開発や製造現場における運転最適化のための
スプレードライヤ(噴霧乾燥)基礎実践
および応用技術【会場/WEB選択可】

セミナー
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スプレードライヤの乾燥原理,微粒化装置(各種ノズル・回転円盤)の特徴,製品製造の指針やスケールアップ例,マイクロカプセルの手法や微粒子作製例などの応用技術について,実例を交えながら解説する特別セミナー!!
講師
大川原化工機株式会社 開発部 部長 根本 源太郎 先生
日時
2024/5/10(金)10:00〜16:30
会場

TH企画セミナールームA

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円       ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
製本資料(受講料に含む)
講師
大川原化工機株式会社 開発部 部長 根本 源太郎 先生
日時
2024/5/10(金)10:00〜16:30
会場

TH企画セミナールームA

会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円       ※WEB受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト
製本資料(受講料に含む)
受講形式
会場・WEB


受講対象
スプレードライヤを運転している方
スプレードライヤを今後運転する予定の方


予備知識
特に必要ありません。


習得知識
1)スプレードライヤの基本的原理、仕組み
2)スプレードライヤの構成機器に関する知識 
3)スプレードライヤの最適な使用方法 など


講師の言葉
 研究開発あるいは製造の現場において、「装置特性は良くわからないが、とりあえずスプレードライヤを使用している」とか、スプレードライヤを運転する際に「以前からこの条件で操作している」、「詳細は良くわからないがこの条件でうまくいっている」といった状態で作業されている方も多いのではないでしょうか。現在の運転状態や製品性状の把握、また今後さらに高まってくると予想される要求レベルに応じて新製品の開発や、製造現場での運転の最適化をするには、装置の基礎的な特性を理解することが重要です。
 そこでスプレードライヤの乾燥原理や主要な構成部品である微粒化装置(各種回転円盤、各種ノズルなど)の特徴について解説し、それらを踏まえたうえで実例を交えて実際の製品製造の指針やスケールアップ例について解説します。また、スプレードライ技術の応用として特殊形状のスプレードライヤの構造および粉体の製造例の紹介、さらにマイクロカプセルの手法や微粒子作製例について解説します。

プログラム

1. 噴霧乾燥の基本原理
1-1. スプレードライヤの概要
1-2. スプレードライヤによって製造できる各種製品 
1-3. 微粒化の重要性と利点
1-4. スプレードライヤの乾燥原理
1-5. スプレードライ粒子の乾燥過程

2. スプレードライヤの微粒化機器
2-1. 微粒化機器の特長と選定方法
2-2. 回転円盤の基本的な仕組み
2-3. 圧力ノズルの基本的な仕組み
2-4. 二流体ノズルの基本的な仕組み
2-5. その他の微粒化機器
 2-5-1. 加圧二流体ノズル
 2-5-2. RJノズル、TJノズル

3. スプレードライヤの設計計画
3-1. スプレードライヤの熱収支及び物質収支計算
3-2. スプレードライヤ本体・付帯設備の検討
3-3. 乾燥テストとその評価

4. スプレードライヤの運転操作と製品の作り込み
4-1. 製品粒子径のコントロール
 4-1-1. 回転円盤の場合
 4-1-2. 加圧ノズルの場合
 4-1-3. 二流体ノズルの場合
4-2. 製品水分のコントロール
4-3. 製品の嵩密度のコントロール
4-4. スプレードライヤによる造粒のメカニズム
4-5. トラブル対策
4-6. 装置運転・製品評価についての注意点

5. スプレードライヤのスケールアップ
5-1. スプレードライヤにおけるスケールアップの考え方
5-2. 回転円盤方式におけるスケールアップ、留意点

6. スプレードライヤにおける最近の話題 
6-1. 流動造粒スプレードライヤ
6-2. クローズドシステムスプレードライヤ
6-3. スプレーバッグドライヤ
6-4. マイクロカプセルの作製方法と製品例

質疑・応答



講師紹介
略歴
一般社団法人日本粉体工業技術協会 「粉体技術」 副委員長
一般社団法人日本粉体工業技術協会 粒子加工技術分科会 乾燥分科会 幹事
一般社団法人粉体工学会 機械的単位操作に関する産学連携研究会 幹事
一般社団法人粉体工学会 評議員