1.企業に利益をもたらす検査の正しい考え方
(1)検査の目的は?
①検査の定義 ②検査の目的
(2)検査と品質管理
①品質情報の提供 ②品質意欲の刺激
(3)品質保証の基礎的な考え方
①検査と品質保証 ②検査の経済性評価
(4)検査の進め方とポイント
2.検査計画と検査管理の進め方
(1)検査計画で検討すべき重要項目
①検査対象を決める ②検査方法を決める ③検査項目を決める
④検査環境と測定器の管理 ⑤検査の主体性
(2)検査(標準)の分類と内容
①検査の段階 ②検査場所 ③検査の性質 ④検査の方法
(3)検査員の管理とポイント
①検査員の管理 ②検査適性テストの使用ポイント
3.受入検査の進め方と問題点
(1)受入検査の目的と働き
(2)受入検査の種類
(3)受入検査の進め方
①判定を下し処置をとる ②無試験検査と品質保証
(4)外注品質の向上対策
①外注品質指導の進め方 ②外注工場の品質診断 ③品質診断都報告書の作成
④品質意識の強化と指導育成ポイント
4.工程検査と製品検査
(1)工程検査とは
(2)工程検査の問題と対策
(3)5Sと5Mの管理で品質を作り込む
(4)製品検査とは
(5)製品検査の進め方
5.特採とクレーム処理
(1)特採の考え方と対策の進め方
①特採(特別採用)とは ②特採の起こる理由 ③特採の処置・対策
(2)クレームの処置と対策
①クレームの主な原因 ②クレーム処理の進め方 ③検査部門とクレーム処理
④クレーム処理と対応の効果
6.外観検査とヒューマンエラー
(1)外観検査の特徴
①多角的な測定には便利で早い ②器差がある ③再現性に欠ける
④測定器(人間)の管理が面倒 ⑤客と同じ方法
(2)外観検査の問題と対策
①パネル(検査員)の管理 ②限度見本の管理 ③判定結果の数量化とデーター解析
(3)ヒューマンエラーの原因と対策
①ヒューマンエラーの現象と原因 ②ヒューマンエラーの対策
7:まとめ
質疑応答
*会場受講者には、当日個別相談を受け付けます。
講師紹介
工学院大学生産機械工学科卒,ティアック株式会社入社,製造係長,コストセンター長を経て,
(株)ジェムコ日本経営入社,経営コンサルタントとして数多くの企業指導にあたる。
平成2年(有)エスケイジーマネジメントを創立,主に開発,資材,製造の品質・コスト改善の
実践指導に当たる。
韓国・台湾・中国などの国際コンサルティングでも実績を上げ,約180のプロジェクトを指導し
現在に至る。
著 書
「外注管理の実際」(日経文庫)、「開発購買の実際」(日本資材管理協会)
「コストダウン実践マニュアル」(新技術開発センター)
「よくわかるこれからの外注管理」(同文館出版)
「だからあなたの会社のコストダウンは失敗する」(日刊工業新聞社)
「品質管理の仕事が分かる本」(同文館出版),「購入価格決定マニュアル」(新技術開発センター)、
「コストダウンマネジメントの具体的な取り組みマニュアル」(アーバンプロヂュース)
「よくわかるこれからの原価企画マニュアル」(同文館出版)
「外注管理実践マニュアル」(総合技術センター)「原価低減マニュアル」(日経BP社)
「製造現場における作業者教育と製造トラブルの未然防止策」(情報機構)など31冊を上梓。
所属学会・協会
一般社団法人東京都中小企業診断士協会三多摩支部執行委員、三多摩支部プレゼンテーション
スキルアップ研究会代表、一般社団法人日本資材管理協会主任研究員、公益社団法人大阪府工業協会専任講師。