1. 疲労問題の重要性
2. 低サイクル疲労と高サイクル疲労
3. 応力またはひずみと繰り返し数の関係
4. S-N(応力―繰返し)線図と安全率(寿命安全率と強度安全率)
5. 疲労強度に影響を及ぼす力学的要因
5-1 荷重変動幅
5-2 平均応力
5-3 荷重のランダム性とマイナー則(累積損傷則)
5-4 微小変動荷重
5-5 残留応力
5-6 その他、負荷速度、保持時間など
6. 疲労強度に影響を及ぼす環境要因
7. 疲労破壊のプロセス
8. き裂材の寿命予測
9. き裂先端の特異性と応力拡大係数
10. 応力集中係数と応力拡大係数
11. 疲労を考慮した耐損傷設計
12. 材料・構造に起因した構造破壊事故の主要な原因、事故事例と防止対策
13. 破断面の見方
13-1 巨視的/微視的破面の見方
13-2 破面解析に基づく荷重推定
講師紹介
略歴
1965-2003 科学技術庁 航空宇宙技術研究所、科技庁はその後、文部科学省を経て
2003 独法宇宙航空研究開発機構(JAXA)へと統合、改組。この間、構造力学部
破壊力学研究室長、企画調 整室長、業務部長等を歴任
1977-1978 米国留学(ペンシルベニア州リーハイ大学)
2004-2006 大学評価学位授与機構評価部会委員
元、国際航空疲労委員会(ICAF)日本代表
所属学会
日本機械学会
日本非破壊検査協会 名誉員