研削トラブル防止のための

精密研削の基礎と最適砥石の選択、ドレッシング・ツルーイングおよびトラブル対策

研削加工の基礎,最適砥石の選択,研削砥石のツル-イング・ドレッシング方法,
目立て間寿命管理,研削油剤の選択,環境対応研削などについて解説する特別セミナー!!

講師

基盤加工技術研究所 代表 工学博士 海野 邦昭 先生
職業能力開発総合大学校 名誉教授 精密工学会名誉会員

日時
2016/11/11(金)10:30〜17:20
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト
講師

基盤加工技術研究所 代表 工学博士 海野 邦昭 先生
職業能力開発総合大学校 名誉教授 精密工学会名誉会員

日時
2016/11/11(金)10:30〜17:20
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内
受講料 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
テキスト

受講対象

 1)研削加工をはじめようとする方、あるいは経験の浅い方
 2)現場の経験を有する方で、その裏付けとなる理論を習得しようとする方
 3)切削加工から研削加工へ知識の幅を広げようとする方
 4)研削加工の知識を一層深めようとする方

予備知識

 切削加工の基礎的な専門用語が理解できれば幸いですが、研削加工に興味を持っている方なら特別な予備知識は必要ありません。

習得知識

 1)研削加工に関する基礎的な知識と理論
 2)作業目的に対応した最適な砥石の選択法
 3)研削砥石のツルーイング・ドレッシング法
 4)研削加工における目立て間寿命の管理法
 5)研削油剤の選択とその使用法

講師の言葉

 研削加工は、仕上げに用いられることが多く、寸法・形状精度の他、表面粗さや研削焼け・割れなどの表面品質が
問題となります。そのため他の機械加工作業と比較し、研削作業には熟練した技能が必要とされています。
 その原因の一つに、自生作用を有する研削砥石という特殊な工具を用いることがあります。そして研削作業の
トラブルの大多数が砥石選択の誤りにあると言われています。そのため研削作業を上手に行うには、作業目的に
応じた適切な砥石を選択することが大切です。       
 また適切な砥石を選択したとしても、そのコンディショニングが上手に行われていないと、良好な研削作業は
できません。そのため適切なツルーイングやドレッシング方法や作業条件を選択することも重要です。
 ドレッシング直後に鋭利であった切れ刃が研削の続行により劣化し、研削焼けやビビリマークなどのトラブルが
発生します。そのためこのトラブルの発生を防止し、いかに適切に目立て間寿命を管理するかが、上手な研削作業の
ポイントになります。
 本セミナーでは、このような研削加工の基礎知識と研削作業の基本を、比較的経験の浅い方達にも分かりやすく
解説するとともに、環境対応形研削などの最新研削技術ついても紹介致します。 是非、技術・技能の向上を
目的とした人材育成により企業体質の改善を図っていただきたいと思っております。どうぞ奮ってご参加ください。

プログラム

1.研削加工のあらまし
 1.1 産業を支える研削加工
 1.2 研削加工とは
 1.3 研削加工のいろいろ
 1.4 研削加工の進め方
2.研削砥石の基礎知識
 2.1 研削砥石の3要素・5因子
 2.2 最高使用周速度
 2.3 砥粒の種類と特性
 2.4 粒度とは
 2.5 結合度とは
 2.6 組織とは
 2.7 結合剤の種類
 2.8 研削砥石の内容の表示
3.研削加工の基礎知識
 3.1 切削工具の切れ味とは
 3.2 切削と研削
 3.3 研削抵抗と工作物の変形
 3.4 研削温度と研削焼け・割れ
 3.5 接触弧の長さと熱的損傷
 3.6 目こぼれ・目つぶれ・目づまり
 3.7 研削形態とその特性
 3.8 砥粒保持力とその脱落する確率
 3.9 作用硬さと研削現象
 3.10 砥石組成むらと偏摩耗およびビビリ現象
 3.11 研削条件と研削形態
 3.12 平均切りくず断面積と作用硬さ
4.セラミックス研削の基礎
 4.1 最大砥粒切り込み深さ
 4.2 臨界押し込み深さ(Dc値)
 4.3 延性モード研削と脆性モード研削
5.研削砥石の選択方法
 5.1 砥粒の種類の選択
 5.2 粒度とその選択
 5.3 結合度の選択
 5.4 組織(コンセントレーション)の選択
 5.5 結合剤種類の選択
 5.6 高性能砥石と砥石選択の指針
6.研削砥石のツルーイング・ドレッシング
 6.1 ツルーイング・ドレッシングとは
 6.2 振れ取り・形直し
 6.3 目直し
 6.4 いろいろなツルーイング・ドレッシング方法
 6.5 研削砥石を用いる方法
 6.6 ダイヤモンド工具を用いる方法
 6.7 金属を用いる方法
 6.8 放電・電解加工を用いる方法
7.除去速度と研削方法
 7.1 高切り込み・低速送り研削と低切り込み・高速送り研削
 7.2 高速研削
8.研削条件の目安と目立て間寿命の管理
 8.1 砥石の切れ味の劣化と発生するトラブル
 8.2 いろいろなトラブルと頻度
 8.3 研削焼けとその対策
 8.4 表面粗さとその対策
 8.5 ビビリマークとその対策
 8.6 スクラッチとその対策
 8.7 研削現象と見える化対策
9.研削油剤とその供給方法
 9.1 研削油剤の種類と特性
 9.2 研削油剤の選択
 9.3 研削油剤の適正管理
 9.4 環境対応形研削と研削液の供給方法

講師紹介

 ■略歴
 1944年生まれ 職業訓練大学校機械科卒業、工学博士、精密工学会名誉会員、同フェロー、職業能力開発総合大学校名誉教授、
 国際労働機構(ILO)トリノセンターアドバイザ、同大学校長期課程部長、雇用能力・開発機構、産業情報ネットワーク企画室長を歴任。
 また中央技能検定委員、技能五輪競技大会競技委員、同技術委員長、厚生労働省専門調査委員などの公職に就任。
 そしてセラミックス加工研究会を設立、幹事。精密工学会理事、同フェロー、同名誉会員、砥粒加工学会理事などを歴任。
 現在、基盤加工技術研究所(URL http://basetech.art.coocan.jp/)を設立、代表。
■おもな専門分野・研究分野
 切削加工、研削加工
■所属学会
 精密工学会、砥粒加工学会
■書籍名、発行元等
 主要な著書にファインセラミックスの高能率機械加工(日刊工業新聞社),CBN・ダイヤモンドホイールの使い方(工業調査会)
 次世代への高度熟練技能の継承(アグネ承風社),研削加工、基礎のきそ(日刊工業新聞社),
 切削加工、基礎のきそ(日刊工業新聞社),研削の実務ー作業の勘どころとトラブル対策ー(日刊工業新聞社)、
 難研削材加工、基礎のきそ(日刊工業新聞社),治具・取付具、基礎のきそ(日刊工業新聞社),
 穴あけ加工、基礎のきそ(日刊工業新聞社),切削油剤基礎のきそ(日刊工業新聞社),工具研削 基礎のきそ(日刊工業新聞社),
 トコトンやさしい切削加工の本(日刊工業新聞社),トコトンやさしい金属加工の本(日刊工業新聞社),
 機械用語事典、切削加工編(日刊工業新聞社)などがある。