技術者のための
抵抗スポット溶接基礎アルミ異種金属接合への展開
【会場/WEB選択可】

抵抗スポット溶接機置,アルミニウム合金の抵抗スポット溶接,材料別の抵抗スポット溶接適用,これまでの研究を踏まえ,(アルミ合金、鉄鋼/アルミ合金の異材)まで幅広く解説する特別セミナー!!
講師
ソノヤラボ株式会社 代表 園家 啓嗣  先生
石川島播磨重工(株)(現 IHI),芝浦工業大学 教授,山梨大学 教授を経て現在に至る
日時
2022/9/22(木)10:00〜17:00
会場
TH企画セミナールームB
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
ソノヤラボ株式会社 代表 園家 啓嗣  先生
石川島播磨重工(株)(現 IHI),芝浦工業大学 教授,山梨大学 教授を経て現在に至る
日時
2022/9/22(木)10:00〜17:00
会場
TH企画セミナールームB
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講形式
会場・WEB


受講対象
自動車、車両、航空機などの製造会社、材料メーカーでアルミ材料を取り扱う技術者


習得知識
1)抵抗スポット溶接機置
2)アルミニウム合金の抵抗スポット溶接
3)材料別の抵抗スポット溶接適用 など


講師の言葉
 自動車や車両は、燃費向上のため軽量化が推進されている。そのためにアルミ合金が適用されるが、アルミ合金はその堅固な酸化皮膜のため接合が難しい。自動車パネル用のアルミ合金の接合では、リベットや摩擦撹拌と比較して容易さ・生産性の面で抵抗スポット溶接が適している。       
 また、構造的に安全性確保のため高強度鋼を使用せざるを得ないため、どうしても鉄鋼/アルミ合金の異種金属接合も必要になる。しかし、異材抵抗スポット溶接についてはまだ不明な点が多く、これからの新しい技術であると考えられる。
 本セミナーでは、先ず抵抗スポット溶接の基礎的な知識について説明する。また、アルミ合金の抵抗スポット溶接技術、更には、はこれから必要になる異材抵抗スポット溶接についても、現場の技術者が理解できるように基礎知識から、私が今まで抵抗スポット溶接技術関係で研究してきた専門的な内容(アルミ合金、鉄鋼/アルミ合金の異材)まで幅広く説明したい。本セミナーは現場の技術者にとって大いに役立つと考える。

プログラム

第1章 抵抗スポット溶接機置
  1.1 抵抗溶接の歴史
  1.2 抵抗溶接機の分類
  1.3 重ね抵抗溶接機
  1.4 抵抗スポット溶接機
  1.5 抵抗スポット溶接の通電方式
  1.6 抵抗スポット溶接の溶接ガン
  1.7 抵抗スポット溶接の電極チップ
  1.8 溶接機用制御装置

第2章 アルミニウム合金の抵抗スポット溶接
  2.1 アルミニウム合金の種類と特徴
  2.2 抵抗スポット溶接のメカニズム
  2.3 抵抗スポット溶接部の特徴
  2.4 抵抗スポット溶接の3大条件
  2.5 極性効果
  2.6 表面処理
  2.7 疲れ強さ

第3章 材料別の抵抗スポット溶接適用
  3.1軟鋼板
   3.1.1 溶接条件とナゲット径の関係
   3.1.2 溶接条件と溶接強度の関係
   3.1.3 溶接部のミクロ組織及び硬さ
   3.1.4 十字引張試験での破断形態と溶接強度の関係
  3.2 アルミ合金板
   3.2.1 溶接条件とナゲット径の関係
   3.2.2 溶接条件と溶接強度の関係
   3.2.3 溶接部のミクロ組織及び硬さ
   3.2.4 十字引張試験での破断形態と溶接強度の関係
   3.2.5 HAZのミクロ割れと溶接強度の関係  
  3.3 軟鋼板/アルミ合金板 (異材)
   3.3.1 溶接条件とナゲット径の関係
   3.3.2 溶接条件と溶接強度の関係
   3.3.3 溶接部のミクロ組織及び硬さ
   3.3.4 界面に生じる金属間化合物の溶接強度に及ぼす影響
   3.3.5 十字引張試験での破断形態と溶接強度の関係
   3.3.6 アルミ側HAZのミクロ割れと溶接強度の関係

質疑・応答


講師紹介
略歴
大阪大学大学院 修士課程修了
石川島播磨重工(株)(現 IHI)勤務
産業技術総合研究所 客員研究員
芝浦工業大学 教授
山梨大学 教授
ソノヤラボ(株)代表
所属学会
溶接学会、溶射学会、表面技術協会
著書
溶射技術とその応用、 環境圏の新しい燃焼工学など。