
設計ミス防止のための
毎日のポカミス防止と最後の砦の正統派検図
~企画、設計、試作、生産段階でのポカミス防止と検図の上手な進め方~
商品設計から生産設備設計の全域に渡るポカミスの予防策および
最終関門となる検図の効果的やり方について演習を交えて解説する特別セミナー!!
- 講師
國井技術士設計事務所 所長 技術士(機械部門:機械設計/設計工学) 國井 良昌 先生
日立、富士ゼロックスで設計に従事、富士ゼロックスでは、設計プロセス改革、設計審査長等を経験の後、現職
横浜国立大学 大学院工学研究院 非常勤講師
首都大学東京 大学院理工学研究科 非常勤講師
著書「設計トラブル潰しに匠の道具を使え」など12種
- 日時
- 会場
- 受講料
- 1名:48,600円 同時複数人数申込みの場合 1名:43,200円
- テキスト
受講概要
受講対象
・機械系の全技術者に役立つ。
・研究 /開発 /設計 /生産 /品質管理などのすべての部門で役に立つ
・新人 /ベテラン問わず役に立つ。むしろ、「10年先輩を一気に追い抜く」に相応しい内容です。
実習をふんだんに含めることにより、理解度を深めます
予備知識
特になし
習得知識
1)真の検図方法を習得する。
2)毎日のポカミス防止が、社告・リコールを防止する。
3)図面がない「図面レス時代」に備えた検図方法を習得する。
講師の言葉
図面における図面法の誤りや誤記の検出を「検図」と思っていませんか? 本セミナーは、真の検図を伝授します。 トラブルの94%が設計責任と分析されている中で、本セミナーでは設計ミス防止に 役立つ情報を提供します。 技術者に、今すぐに必要なものは、軽くて簡単な「電卓レベル」のポカミス防止策と最終関門である 検図、その能力の向上と検図システムの構築です。 そこで、日々のポカミス防止活動と日々の検図行為が、実は、社告・リコールなどのトラブル防止策に繋がることを本セミナーで 学びます。 また、目前に迫ってきた「図面レス」時代。図面がない状況での検図のあり方を解説します。 本セミナーは、以下のコンセプトで進行します。 ① 商品企画 ⇒設計 ⇒設計審査 ⇒検図 ⇒試作 ⇒量産まで、商品設計・生産設備設計の全域に渡って ポカミス防止策を指導する。 ② 日々のポカミスを予防する方策、および最終関門となる「検図」の効果的なやり方を、演習を通して解説する。
プログラム
第1章 設計のポカミス撲滅でトラブルを防止する 1-1 ポカミスなくしてトラブル撲滅 1-2 ポカミスをなくす道具達 第2章 企画段階におけるポカミスを防止する 2-1 企画プロセスにおけるポカミス 2-2 6W2HのA4一枚でポカミス防止 第3章 設計段階におけるポカミス防止で後戻りを回避 3-1 設計プロセスにおけるポカミス 3-2 設計段階のポカミス防止は日々の活動にあり 第4章 試作段階におけるポカミス防止でトラブル再発防止 4-1 試作プロセスにおけるポカミス 4-2 重し付けの試作評価がポカミスをなくす 第5章 ここまでくれば楽チン検図ができる(機能検図編) 5-1 検図は最後の砦(とりで) 5-2 事例:手動鉛筆削り器の機能検図を実体験する 第6章 図面レス時代を迎えた検図(生産検図編) 6-1 生産検図を理解する 6-2 事例:鉛筆削り器の回転刃用フレームの生産検図
講師紹介
1978年、横浜国立大学・工学部・機械工学科卒。 日立、及び、富士ゼロックスの高速レーザープリンタの設計に従事。富士ゼロックスでは、設計プロセス改革や設計審査長も務めた。 1999年より、國井技術士設計事務所として、設計コンサルタント、セミナー講師、大学非常勤講師として活動中。 社)日本技術士会・機械部会 ・技術士(機械部門:機械設計 /設計工学) ・横浜国立大学大学院工学研究院非常勤講師 ・首都大学東京大学院理工学研究科非常勤講師