部品の品質トラブルを防ぐための
グローバル生産展開における
電子部品開拓選定評価認定仕様取り決め管理進め方とその事例【会場/WEB選択可】

ビジネスモデル,電子部品・専用部品・加工部品,契約・仕様書,サプライヤの認定・登録・管理,企業力・ライン力評価の着眼点,部品の技術のおさえどころについて,豊富な経験を基に実践的に詳しく解説する特別セミナー!!
講師
技術コンサルタント 伊藤 千秋 先生 
オムロン株式会社 品質保証部長,部品技術部長等歴任後現職 制御機構部品の品質保証を15年,
自動車電装部品の品質保証23年経験,品質・信頼性一筋のプロフェッショナル 
この間,日本科学技術連盟 信頼性開発技術研究会 委員長などを歴任
日時
2022/5/27(金)10:00〜16:50
会場
TH企画 セミナールームA
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
講師
技術コンサルタント 伊藤 千秋 先生 
オムロン株式会社 品質保証部長,部品技術部長等歴任後現職 制御機構部品の品質保証を15年,
自動車電装部品の品質保証23年経験,品質・信頼性一筋のプロフェッショナル 
この間,日本科学技術連盟 信頼性開発技術研究会 委員長などを歴任
日時
2022/5/27(金)10:00〜16:50
会場
TH企画 セミナールームA
会場案内
受講料 (消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
テキスト
受講形式
会場・WEB

受講対象
技術者
購買部門(バイヤー)
部品メーカの監査・育成に関係する方々


予備知識  
特に必要なし 

習得知識  
1)ビジネスモデルの変遷
2)電子部品・専用部品・加工部品
3)契約・仕様書
4)サプライヤの認定・登録・管理
5)企業力・ライン力評価の着眼点
6)部品の技術のおさえどころ など
*テキストは、技術ライブラリとして使用可能!

講師の言葉  
 この講座は「グローバル生産展開における加工部品の開拓・評価・指導育成・管理の進め方とその事例」と対をなすものである。加工部品だけの講座でもあるし、電子部品を加えて連続して受講すればより広くの部品という面からの技術、知識を得られる。
 また、国内だけでなく、海外の部品に対しても適用できる講座でもある。海外生産がすでに当たり前の用語になって久しいが、現在その大多数を占める部品はほとんどが海外品となり組立も海外でおこなわれていることが多くなっている。このところの半導体業界は日本企業の衰退が目立ち、欧米系の半導体が勢力を伸ばしている。電子部品、その中でも半導体については大企業も多く、早くから世界の最適地に生産の拠点を置いてやってきた。欧米系の考え方である業界別信頼性水準に応じた半導体供給の考え方が浸透し、軍需・宇宙機器・自動車などの高信頼性用途の半導体と家電などの汎用用途の半導体に二極分化し、高信頼性用途でPPAPなどの技術データ提供する高コストのものと汎用用途ではクレーム受け付けず、監査もうけつけない、その分低コストのものに色分けされてきた。そうした流れの中では自己防衛から自社でリスクを負って自社での品質保証を考えないといけないところまで来ているものもある。
 他方、LED、抵抗、コンデンサ、インダクタ、コイル、フィルタ、コネクタ、スイッチ、リレーなどの電子部品でも受動部品や電気機構部品では比較的技術力や解析力に課題を抱える現地メーカもあり、技術育成をしながら部品の供給をしてもらうことが必要となってくるメーカも存在し、メーカ丸投げのやり方ではいけなくなっているものもある。。その時に我々に必要なのはメーカと対等にやりあえる技術力がより必要になってきている。
 本講座は、部品ごとにその技術の押さえどころはどこか、その弱さ、強さを浮かびあがらせ、現場で技術改善、技術強化を実践できる力を養う講座である。日本、米国、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、中国などで電子部品メーカと対等にやりあってきた講師の数多くの経験をもって解説する。

プログラム

1.ビジネスモデルの変遷
2.電子部品・専用部品・加工部品
3.契約・仕様書
4.基本的な考え方
5.サプライヤの認定・登録・管理
6.企業力(体制力)の評価の着眼点
7.ライン力(現場力)の評価の着眼点
8.主要な部品の技術のおさえどころ
 (1) IC                   
 (2) パワーデバイス            
 (3) トランジスタ                
 (4) ダイオード                 
 (5) 光半導体 
 (6) 抵抗
 (7) 振動子
 (8) アルミ電解コンデンサ
 (9) 積層セラミックコンデンサ
 (10) フィルムコンデンサ
 (11) ソレノイド
 (12) トランス・ブザー・コイル
 (13) コネクタ
 (14) HIC(構成集積回路モジュール)

9.審査者の認定と育成の体制
 (1) 認定審査員
 (2) グローバル展開体制

10.車載用として搭載できる部品への改善実践事例
 (1)監査診断のアプローチでライン改善
 (2)クレームをきっかけに生まれた技術交換会1
 (3)クレームをきっかけに生まれた技術交換会2
 (4)現地に滞在して一緒にライン改善

11.主要な部品の部品別企業力・ライン力評価チェックリスト
 (1) 高密度半導体(前工程)(後工程)
 (2) 低密度半導体(前工程)(後工程)
 (3) 光半導体(前工程)(後工程)
 (4) アルミ電解コンデンサ
 (5) 積層セラミックコンデンサ
 (6) フィルムコンデンサ
 (7) 抵抗(リード型)(角チップ型)
 (8) 振動子(水晶)
 (9) 単板セラミック素子
 (10)コネクタ
 (11)リレー
質疑・応答


講師紹介
社歴   
昭和無線工業(現SMK):5年2ヶ月
トリオ(現JVCケンウッド):3ヶ月 
立石電機(現オムロン):38年7ヶ月
職歴    
スイッチ製造技術:3年2ヶ月
コネクタ製造技術:1年
圧着・ハーネス製造技術:2年 
アンプ・チューナ製造技術:3ヶ月
部品メーカ監査(加工部品):20年
             (電子部品・機構部品):25年
制御機構部品(リレー・スイッチ・タイマ・センサ)品質保証 :15年 
自動車電装部品(ECU・リレー・センサ・スイッチ)品質保証 :25年
最終職位    
品質保証部並びに部品技術部 部長
韓国オムロン電装 理事(役員)
上海欧姆龍控制電器 顧問
福達合金材料 顧問
学会活動     
日本信頼性学会会員:23年
日本信頼性学会企画委員(地域委員):2年
日本科学技術連盟講師:24年
日本科学技術連盟信頼性開発技術研究会 委員長:2年(1期)
日本科学技術連盟信頼性開発技術研究会 副委員長:4年(2期)