バイナリー発電を実践に活用するための
グリーン社会実現するための
産業排熱利用手法と具体的事例
~中低温排熱新たな利用技術 バイナリー発電技術~
【WEB受講(Zoomセミナー)*事前質問をお受け致します

国内の排熱の現状,政府・産業界の取組み,排熱利用の実態,排熱利用技術の動向,バイナリー発電技術の基礎から詳細,排熱利用・バイナリー発電を検討及び導入する際のポイントについて,事例を踏まえ,実践的に分かりやすく解説する特別セミナー!!
講師
森豊技術士事務所 代表 森 豊 先生
技術士(機械部門)  エネルギー管理士 博士(工学) 
早稲田大学創造理工学部非常勤講師
日時
2022/3/10(木)13:00〜16:00
会場

※本セミナーはWEB受講のみとなります。

会場案内
受講料 (消費税等込み)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
テキスト
講師
森豊技術士事務所 代表 森 豊 先生
技術士(機械部門)  エネルギー管理士 博士(工学) 
早稲田大学創造理工学部非常勤講師
日時
2022/3/10(木)13:00〜16:00
会場

※本セミナーはWEB受講のみとなります。

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受講料 (消費税等込み)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
テキスト
受講形式
 WEB受講のみ
 本セミナーは、Zoomシステムを使用したオンラインセミナーとなります。
 *事前のご質問は、事務局(th@thplan.com)までメールにて送付ください。

受講対象
製造業のエネルギー利用部門、製造部門、生産管理部門、研究開発部門、新規市場開拓部門など
市場動向を知りたい企業、商社、調査会社など
中堅技術者、経営層など

予備知識
特に必要ありません

習得知識
1)国内の排熱の現状
2)政府や産業界の排熱利用への取組み
3)排熱利用の実態
4) 排熱利用技術の動向
5)バイナリー発電技術の基礎から詳細
6)排熱利用・バイナリー発電を検討及び導入する際のポイントなど

講師の言葉  
 2021年10月に閣議決定された第6次エネルギー基本計画において、産業分野の排熱利用が強く打ち出されている。
 一方、現在、200℃程度以下の中低温排熱が利用されずに大気に大量に放出されており、この傾向は20年近く変化がなかったと言われている。中低温排熱の利用はようやく注目される傾向にあるが、実際には導入検討はされたものの、経済性等の理由で計画が中断することも多く、この理由には排熱と利用技術がミートしていないこともある。
 本セミナーでは、まず中低温の排熱を利用する技術にはどのようなものがあるのか、各技術がどのような個所に適するのかを学習する。また中低温排熱から電気を得ることをできるバイナリー発電はどのようなものか、強みはどこにあるのか、適用を検討する際の注意点やポイントは何かなどを、実施例を基に、実践に活用できるよう基礎から応用まで、要点とともに幅広く知ることができる。

プログラム

1. 国内の最新エネルギー状況

2. 国内の排熱の状況(全体、各産業)

3. カーボンニュートラルに向けた政府や産業界の排熱利用への取組み 

4. 排熱利用技術の全容

5. 排熱利用技術の種類と特徴、最新動向
 5.1 熱エネルギーとしての利用技術 
    熱交換器、ヒートパイプ、吸収式冷凍機、ヒートポンプ
 5.2 熱エネルギーから電気エネルギーへの変換技術
    蒸気タービン、バイナリー発電、スターリングエンジン、熱電素子
 5.3 熱および電気の高効率化技術
    コージェネレーション、燃料電池、コンバインドサイクル

6. 排熱を有効に利用する際の注意点 

7. バイナリー発電とは

8. バイナリー発電の原理

9. バイナリー発電の種類と適用箇所

10. バイナリー発電の各用途における実施例(地熱・温泉、工場、バイオマス、その他)
 10.1 国内の実施例
 10.2 海外の実施例

11. バイナリー発電の構成機器、要素技術

12. バイナリー発電の導入検討
 12.1 経済性検討
 12.2 関連法規
 12.3 導入手順

13. まとめ
質疑・応答

講師紹介
略歴
1976年~2018年:㈱荏原製作所にて気体機械装置の設計、工場排熱利用発電設備の開発設計、
         200kW級及び家庭用燃料電池コージェネレーション設備の商用化を担当。
2018年~現在 :バイナリー発電設備の計画・設計や、水素・燃料電池システム等に関した調査業務
         及びコンサルタントを担当。
所属学会・協会
日本機械学会、FCDIC(燃料電池開発情報センター)、HESS(水素エネルギー協会)、高圧ガス保安協会