課題解決、品質向上、技術向上のセミナーならTH企画セミナーセンター

市場の短納期と低価格要求に応えながらクレームの削減と予防を確実にするための

品質保証を実現する設計部課長のマネジメント

設計部課長に必要なマネジメントのポイント,設計の効率向上,品質向上,納期短縮化,
  業務効率生産性向上の仕組み構築のポイントについて事例を挙げて解説する特別セミナー!!

講師

伊豫部技術士事務所 所長 技術士・機械部門 伊豫部 将三 先生
  富士重工業(株)に17年間勤務の後独立,150社以上で設計技術部門の業務改善の支援に従事

日時
会場

連合会館 (東京・お茶の水)

会場案内

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受講料
1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
*中小企業従業員で、事前の申請が中小企業庁に認可採択されると、
  受講料等費用の2/3以内が補助されるセミナーです
テキスト

受講概要

予備知識

特になし

セミナーのポイント

1・設計部課長に必要なマネジメントの原則とポイント
2・商品企画・開発設計を効率良く進める仕組み構築法の原則と運用のポイント
3・品質を効率良く向上する設計の仕組み構築法の原則と運用のポイント
4・納期を効率良く短縮する設計を進める仕組み構築法の原則と運用のポイント
5・コストを効率良く安く設計する仕組み構築法の原則と運用のポイント
6・業務効率・生産性を高める設計の仕組み構築法の原則と運用のポイント
7・短期戦力化を効率良く進める教育の仕組み構築法の原則と運用のポイント
8・業務評価の仕組み構築法の原則と運用のポイント

補助金対象講座

 このセミナーは中小企業庁の「ものづくり中核人材育成事業」の指定講座につき、
 中小企業の方には受講料,旅費,宿泊費の合計の2/3以内の補助金が支給されます。 
 詳細は下記URLにてご確認願います。
 指定講習会受講希望者の方へ
 事務局ホームページ
  http://www.mstc.or.jp/jinzai/demand.php
 (一財)製造科学技術センター ものづくり人材育成事業部 TEL. 03-3500-4891
 補助金の事前申請締切日:2015年6月25日(木) セミナー申込み締切日:2015年7月28日(火)

参加のおすすめ

 あなたの所では、中国をはじめとする新興国の低コスト攻勢と市場の短納期要求に追われ出荷前に十分な
技術検証もままならず開発や設計不備によるクレームの多発に悩んではいませんか ?
 クレームの約25%は出荷検収後の1ケ月以内に発生し、3ケ月以内では計約40%に、6ケ月以内では計約50%に、
無償保証期間である1年以内では凡そ計70%発生に至る共通実態があります。
 クレーム対策費は多くの企業で売上の2%を越え、原因の70%が開発・設計不具合が占める共通実態があります。
 これを低減・削減するには、市場・客先で製品不具合が発生する前に適切交換対処できる仕組みを考える
必要があります。
 加速試験で劣化を10倍に促進すれば、時間を10分の1に縮めて寿命を把握できます。6ケ月は約180日間ですが、
この間にクレームの約50%が発生します。10倍に加速すれば18日間で不具合有無を検証できます。
 100倍に加速すれば、わずか2日間の検証で不具合有無の把握が可能になります。
 今まで開発・設計不具合に起因するクレーム等の品質問題は、従来の起きてから対処すれば良いと言う考え方に
基づく出口管理方式で開発や設計へ取り組んでいる結果から生じているもので、クレームを未然に防止する
入口管理方式へ考え方を早急に切り替える必要があります。
 出口管理方式とは担当者を先ず決め開発または設計仕様案と計画図または構想図案をまとめさせてからDR会で
点検し問題点を指摘して手戻り、手直しに当たらせる。開発や新規基本設計案をまとめさせてから問題点を指摘して
手戻り、手直しに当たらせる。詳細設計案をまとめさせてから問題点を指摘して手戻り、手直しに当たらせる。
 出図用図面をまとめさせてから検図で問題点を指摘して手戻り、手直しに当たらせる。新規開発部分の
技術検証でも検証結果を見てから問題点を指摘して手戻り、やり直しに当たらせる。何れも後から問題点を
指摘して手戻り、手直し、やり直しを繰り返す取り組み方法です。
 そのため何時も日程と時間に追われ、クレーム予防の充分な対策ができないまま製造と出荷を繰り返し、
品質問題多発繰返しに至るものです。
 入口管理とはDR会が指導的役割を果たし、着手テーマで確保、達成させなければならない要求機能、性能、特性、
設計条件の仕様と計画または構想の骨格と取り組み法を担当者へ指導する。開発法と技術検証法を事前指導する。
 組立図、出図用図面作成前に品質確保上の注意点を事前指導する。技術検証実施法の事前指導では特に
加速試験法を取り入れ耐久試験過程の中で故障前兆候と故障に至る現象の把握方法を事前指導する。
 加速試験で10倍加速すれば1年(365日)分を37日間へ、10年(3650日)分を365日間へ、100倍
加速すれば1年(365日)分を4日間へ、10年(3650日)分を37日間へ短縮が可能となる。従って出荷前に
十分な技術検証へ
取り組む時間が無いのではなく、取り組み法を替えることが必要です。それでも時間が無いと言うのであれば、
6ケ月以内に発生する約50%のクレームの防止を出荷前までに対策を実施し、それ以降に発生するクレームの
予防取り組みの技術検証と対策に出荷後の6ケ月間を掛けてチームを解散せず初期流動管理と併せて
取り組めば良い。開発と設計品質の確保ではクレーム防止を最重点とする取り組み法への切り替えが
求められています。
  前記問題点は、「設計部・課長幹部に必要なマネジメントの役割・実務の要点を十分理解されていないことが
主要な原因です。管理者に必要なマネジメントとは、前記問題点の他に市場で競争力のある商品・製品を企画・開発・
設計できる仕組み、品質を向上する仕組み、納期を短縮する仕組み、コストを安くする仕組み、効率と生産性を
高める仕組みを企業と時代の要求に合わせて構築し、運用し、より改良を継続することが、求められる主な役割です。
  今回のセミナーでは、講師のコンサルタントとしての指導体験から、売れる商品企画・開発・設計の仕組み、
品質向上の仕組み、納期短縮の仕組み、コスト低減の仕組み、業務効率・生産性向上の仕組み構築法を具体的に
分かり易く解説・指導致します。

プログラム

 

1・部課長幹部に必要なマネジメントの原則とポイント
 1-(1)マネジメントとは、時代要求に合った必要な開発・設計の仕組みを創ること
 1-(2)創った仕組みを成果がでる様きちんと運用すること
 1-(3)仕組みを継続して更により改良すること
2・競争力のある商品企画・開発・設計を進める仕組み構築法
 2-(1)商品企画を効率良く立案する仕組みとステップ
 2-(2)開発を効率良く進める仕組みとステップ
 2-(3)設計を効率良く進める仕組みとステップ
3・品質を向上する設計の仕組み構築法
 3-(1)基本仕様を効率良くまとめる仕組みとステップ
 3-(2)途中点検(設計審査・検図)を効率良く進める仕組みとステップ
 3-(3)後戻り業務をなくす仕組みとステップ
4・納期をより短縮する設計を進める仕組み構築法
 4-(1)見積りと大日程表を効率良くまとめる仕組みとステップ
 4-(2)日程遅れを防止する日程表作成の仕組みとステップ
 4-(3)遅延回復対策を効率良く行なう仕組みとステップ
5・コストをより安く設計する仕組み構築法
 5-(1)商品コストを安く設計する仕組みとステップ
 5-(2)開発・設計所要コストを安くする仕組みとステップ
 5-(3)市販規格品を効率的に活用する仕組みとステップ
6・業務効率・生産性を高める設計の仕組み構築法
 6-(1)標準化を時間節約へ役立てる仕組みとステップ
 6-(2)外注補助者・協力者を効果的に活用する仕組みとステップ
 6-(3)機械(コンピュータ)を有効に活用する仕組みとステップ
7・短期戦力化を進める教育の仕組み構築法
 7-(1)経験がないテーマへ着手する開発法修得の仕組みとステップ
 7-(2)蓄積ノウハウを短期習熟する仕組みとステップ
 7-(3)上司・先輩指導負担を軽減する仕組みとステップ
8・業務評価の仕組み構築法の原則と運用のポイント
 8-(1)業務評価の仕組みとステップ
 8-(2)部下自己啓発目標管理の仕組みとステップ
 8-(3)後継者育成の仕組みとステップ
〇質疑応答およびコンサルテーション

講師紹介

 富士重工業㈱生産技術部門へ17年間勤務後、1974年(昭和49年)伊豫部技術士事務所を開設、工場生産合理化・IE改善業務
 技術開発・製品設計部門・生産技術部門改善等のコンサルタントとして海外企業の指導経験も豊富。
 現在まで機械・電機製品メーカをはじめ150社以上の技術部門で技術系社員教育や設計業務改善支援に従事し、現在も
 現役として活躍中。
 主な著書に「設計の経験則101」、「設計者の心得と実務101」、「設計のマネジメント101」、「設計の基本仕様51」、
 「設計の故障解析51」、「設計の凡ミス退治101」、「設計のムダ退治101」など多数。
 これら著書をテキストとする社員教育とセミナー参加者は3万人を超える。