 「問題管理」と「リスク管理」の相違
２． 「楽しく問題解決する」仕組考案
第６章 「部下から見捨てられるリーダ」
６．１ 「部下が離れていくリーダ」
６．２ 「人間力醸成」と「ＥＱ」
第７章 「頼られるリーダになるための人間力醸成ワークショップ」
７．１ ［感情の識別]：「自分の感情を知る力」
７．２ ［感情の制御１］：「感情を制御する力」
７．３ ［感情の制御２］：「目標に向かう力」
７．４ ［感情の理解］：「他人の感情を理解する力」
７．５ ［感情の利用］：「人間関係を処理する力」
第８章 「人間力醸成診断・解説」
８．１ 「人間力醸成」自己診断
８．２ 「「診断結果＆解説」 」
８．３ 「人間力醸成の早道」
第９章 「人間力醸成」＆「会社人生成功」のコツ
９．１ 「会社人生成功のコツ」
９．２ 「人間力醸成のコツ」
９．３ 「人間力醸成とリーダの育成」
講師紹介
1967年、富士通（株）入社。第三次オンラインバンキング等の大規模システムのマネージメントに
関わる（途上、未来工学研究所主任研究員）。近年、システム部門の品質改善に従事し（主席部長、
品質保証部長）、ＳＩ分野で日本初の CMM＆CMMI®（注１）レベル５を達成、社長賞を受賞。
定年後も同社人材育成部門において、「わくわく」元気塾＆品質改善講座を開講し多くのリーダ＆
品質改善プロを育成。2011年、富士通を退職。
現在、特に「人間力醸成」を基盤にした各種セミナー・講演・企業研修等、３万人以上の方々への
指導を行ってきている。
