
水素・燃料電池の基礎,政府や産業界への取組み,水素・燃料電池の国内現状,水素、燃料電池の海外動向,水素、燃料電池の課題・展望について,豊富な経験に基づき,事例を交え分かりやすく解説する特別セミナー!!
- 講師
森豊技術士事務所 代表 森 豊 先生
技術士(機械部門) エネルギー管理士 博士(工学) 早稲田大学創造理工学部 非常勤講師
- 日時
- 2025/4/10(木) 13:00〜16:30
- 会場
- ※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講料
- (消費税率10%込)1名:38,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:33,000円
- テキスト
- PDF資料(受講料に含む)
受講概要
- 受講形式
WEB受講
※本セミナーはWEB受講のみとなります。
- 受講対象
製造業のエネルギー利用部門、研究開発部門、新規市場開拓部門、経営戦略部門
市場動向を知りたい企業、商社、調査会社
全容を把握したい若年層、中堅技術者、経営層 など
- 予備知識
特に必要ありません。
- 習得知識
1)水素、燃料電池の基礎知識
2)政府や産業界のへの取組み
3)水素、燃料電池の国内の現状
4)水素、燃料電池の海外の動向
5)水素、燃料電池の課題と展望 など
- 講師の言葉
水素は水から生成され、エネルギーとして使用される過程で二酸化炭素を発生することがなく、使用後は再び水に戻ることから、究極のクリーンエネルギーとして世界中で着目されてきました。
一方、昨年の秋頃には、ヨーロッパやオーストラリアなどの水素プロジェクトが縮小されたり、投資が中止されるという話も飛び込んできています。さらに、米国の新政権は脱・脱炭素に突っ走るような兆候を示しています。
今後、水素や水素と相性の良い燃料電池はどういう方向に進むのか迷うところもあります。その判断のためには、水素や燃料電池にはどのような特徴があり、どのような動向があるのか、基本に返り、もう一度整理する必要があると思います。
本セミナーでは、現状や動向とともに、燃料電池や水素についての基礎知識も解説するので、いま一度全容をおさらいした方々にも役立つセミナーとなります。水素・燃料電池の基本的事項をレビューした上で、これらの技術について全体を俯瞰し、国内の現状や動向を知ると共に、世界はどのような方向に向かおうとしているのかを知る機会を御提供できればと思います。
- 受講者の声
水素とそれを取り巻く環境・機器・動向の全体像が把握できてとても良かったです。
情報がまとまっており大変参考になりました。
有意義な内容でした。
大変参考になるセミナーでした。ありがとうございました。
プログラム
0.水素、燃料電池の背景
【基礎編】
1.燃料電池の基礎
1)燃料電池の原理と構造
2)燃料電池の種類と特徴
3)エネファームの仕組み
4)FCVの特徴と仕組み
2.水素の基礎
1)水素ステーションの方式と構成機器
2) 水素の製造方法
3)水素の特徴
4)水素の用途
【動向編】
1.国内の用途別燃料電池の現状と動向
1)エネファームの現状
2)その他定置式燃料電池の現状
3)FCVの現状
4)燃料電池バス、燃料電池トラック
5)FCフォークリフト
6)鉄道分野、船舶分野等
2.国内の水素の現状と動向
1)水素ステーション
2)水素発電
3)水素の製造
4)水素の用途の全容
3.世界と日本の燃料電池・水素の最新動向
1)日本の動向の全容
2)ドイツ及びEUの最新動向
3)米国の最新動向
4)中国の最新動向
5)韓国の最新動向
4.燃料電池・水素の課題と展望
質疑・応答
略歴
早稲田大学理工学部機械工学科卒業
九州大学工学研究院機械工学専攻博士課程卒業
荏原製作所にて、流体機械及びごみ発電設備の開発と設計を担当。
その後、産業用燃料電池コージェネシステムの開発及びエネファームの商用化を担当。
2018年森豊技術士事務所を開設。
排熱利用システム及び水素・燃料電池システムの技術支援を行う。
所属学会
水素エネルギー協会(HESS)
燃料電池開発情報センター(FCDIC)